平成20年、新しい中学校学習指導要領が告示され、「1学年、2学年においてはすべての生徒に武道を履修させること」になった。必修化のねらいは武道の持つ教育的価値、生きる力を育むといった期待であろう。全面実施は24年度からであるが、準備は様々な形で進んでいる。
武道の必修化は柔道にとって追い風とばかりは言えない。授業で実施されるとなれば、保健体育科教員が指導にあたることとなり、柔道の専門家でない可能性も高い。さらに、施設の面でも充実している学校はどのぐらいあるだろうか。こういった状況の中で授業が展開されることによって準備を怠れば、かえって柔道のイメージを悪い方向に持っていきかねない。
これまでも一般の人の柔道のイメージが授業でのそれが多く、「受け身だけで終わった」「痛い」「くさい、面白くない」といったネガティブなものだ。
私自身、現在、新しい教科書の「柔道」パートを受け持って執筆している。参考のためにこれまでの教科書や参考書のようなものを一通り見てみた。どれも大きな差はなく、一通りを如才なくカバーしている。専門家の私たちが見れば問題ないが、柔道が専門でない先生がみてわかるかどうかという点では疑問もある。また、指導のしかたも昔からそれほど変化もしていないのかもしれない。
例えば、支え釣り込み足や膝車などがはじめに出てくるが、初心者にとって危険は少ないが体さばきなどは難しい。大腰も初心者には定番だが、初心者の女の子には意外と肩への負担が大きい。子供達の体力も昔と今ではずいぶん違う。体格は良くなったが体力は落ちているのが現状だ。
投げたり、投げられたりという柔道の醍醐味を味わいたいという生徒も多い反面、はじめから拒否してしまう生徒も少なくない。
全柔連でも必修化に向けて取り組みを始めているが、それだけでは足りないかもしれない。おそらく外部指導者の要請などもでてくるだろう。柔道を知っているということと、短い期間で柔道の楽しさや醍醐味、達成感を味合わせるというのは違う技術だともいえる。
先日もある地区に頼まれて指導者講習会を行ったが、私たちが考えているものと一般の人が教えてほしいとのぞんでいることに違いがあることもわかった。こういった溝のような部分はおそらく実践でしか埋まっていかない。
強化も重要だが、普及も重要だ。必修化をチャンスと捉え、柔道界が積極的にイニシアチブをとって指導力を発揮していくべきだと思う。そしてこれを機会に初心者指導のバイブルのような物を作成してもよいだろう。
武道の必修化は柔道にとって追い風とばかりは言えない。授業で実施されるとなれば、保健体育科教員が指導にあたることとなり、柔道の専門家でない可能性も高い。さらに、施設の面でも充実している学校はどのぐらいあるだろうか。こういった状況の中で授業が展開されることによって準備を怠れば、かえって柔道のイメージを悪い方向に持っていきかねない。
これまでも一般の人の柔道のイメージが授業でのそれが多く、「受け身だけで終わった」「痛い」「くさい、面白くない」といったネガティブなものだ。
私自身、現在、新しい教科書の「柔道」パートを受け持って執筆している。参考のためにこれまでの教科書や参考書のようなものを一通り見てみた。どれも大きな差はなく、一通りを如才なくカバーしている。専門家の私たちが見れば問題ないが、柔道が専門でない先生がみてわかるかどうかという点では疑問もある。また、指導のしかたも昔からそれほど変化もしていないのかもしれない。
例えば、支え釣り込み足や膝車などがはじめに出てくるが、初心者にとって危険は少ないが体さばきなどは難しい。大腰も初心者には定番だが、初心者の女の子には意外と肩への負担が大きい。子供達の体力も昔と今ではずいぶん違う。体格は良くなったが体力は落ちているのが現状だ。
投げたり、投げられたりという柔道の醍醐味を味わいたいという生徒も多い反面、はじめから拒否してしまう生徒も少なくない。
全柔連でも必修化に向けて取り組みを始めているが、それだけでは足りないかもしれない。おそらく外部指導者の要請などもでてくるだろう。柔道を知っているということと、短い期間で柔道の楽しさや醍醐味、達成感を味合わせるというのは違う技術だともいえる。
先日もある地区に頼まれて指導者講習会を行ったが、私たちが考えているものと一般の人が教えてほしいとのぞんでいることに違いがあることもわかった。こういった溝のような部分はおそらく実践でしか埋まっていかない。
強化も重要だが、普及も重要だ。必修化をチャンスと捉え、柔道界が積極的にイニシアチブをとって指導力を発揮していくべきだと思う。そしてこれを機会に初心者指導のバイブルのような物を作成してもよいだろう。
私も中学高校大学の体育の授業で習い初段を試合で取得したものです。
中学の外部講師を20年している人に聞きました。ほとんどボランテアで本人は納得しています。但し後輩は敬遠しているとの事。
学校は問題生徒を押し付けるばかりで理解に欠けるとの事。
教育も大事ですが講師への納得できる報酬、立場の確保も是非取り上げ願います。
先生も諸々の報告書つくりで残業していますが
誰も残業してくれと頼んでいません、予算配分も首を傾げる点があるようです。
教員による似非柔道指導員ばかり増やしてもマイナス面も出てくると危惧します。
特に女子は
小中と柔道を続けても
高校になると部活としてやってる
学校が少なく、中途半端に強い子達は
トップでやるか辞めるか?
