Sempre Attacco

JBCF JapanProTour 現:eNShare Racing Teamアテンダントのちゃりんこ日記

中華カーボンフレーム投入

2013年11月27日 | 機材
結局、一年越しの投入となってしまった。
中華カーボンフレーム。


よくよく見ると、どう考えても同じ金型だよね。という製品を多く見つける。
台湾にある世界最大の巨人自転車だって、様々なメーカー(?)のOEMを手がけている。
※?を付けたのは、良く雑誌の特集で工場見学&インプレという記事を見ても、その場所で実際には作っていないよね・・・or開発部門や研究所はあるけど製造現場は何故一切表に出てこないの・・・という事を以前から気付いていて、実際は相当数が台湾や中国国内で作られているという事実を知っているから。
カーボンフレームなんてCFRPですよ。要は強化プラスチックカーボン。例えばFRPを作る工場に行ってみれば分かると思うが、金型から出たバリを削る作業なんていったら粉塵が舞って綺麗な工場なんて有り得ません。

また、良く軽いフレームがもてはやされているが、今の時代、当初の駆け出しの頃と違って材料の良し悪しで品質が決まるなんて話は少なくなっていると思う。
軽さと強度なんて表裏一体ですよ。軽くしようと思うなら、カーボンの積層を減らしていくしかない。
まあ、この点(如何に少ない材料で強度を出す)が最終的にはノウハウなんでしょうけど、この点は自分の命を預けている機材なんだから、下手に軽いのも考えもんですよね。
特に、本場ヨーロッパのプロ選手の機材なんて、市販品と違った積層の厚い特別品というものも数多くあるので、消費者は有名選手が乗っているからと言う事で100%信用する事は止めた方が良いと思います。

最後は消費者が自己責任で乗るか、自動車業界みたいにリコールを受け付ける所(受ける事が可能なきちんとした対応を取れるメーカー)しかないと思います。
輪界なんて単に自転車ショーで出てきたメーカーの品物を輸入しているだけの所もあるので、最後はそこら辺りの見極めですよね。

インプレ等は後日。


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