
「メキシカン・スーツケース」 トリージャ ジフ監督 西 メキシコ △
2007年にメキシコで見つかった3つの箱の中には、70年前ロバート キャパらが撮影したスペイン内戦のネガが入っていました。ネガの発見をきっかけにスペイン内戦とメキシコに亡命したスペイン人たちを追ったドキュメンタリーです。その貴重な写真はいつしか「メキシカン・スーツケース」と呼ばれるようになりました。キャパと仲間のゲルダ タローとデヴィッド シーモアの写真も含まれ、3人の写真家の足跡と亡命したスペイン人の記憶を重ね、過去から学ぶことの大切さを再認識させられます。マイケル ナイマンの音楽が大変効果的でした。
タバコは、メキシコ人の証言者のサッカー仲間がひとりタバコを持っていました。(△)過去の写真には意外にもほとんど映っていませんでした。亡命する人々はタバコを吸う余裕はなかったのでしょうね。