僕について

人生も半ば? 誰かの役に立つかもしれないから、自分自身について語っておこうと思って。超私的blog。他2つもよろしく。

ギャップ(その1)

2005-05-12 15:15:15 | 僕のこと(これがメインテーマか?)
「ギャップ」

僕は(国際)結婚してから、さらに息子が生まれてから、様々なこれに遭遇している。

まず第一はこれ。

第一のギャップ:生活

-before-
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 僕は結婚前は隊長と呼ばれるぐらい毎日飲みに出かけていました。飲み相手を探しては、飲みに行く。それも一軒ではない。最初に居酒屋。次に別の居酒屋。時間も遅くなると、お姉さんいるオミセへという生活パターン。仕事を結構遅くまでやっても、飲みに行く。結果、帰ると朝方。そのまま会社へ行くか。ちょっと寝て、フレックスで10時に会社へという状況であった。会社ではつまり常に二日酔いか、酔っぱらい気味で調子悪い中仕事をし、夕方になると復調してきて、仕事後にのみに行くと言う生活であった。
このほかに音楽関連のオーディオだのキーボードだの、CD等(一度行くと10枚はまとめ買していた)とばしばし購入。

当然お金は湯水のごとく使う。しかも、健康診断の尿検査や血液検査は必ず引っかかる。

まあ当時は残業も半端ではなく、実家に住んでいたのもあるため、それでも貯金を食いつぶすことはなかったが。

しかし、のんべ人生まっしぐらで、このまま続けていたら、肝臓でも壊して、「ハイさよなら」という状況であった。
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そして、そんな僕もようやく結婚したいと思う人に巡り会い。単身、海を渡ってまでも、嫁を獲得に行った。
フィリピン人妻の気質など本で読み。結婚した人の談話を見ていると、大抵はのんべだった人間が、全く外に飲みに行けなくなっただの、やきもち焼きで電話が頻繁にかかってくるだの書かれており、まあしょうがないかと半分覚悟はしていた。

-after-
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現在は昔の仲間か、ちょっと飲んだことがある人以外は僕がのんべであることは知らない。なぜならば、飲み会など参加することがほとんどないからだ。これは息子も理由の一つなのだが。

端から見ると仕事一辺倒のまじめなおじさんに見えるのかしら?

湯水のごとくから、涙のしずくになってしまいました。お金を使うのは飲食代がほとんど。(この飲はジュースとかね)たまに本を買うぐらい。

人間慣れとは恐ろしいもので、最初はギャップに禁断症状のごときもありましたが、今では当たり前のよう。過去と比べると、聖者のごとき生活です。もちろん家では酒を飲みますが、それもせいぜいビール大瓶一本程度。
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-このギャップによる弊害-

突然の飲み会等に参加しにくいこと、会社の仲間とのノミニケーショが減ったこと。ストレス発散の場がなくなったこと。たまに飲みに行くとほとんど泥酔してしまうこと。うまい日本酒が飲めなくなったこと。馬鹿話があまりできなくなったこと。

まあ、ほとんど自己都合が多いですね。

-よかったこと-

(たぶん)寿命が延びたこと。家族を得たこと。新たな人生を歩めたこと。

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まあ、あまりの生活の変わりように、飲み仲間は「ちぇっ、つまらねーな」と思ってるでしょう。でも、本当はもう少し頻繁に外にのみに行くことも可能なのですがね。これは僕の努力が足りない。かみさんは適度に飲んで遅い時間に帰らなければ、週一回でもOKだといってくれているんですが、僕は飲むと時間を忘れて、ベロベロに酔っぱらってしまうんでね。意志が弱いですね。今のところ飲みに行かないという対処方法しかないのです。

最初、僕はこの厳しさはいわゆる世間で言われるフィリピン人気質によるものかなと考えたこともありました。今はそうは思っていません。一日家にいるかみさんと本音で、話をし、相談をする相手は僕しかいないわけで。僕が今もかみさんと子供をほったらかして、飲み歩いていたら、結婚している意味はないですからね。(まぁ、ダンナが遊び歩いても成立している家庭もありますが...。どうなっているのか??)

特に国際結婚では相手が親戚も友達もいない世界に飛び込んでくる訳ですから、知ってる人はパートナーだけという場合が多いですよね。パートナーはただ結婚相手ではなく、友達であり、よき相談相手でなくてはやってられないでしょう。(これは別に国際結婚に限らないと思いますが、特にね。)
その状況で俺は日本人だから当たり前なんだ。いちいち俺のやることに文句を付けるな。黙ってみてりゃいいんだよ。なんてことではすぐにさよならでしょう。かみさんに主導権を握られていると言う見方もあるようですが、決して僕はそうは思いません。当然かみさんは日本という国に来ていろいろな弊害がある訳ですから、言葉、文字、習慣の違い、当然日本人同士だって、そう言うことはありますが、まだましでしょう。従って、僕が180度生活を変えることぐらいは必要だと思います。人によって違うでしょうが、家のかみさんは決して日本に住みたいと思っている訳ではありません。たまたま、結婚した相手が日本人だから仕方がないと思っているのが事実です。

僕が逆の立場だったら、とても耐えられないでしょう。

つまり、僕が感じている以上に、かみさんは「ギャップ」を感じているわけです。

コメント
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