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僕について

人生も半ば? 誰かの役に立つかもしれないから、自分自身について語っておこうと思って。超私的blog。他2つもよろしく。

父の日か、、、

2012-06-17 21:36:10 | 娘(アトピー&発達障害!?)
父の日。

生まれてから、多分、父の日に何かした事はないと思う。もちろん今日も父には何もしていない。

まあ、今何か父にしようと思ったところで、15年も前に死んでしまった男にどうもこうもない。

父親に対して親孝行したのは多分生まれてから、数年だけであろう。死んだ後の父の残した記録を読む限りは明らかな事実である事は人間としてさみしい限りである。

そんな僕は今日初めて娘から父の日のプレゼントを受け取った。多分今後娘は忘れてしまうだろう。そして、最初で最後の親孝行かもしれない。

今朝はいつもの通り日曜日は早起き娘、お腹が空いたから早くしたの部屋に行こうよと、僕を起こす娘。しつこい娘の攻撃に、ちょっと意地悪で、「今日は何の日だっけ?」って言ってみたら。

「そっか、わすれてた。わかった。ママ先におりててもいい!」

その後、かみさんにOKをもらった娘は、したの部屋に降りると、ドタバタと落ち着きのない感じで歩き回っている。そして、何か聞き取れないが、聞こえるぐらいの声で独り言をいいながら、何かしようとしているらしい。

そのうち、テーブルにスプーンをおくような音が聞こえてきた。

かみさんと「何してるんだろうね。ご飯の準備なんかできるわけないんだから、パンでも出しておけばいいのにね」などと話していた。

しばらくしてから、「みんなー、ごはんの」じゅんびできたよー。降りてきてー」

かみさんも僕も、いったい何を用意したんだか、びっくりして、まずは僕が慌ててあベッドを飛び出てし、様子をみに降りた。

果たして、、、、、


娘には悪かったけど、大声で笑ってしましましたよ。


テーブルには家族の分きちんと所定の位置にパンが一つずつ並べておかれていました。ちぎりパンというやつですが、その真ん中にはフィリピンの甘いピーナツバターがしっかり入っていました。

そう、上で聞こえていたスプーンをおくような音は娘がバターナイフでピーナツバターを塗ってテーブルにおいていた音なのでした。テーブルにはピーナツバターが点々と残ってましたから、

しかし、どうしようかと悩み、独り言を言っていたのは自分が何ができるかを考えた挙句、パンをちぎって、みんなの分を用意し、ピーナツバターを塗る事だと思いつくまでの過程だったのだと、

成長してるんだな。

その思いと、その行為だけで、素晴らしい父の日だったと。


そして、これが僕が覚えていて、娘の記憶にはなくなるかもしれない最後の親孝行かもしれないと、我が身を振り返った父の日。






人生の選択

2010-10-14 21:10:10 | 娘(アトピー&発達障害!?)
一人の人間の人生を決める。そんなことを僕がすることになるとは・・・親なら当たり前のことなのだけど・・・。

5歳の娘の人生を決める最初の選択があります。

3歳になるまで言葉を発しなかった娘。福祉施設に行き、保育園へ障害枠で入って、みんながびっくりするほどのびました。でも、同じ5歳の子と比べると、少々遅れている部分もあります。

そんな娘を保育園の薦めもあって、市の修学相談のシステムに乗せて、今から最終診断にかかろうとしています。

やはり、いわゆる知的検査は5歳のレベルとしては最低ラインでした。このまま、修学相談の最終診断にかかれば、間違いなく特別学級への入学のレッテルを貼られるでしょう。

しかし、最終判断は親の意志であるため、どういわれようと普通学級に入れるつもりですが、大変な事になる事は目に見えました。

息子の時は盲目に、重度知的障害であっても、普通学級に入れようとしました。

その時の修学相談の反応は、入った後にどうあっても必ず、養護学校に入れるように何度でも相談します。というスタンスだったのを思い出しました。

今考えれば、息子を普通学級に入れるという考えが、如何に無謀だったかと言うことはわかります。


でも、娘はよく学校にいるちょっと遅い子で済ませ荒れるレベルに十分いると思います。昔だったらクラスに何人かは当たり前のようにいたはず。大学に行く学力は身に付かないけど、十分に普通の生活を送っていける子。

その子には障害というレッテルは貼られていません。世の中では「ちょっと足りない子」とか、「ネジが一本はずれてる」程度で済むでしょう。

それなのに、修学相談の最終判断を受けたら、娘は障害児というレッテルを貼られて、ずっとそう言う目で小学校でも、中学校でも判断されるようになってしまうわけです。

娘の人生の第一歩が、親の判断で決定されてしまうのです。そして、それを一生引きずるかもしれない・・・。

少しでも可能性があるのであれば、それに掛けてみた方がいい。最初はそう思っていたのですが、保育園の先生に一応判断を受けた方が・・・。息子のことがあったので、揺らぎ、それが正しいと思いこんで進み始めていた。

