
「ゲーテの恋 ~君に捧ぐ『若きウェルテルの悩み』~」 フィリップ=シュテルツェル監督
独 ○ ☆
1774年若きゲーテは詩を書いていましたが認められず父親から裁判所の書生として働くよう促され、田舎の町へ移ります。そこで、シャルロッテに出会います。二人は恋に落ちますがシャルロッテは父親が選んだ男と婚約してしまいます。恋に破れたゲーテはその思いのたけを「若きウエルテルの悩み」として書き上げたのでした。
18世紀を再現した重厚な美術や衣装も見どころです。最近はどこの国の話でも英語になってしまい興ざめすることも多いのですがしっかりドイツ語というのもいいですね。ハリウッド映画のアクションと暴力とCGの洪水に食傷ぎみの人にはお勧めです。
タバコは時代的には流通していたと思われますが、無煙です。その点も評価できます。