都立上水高校 第1期社会科部OB・OG会公式ブログ

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奥多摩をゆく ~文字でふり返る奥多摩研修~ 第14回

2005年12月31日 17時20分01秒 | 【連載】奥多摩をゆく(完結)
檜村の謎(2)
 整備された階段が下まで続いており、先生や私、会長などから降りて行った。
 そして下に到着し、出納担当らも降りてきた。しかし、何故か全権代行と副代表が降りてこない。恐らく、2人とも猫を撮影しているのだろうと思って待っていると、全権代行だけが降りてきた。そして、「副代表に行こう、といったのですけれど、バスを撮影していて反応がないんです。」と報告して下さった。どうやら、副代表は橋詰バス停に停車中の、西東京バスを撮影していたようである。そういえば、先ほど副代表が「バスの発車する様子を写します。」と言っていた気がしたので、しばらく待つことにした。下からも、バス停に停車中のバスは見られた。会長がバス停の向こうに交番のようなものがあるのを見つけ、「あれは派出所?」と戯れていた。
 しかし、いくら待っても副代表が来ない。バスも降車する客が多いようで、なかなか出発しない。だが、ようやくバスは出発し、しばらくして階段の上の方に副代表の姿を確認した。しかし、それでも降りてこられない。私どもを上空から撮影なさっているのである。副代表の、熱き「カメラマン魂」を実感した。


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