本日、その判断が間違いかもしれないと、気づかせてくれる電話をいただきました。福祉施設で何度もぶつかり、何度も相談し、そして助けていただいた人でした。保育園に入ってからは疎遠になっていました。その福祉施設のトップになっていたため、話す機会もなくなっていたのは確かでした。

それなのに、今回の僕らの行動が気になってわざわざ電話を掛けてくれたようです。

来週早々に、修学相談はキャンセルします。

娘の力に掛けてみようと思います。

もちろん、普通学級に入って問題が出てから再度その修学相談を受けることは可能なのです。

最初から可能性をつぶす必要はない。そう信じて進もうと、かみさんと改めて今日決断しました。

娘の人生の選択はまだ、先に。


普通の小学校に・・・

2010-10-01 14:34:37 | 娘(アトピー&発達障害!?)
娘も来年保育園を卒業です。

さて、悩みどころは「どこに進学させればよいのか。」

何の問題もなく教育に熱心なご家庭ならば、地域の小学校に行かせるか、私立に入れるかなどで、これに悩むのでしょうけど。

我が家の場合は違います。

普通(公立の普通学級)の小学校に入れるのか、特殊学級に入れるのか、養護(特別支援)学校に入れるのかということを悩むわけです。

まあ、特殊学級がや養護系の私立の学校もありますが・・・。

息子の時もそうでしたが、まずは市の就学相談に行きまして、市の福祉センターで、発達検査を受けて、さらに就学相談員が保育園へ子供の様子見に行き、さらにそれらの結果をもとに、専門医が集まる中で娘が観察やらテストを受けて総合的に判断してもらうのです。

もちろん最終的に決めるのは「親」ですが。

さらに言えば、就学相談後にその後のプロセスは受けないで、普通の小学校に入れますって、自分で決めてもいいわけです。

でも、やはり発達障害として、福祉センターに通い、障害枠で保育園に入っているので、客観的な判断をもらいたいのが心情です。

息子の時は逆に何が何でも普通学級に!!って燃えてましたけどね。それは、叶わぬことだったと今ならよくわかりますが・・・。

娘の場合は99%、普通学級に入れようと思っています。遅れは目立つものの、知的問題はないのでね。

まあ、学校に行ってから、着いていけない。仲間に入れないなどの問題が生じてきたら、その時に考えるしかないかなと。できるだけ普通の世界で成長していって欲しいから・・・。普通の世界って何?ってのはありますが、まあ僕程度に・・・。

今月末に就学相談で専門家たちの観察があり判断がでるです。大丈夫だと思うけど、不安ですねw

誕生日の力

2010-01-27 12:08:28 | 娘(アトピー&発達障害!?)
昨日、娘が5歳の誕生日を迎えました。

保育園に入ってから著しく成長を見せてくれました。まだまだ、他の子に比べて遅れているところも見られますが、思った以上に成長している部分もあります。

工作や創造性については上手下手は抜きにして、秀でているように思えます。昨日は白い長方形の紙を見せて、携帯電話だよというのです。白い紙には四角と多少の模様が書かれているだけです。

どこが?と思ったのですが・・・

二つ折りになっていて、開いたら小さな□がきれいに並べて書かれていて、そこには数字が書かれていました。携帯電話のボタンですね。6が反対に描かれているなど、こども定番の間違いはあるものの、よく考えたとほめてあげました。

そして、保育園での出来事。

今まで、先生がこれできる人とみんなの前で何かをさせる課題では手を上げたり、人前に出たりしなかった娘ですが、

誕生日のその日に自分から手を挙げて、みんなの前でロールプレイングしたようです。

朝から誕生日にご機嫌だった娘でしたが、そんな力を発揮するなんて。

間もなく47歳になる僕には誕生日はただの日。

5歳の子供にとっては大きな力を産む日なのですね。感動しました。

無視・・・

2010-01-22 10:28:26 | 娘(アトピー&発達障害!?)
昨日はいつもより早く帰れたんで、子供たちもまだ寝室ではなく、居間にいました。家に帰りつくと、息子がいち早く玄関に。

娘は机に向かってひらがなの勉強をしていたようで、忙しかったみたいです。それで、ちょっと待っててと息子に言ったようですが、息子はそんなこと理解できませんから、一番病の娘は最初に玄関には出てこれませんでした。

そして、部屋に入って行って、娘に「ただいま」と言ったのですが、無反応。机に向かって何やらやっています。

側へ行ってただいまといっても机に向かって無表情で、反応がありません。

先に息子に玄関に出て行かれたので、どうやら怒っているようです。

その怒りが僕に向いてその結果、「無視」!


