かづの駄日記  ~ kadzuno・da・nikki ~

秋田県鹿角市から気ままに綴る、名も無き田舎者の喜怒哀楽、一期一会。

改憲したいんだってよ・・安倍さん

2018-08-25 20:39:37 | 日記
自民党の総裁選挙が9月20日に行われます。
党員でもない人にとってはあまり興味のないこと?・・・・いいえそうではありません。

政権党の自民党のトップは国の総理大臣となる訳ですので、たとえ投票権が無いといえども
大いに関心を持つべきです。

現在、お二人が立候補されるようですが、石破さんは立候補を表明され地方遊説など運動もされています。
かたや、安倍さんですが、3選確実との余裕がある様子で、いまだ公に立候補を表明していません。

石破氏は出馬会見で「正直、公正・・・」をと明らかに森友・加計学園問題での安倍政権の対応を意識し、
総裁選の争点としたかったのでしょうが、求めつ続けている公開討論会など一切の要求を
「まだ立候補してません」とこばむ姑息な安倍さんに跳ね除けられている状況です。

立候補表明を遅らせれば、立候補表明から投票日までの期間が短くなり「時間調整ができない」と
討論の機会を最小にできる狙いがあるのでしょう。
ちなみに、自分はどちらかの応援をしているという事はありません・・・念のため

加えて、選挙の争点を「改憲実現」へすり替えています。
はっきり言わせていただくと、安倍さんのような「嘘つき者」には早く総理をやめていただきたいのですが
現実的にはほぼ次も総理の席に着くことは確実です。

そうなると「改憲」への動きは嘘つき総理の下で進むということになります。

自分は、口では「けんぽう、ケンポウ」とよく口にしているのですが
恥ずかしながら、憲法については三権分立、基本的人権、戦争の放棄くらいしか解っていませんでした。
「憲法」って何?と問われても多分しどろもどろの答えしか出せない自分です。
そこで、少しはというか、基本的な「憲法とは?」を知るべく4月ころから小さな勉強会に参加しています。

8月は終戦(敗戦)記念日等で各地で戦没者への不戦の誓いをささげる式典が各地で行われました。
戦争は繰り返さない、させないの不戦の誓い。戦時下での人権を無視した行動や言動の反省。
立憲国家のあり方等を今月は一年で一番考える月です。

国民の基本的人権が尊重され、表現や思想の自由を保障した現日本国憲法が敗戦後の日本人を支え、
日本社会の発展に大きな影響を与えてきたのは事実です。

今、その憲法を大きく変えようとする動きがあります。その論議はとても狭い範囲でしか進められていません。
70余年たった憲法は「今」にはそぐわない部分がたくさん有るという主張も、
いやそんな事は無いという考えももっと時間を掛け大きな議論の中で行われるべきです。

「国民が目覚める前にいい様に変えてしまおう」まったく腹立たしいやり方に、やっぱり安倍さんだと笑って済ませることはできません。

改憲は最終的には国民投票で賛否が決まります。

その時に、憲法って何?というような事で投票をすることは絶対にあってはならないのです。

国のあり方を決めるのは私たち一人ひとりです。

民主主義、立憲国家の憲法とは権力から人を守り、
権力に対して制限を掛け、権力者の暴走を止めるものなのです。



よろしければ、ご参加ください。