1分で読める小さなお寺の法話集

子育て、人材育成に関する法話を実話と歴史から紐解いて書いております。

【住職の法話、考え方を少し変えるだけで、苦しい人生が、楽しい人生に。2269話目】昨年出生過去最低の84万人。単純計算で100年後、日本は8千万人。が、国の予想では、50年後にはその数字に。

2021-10-04 18:44:18 | 法話
住職の仕事ってお経を唱えるだけだと思っている人が多い。が、赤子の名前付けから、萬相談、独居老人の世話(入院世話、死後始末)まで、多種多様。日に何度も檀家の老人達から電話が。「住職さん、電話したが、何の用事で電話したか忘れた」と。「頭の中で忘れたんだろ。なら、その内、頭の中から出てくるよ」と。

【追伸】
現在、この国の独身者、その数の何と多い事か。そうなるからには、そうなる理由があるだろうが。人間は皆、事情を抱えて生きている。事情の塊が人間だからね。人間は歳が増すにつれ、失っていくものばかり。職、親、友人、伴侶、健康、と。最後は自力で食事も、大小便も、風呂も、寝返りも。誰かの世話にならなければ、人間は皆、生まれてくる事も、死んでいく事も出来ない。誰かの世話って、いったい誰の世話を受けるの。この話は個人的な世界を言ってる訳ではない。子供を産んで、育ててなかったら、世の中に世話する若者(介護士、看護師)がいなかったら。さてさて、この先、どうなるんだろうね。今の子供達の時代の問題。










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