今日は、宅建協会東葉支部の苦情相談会が開かれた。消費者からの不動産取引に関して業者への苦情を聴聞する会である。中には宅建業法とは関係ない相談もあるので、内容を吟味して開催するかどうかを決めて開かれる。私は東葉支部の相談委員長を仰せつかっているので顔を出さない訳には行かない、と言うより開催者の立場である。対象業者、申立人である消費者の方を支部事務所にお呼びして、支部長をはじめ担当役員の方々と中立な立場で聴聞し、自主的に解決できるのであればその方向を探ると言った趣旨である。
詳しい内容は差し控えるが、建売住宅購入後の不具合の修繕に関する苦情であった。苦情相談でいつも感じる事は、初動対応の拙さからお互い感情的になり、解決が難しくなってしまう案件の多さである。クレームがないに越した方が良いが、もし有ったならば、初動の対応が肝心である。
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