選択肢が非常に少なくさまざまな
弊害が出てると思います
見ても遣っても楽しい柔道
是非もっと普及してほしい
説に願います。
たびたび指導者養成や指導法などが話題になりますが「日本体育協会 公認柔道指導員&公認コーチ」なるものが存在することを知りました。
柔道には指導者になるための講習・資格などは無い物だと思っていたので、少し安心しました。しかし
共通科目を35時間、専門科目が指導員で40時間 コーチで60時間の講習が必要で、しかも場所は講道館なために、資格保持者はあまり多くないように思われます。
私も公認柔道指導員に挑戦してみたいものですが地方在住ではやはり難しいでしょう
大学や全日本のコーチ・監督の方々はもっているのでしょうかね?武道専科のある大学では取得できるようですが・・・
まずは柔道必修化に尽力下さった安倍晋三元総理を始めとする自民党の政治家の先生方並びに関係者の皆様方に感謝申し上げます^^
「柔道必修化が講道館の地位や利権を守るのに利用される云々」のコメントがありますが、
大切なのは、
柔道必修化を通じて日本の子供たちの心身両面に良い影響を及ぼすことが出来るか否かです。
ここは山口先生を始め現場の指導者の皆様方を信頼し、頑張って頂くしかありません。
東京への五輪招致に関しても全く同じですが、
松岡修造さんのように、
「日本の子供たちに五輪を直接見せてあげたい」という純粋な動機に基づき活動している人たちの熱意を、
「国に利用される、政治家に利用される」という
反国家的・反体制的・反日的な歪んだ政治的立場から
踏みにじろうとする卑しい輩が今の我が国には非常に沢山存在するようです。
真に柔道を復活させるため、我が国への五輪招致を成功させるためには、
このような輩(やから)の同類が(マスコミを中心に)今の日本には一大勢力として根強く存在することを自覚し、
このような勢力といかに対決していくかを考えなければならないと思います。
「条件」とは・・・・
1.柔道をできる設備
2.指導できる指導者
です。
これが不十分なままで行われた時に事故が起き、かえって逆効果になることを危惧しています。
ある中学では、男女とも1年に数時間の柔道の授業をしていますが、授業中の骨折事故をきっかけに、女子の父兄を中心に「危険な柔道の授業をやめさせて」との署名運動が行われたことがあります。
1.設備
体育館の床に畳を何枚か敷いて授業を行っていました。ある時、畳がずれて、その間に足が挟まり、生徒が骨折しました。
体育館に試合会場を設営する場合、畳の下に滑り止めのゴムを敷き、畳の端にはストッパーを置いて行うことはよくあることだと思います。それでも時々畳がずれて直したりすることがあります。
授業の時の畳は、床に直接敷かれ、ストッパーもなしで動きやすくなっていました。事故の後、ストッパーを借りることにはなりましたが。
柔道場を持たない中学がほとんどと思われますが、事故のおきない環境を整えて欲しいです。
2.指導者
柔道の指導のできない中学の体育の教師は多いと思います。あるいは、中途半端な技術を持った教師が素人の生徒を相手に模範演技を見せたり、教えることの危険はないでしょうか?
