
「ハロー!純一」 石井克人監督 ××
小学校3年生の純一のクラスにミニスカートの教育実習生(満島ひかり)がやってきたことで繰り広げられる珍騒動のお話です。
純一(加藤亜門)は仲良しの6人組でいつも一緒にいます。純一はクラスの前田さん(芽奈)から借りた消しゴムが返せない気弱な性格です。一方、仲間の倉本が母親のために万引きをしたことで、倉本のためにみんなであることを計画するのでした。
小学生は無料と言う「史上初の大作戦」だそうですが、子役たちの演技に自然さがなく大げさで途中イライラさせられます。その上、中学生が小学生をいじめたり大人たちはすぐに暴力をふるうし、無料でも小学生に見せたくない作品です。後半は一応物語の面白さはありますが、中途半端になってしまいました。前の席で観ていた人は眠りをし、目が覚めたとおもったら立ち上がって出て行ってしまいました。その程度の作品ということでしょうか。
タバコは大問題で、実習生の満島が校舎の裏でたびたび喫煙します。(×)その上、子役の加藤が近くに来てもタバコをわざわざ近づけ、虐待をしていました。(×)学校敷地内禁煙のルールも守れない実習生と言うのはいかがなものでしょうか。なお、そのタバコのせいか満島がどうみても大学生に見えず、場末のスナックのママにしか見えませんでした。タバコを吸い続けると歌も歌えなくなりますよ。