武士は食わねど高楊枝

いつもながらのJBCFの対応。これが何を意味するか、選手諸君考えてもみたまえ。
下記はエルドラ宛のメールである。
> 実業団登録チーム代表者各位
> この度、貴チームにJサイクルツアー２０１０チーム登録権取得が決定しましたので、ご連絡します。
> 添付ファイルをご確認頂き、フォーマットに従って、次年度登録の有無をご連絡ください。
> なお、今回は登録の意思確認のため、本登録は来年２月頃を予定しています。
> 返信は１１月３０日（月）までにお願いします。
> 以上、よろしくお願いします。
> --------------------------------
> ＪＢＣＦ本部事務局
> --------------------------------


一応、仮とはなっているが、コンチ以外のTR個人資格234名の中で浪人組が103名もいる。
各チーム4-16名との事であるが、コンチ以外のチームが20チーム。しかし、TRを望まないチームも出てくるであろうから、多少は減るであろう。
その中でも上位チームのメンバーは枠が一杯で、ほぼ確定している。よって、おおよそ移籍可能な枠は9チーム程度。しかし、半分は決まっているだろうから、平均10名程度と踏んで残り5名×9チーム。約50名程度が移籍可能か？
というのも、各チームの御家事情もあり、個人的に加入したくても加入できない事もある。また、機材購入等の交換条件も在り得る。
私の場合で、去年はあるチームから丁重にお断りされた。また、自転車ショップ中心の母体は機材購入等の交換条件が付いて廻る。（過去にも転勤異動で他チームの移籍を検討した事があったが、加入条件は自転車一台を丸々購入して欲しいとの交換条件が多かった。向こうもあくまでもビジネスであるから・・・。）
また、10年度はTR参加の為、登録できるかもしれないが、11年度は10年度で上位に入らないと再度入替戦へ。
となると、どのチームも、個人的な能力があるがチーム事情(下位で)でTRに参加できない選手が優先的になってしまうのか？
いずれにしても、JBCFで11/30締切、その前に調整も必要であろうからリクルート活動は今週の土日前の金曜日が事実上のリミット。
枠が一杯になれば、いずれにしても没になる。
当初、TR上位100名程度と宮田入替戦上位とBR30-50名程度(数が多いのは途中昇格がなかった為)と予想していたが、今回の発表で260名近い選手に資格を与えた。
しかし、よくよく考えてみると、上記理由(各チームの思惑)や正式には後日発表というアナウンス（今回の措置もアンケートに近い格好か？）、今年度当初発表された10年度は13→20レース程度を目標（これも警察の道路使用許可や経済状況を鑑みると素直に実施出来るとも限らない。）という現実離れした事項も考えると、妥当な線なのか？
特に現経済状況では選手サイドに負担が増大なので、本当の意味で経済基盤がしっかりしている選手しか対応できないのも確かなところ。
JBCFもトッププロの理想を追い求めるのは結構な事であるけど、実車連を支えている大多数の選手の視点で地に脚を着けて行動しないと（ここではレースレベルの事でなく、ルールや告知等を事前にもっとオープンに示して頂きたいだけ。決定過程も分からず、内部で考え方が別れており、しかも密室会議。）余程自転車競技が好きでない限り、段々と選手が離れていきます。

ところで、当チームでは移籍に関しては、色々と既に動き始めました。
「JBCFより2010シーズンのTR登録可能26チームとTR個人資格(234名+コンチネンタル)についての発表がありました。
それに関するファイルを送付致しますので、御確認のほど、よろしく御願い致します。
このファイルにある通り、11/30(月)までにTR登録選手数を報告しなければ成りません。
これは「仮」で2月に本登録らしいのですが、一応、現時点でのTR登録の意志を決めて、連絡して下さい。
エルドラードのウェアは標準価格12,075x2(上下)で、年会費(主に振込手数料)は1,000です。
また、○○様もTR個人資格を有しておりますが、どうされるのか聞いてみて頂けると助かります。
よろしく御願い致します。」

ということで、11/30の一時締切に対応するために、11/27(金)昼を締切として、告知します。
「エルドラードは、ショップ系ではない、ニュートラルなTRチームとして、確固たる地位を築いて行きたいと考えております。
JBCFからの発表を受けて、TR個人資格を有する方からの移籍希望の連絡を御待ちしております。よろしく御願い致します。」

武士は食わねど高楊枝・・・とは言っていられない。

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