模範演技の相手になった柔道部の生徒が不安を覚えるような教師がいたそうです。
中学生という年代は特に男子は暴走しがちです。40人もの生徒を一人で指導する教師は大変です。
授業であればなおさら、事故は許されません。だからといって、受身だけでは生徒も興味を持てないでしょう。
武道の必修化に反対しているわけではありません。せっかくのチャンスです。きちんと環境を整えて進めていただきたいと思います。
山口先生がどこまで意識しておられるかは存知ませんが、
今日の我が国では、
「政治」
と
「スポーツ(柔道のような武道スポーツを含めて)」
は、
絶対に切り離すことが出来ない
状況にあります。
「中学校で武道の必修化が実施される」と
山口先生のブログに書かれているのを見た時の愚生の最初の感想は、
「えーっ嘘じゃないのー(失礼)信じられない」というものでした。
というのは
今日の我が国の教育界や政界には、
「日本という国の解体」を目的とする日教組や社民党・共産党まではいかなくとも、
「武道=軍国主義」という狂信にとらわれている人達が非常に数多く存在し、
その人達が「中学校における武道必修化」に対してどのような反応を示すかは明らかで、
そのような反対の声に抗して武道必修化を中学校で実施することは不可能にちがいない
と愚生は思っていたからです。
自民党の安倍晋三政権が何故あそこまで日本のマスコミから袋叩きにされたのか?
今回
「武道必修化は自民党安倍政権の成果」
だという事実を知り納得した次第ですが、
鳩山由紀夫氏の
「日本列島は日本人だけのものじゃない」
という発言や、
日教組出身の民主党参議院会長・輿石東氏の
「教育に政治的中立などあり得ない」
という発言
を日本のマスコミが完全に黙殺した一方、
自民党の中山成彬氏の
「日教組は日本のガン」
という至極まっとうな発言が
マスコミに袋叩きにされた現実を見れば明らかなように、
日本のマスコミが、
「日本人に悪しかれと考える売国奴=良い人」
「国を想い、国を愛し、日本国民に良かれと考える人=悪人」
と狂信している現実が浮かび上がってきました。
すみません^^話が脱線しました、
我々日本人に限らず、
世界中の全ての真っ当な人間が、
【スポーツや武道を大切にしたい】
と考えるのは、
スポーツや武道を通して
「立派な人間=社会に有益な人間=社会に害を与えない人間」
を育てたい。
「スポーツや武道は我々人間が生きている国や社会に有益だ」と確信しているからです。
しかし、
今現在の日本には、
「社会に有益な日本人」
「自己中心的ではなく社会性のある日本人」
「規律・秩序・道徳を大切にする真面目な日本人」
「自分の生まれた国を愛し、自分の生まれた国に感謝する日本人」
が日本に増えると、
政治・経済・スポーツを始め、
あらゆる分野における日本の国際競争力・日本の国力が高まり、
キ・ケ・ン・だ。
と考える
頭のおかしなな人達
が
日本のマスコミ業界・教育界・政界・官界に
沢山沢山存在するという背筋が寒くなるような恐ろしい現実があります。
この異常な人達は、
「反国家的・反体制的・反日的・反社会的」な自分たちの偏向した政治的立場・政治的価値観から
スポーツ(武道)を常に政治的にとらえ、
スポーツや武道が
「社会に有益な日本人」
「自己中心的ではなく社会性のある日本人」
「規律・秩序・道徳を大切にする真面目な日本人」
「自分の生まれた国を愛し、自分の生まれた国に感謝する日本人」
を育てるのに
利用されない
ように常に監視の目を光らせているというわけです。
話が饒舌すぎて意味不明です。
ただ一点「スポーツ、武道は政治と切り離せない云々」とありますが、世間には日本体育協会に属さずとも、立派に運営している武道団体も多数あります。反面、拘束されないメリットもあります。
どちらの優劣を言うものではないですが、柔道が必修化になること自体は素直に喜ぶものです。成功していると信じたいので、これを機会に諸問題を整理解決し他の武道の規範となるよう一層努力を願うところです。政治は実際無視できませんが、今回無関係です。