その後何とか仲直りしましたが、難しいですね。

その無視している態度を見て、将来が少々怖くなりました。

仲よくしてね。

2010-01-21 13:28:49 | 娘(アトピー&発達障害!?)
まだ、小学校入学までには1年ありますが、お絵かきと工作が大好きな娘に学習机を買ってあげました。

学習机を買うなんて、何十年ぶり・・・。

いや、自分で買ったのは初めてですね。息子は残念ながらお勉強はできないので、机を必要としなかったので、今後も・・・。娘には1年早く買ってあげてもいいやと思ったのです。

今まで机もどきの前に座って一生懸命絵や工作をしているのを見て、まともな机を買ってあげなければとかみさんは思ったようです。

新しい机、本物はお気に入りのようで、常に机の前にいるようです。

プリキュアのテーブルマットも届いて、後は椅子さえまともなのを買ってあげれば完璧です。

昨日は僕に腕時計を作ってくれました。

数字も書けるようになってきたようです。

ひらがなもこれから練習予定。読むのは一文字一文字でも何とか読めるようになったので、後は書く方です。

1年後は普通の小学校に上がれるような気がしてきました。

けっこんしてください。

2010-01-09 14:06:27 | 娘(アトピー&発達障害!?)
朝、プロポーズされました。


娘が手を握ると。

「パパ けっこんしてください。おねがいします。」


うれしいこと言ってくれるじゃないですか。悪い気はしませんね。


けっこんてなあにって聞いたら、一緒にずっといることだって。

そのあと、女の先生やママともけっこんしたいな。と言ってました。

一応、結婚は男の子とするものだと教えておきましたが・・・。


元気娘復活

2010-01-06 21:18:04 | 娘(アトピー&発達障害!?)
休み中は本当に参りましたよ。

明けてからも昨日まで娘に振り回されました。

休みに入ったとたんに風邪を引いて翌日高熱でやっと熱が下がったのが、1月1日でした。その日はちょっと元気でしたが、食事が取れていなかった分、午後は眠りについて、それでも、1月2日は元気になったようでした。おばあちゃんのところに行くとお土産まで作って。

実家では元気でしたが、昼時になると「お腹すいてない。ごはんおうちでたべればいいよ。」

ぼそっと「ほっぺいたい」。

その日はチョコレートやお年玉、アンパンマンのDSソフトを買ってもらい上機嫌で帰ったのですが、家に着くと、急にしゃべらなくなり、食事もしないんです。

そうしたのかとかみさんが聞くと、「ほっぺいたい」。

風邪をひいて熱がある時に妙にほっぺたが赤く、おたふく風邪かと思ったくらい膨れていたんですね。でもその時は痛がっていなかったし、医者にも別に何も言われなかったのです。

この腫れが別の問題を引き起こしました。ほっぺたの内側も腫れていたようで、実家でおやつを食べた時に噛んでしまったようです。それが腫れとともにひどくなって、ほっぺたの内側が痛かったんですね。

それから、僕のことは嫌いと言って口をきかないし、ご飯も食べないし、何かと泣くし、遊びもしない。

あれだけおしゃべりな娘がしゃべらないとさびしいものです。

それが、昨日まで続いてました。

病院でもらった塗り薬がきいたようで、痛みはかなり引いたようです。

昨日からまたもとのおしゃべりに、僕のことも嫌いじゃなくなったようです。

しかし、父親に似て痛みに弱いようで、僕の2、3倍ひどいですね。

これは性格なのか、心の問題なのか・・・。

休みから約10日程度参りました。

風邪風邪吹くな・・・・

2009-12-30 11:03:13 | 娘(アトピー&発達障害!?)
28日に仕事納めして、娘の保育園も休みに入りました。

29日からはお休み。

さて、実家に連れていったり、買い物したり、お出かけしたりと、忙しいなと思っていたら・・・。

昨日朝起きると娘が咳をしています。気持ち悪いとか。。

熱はないので、風邪薬を飲ませて、取りあえず病院へ。

その日はその後元気100倍になったのですが、その夜早くに寝たのですが、夜中に何度も目を覚まして、「パパいっしょにここにきて」とか細い声が・・・。それを何度も繰り返して、すっかり寝不足気味・・・。

朝娘が起きてきて、まだ元気そうでしたが、咳が昨日よりもひどい。

その内、何日目がとろんとしてきて、喉が痛いと言い出してきたので、熱を計ると39.6度!!

今日は救急休日診療を同じ病院でやっているので、朝から行って来ました。

案の定喉が腫れているとのことで、抗生剤と解熱剤を処方してもらいました。まあ、インフルエンザではないでしょう。

しかし、この正月休みはどこへも出かけられなくなりました。1月1日にいつもは深大寺に年越えそばを食べに行くのですが、今年は無理かも・・・。

娘も一年の疲れが出てきたんですかね。

誕生日はパパが・・・!?

2009-12-25 18:41:30 | 娘(アトピー&発達障害!?)
昨夜プレゼントを枕の下に隠し、少々見えるように、娘が別途へ上がるとわかるようにしておきました。

別途に上り枕の方を見たら。

「あーっ!なんかある。プレゼントだ。サンタさんきたの?どこ?」

サンタさんはもうかえっちゃったよ。

「そうか、サンタさん。もうかえっちゃたんだ。どうやってきたの?」

どうやってきたんだろうね。

「でも、よかった。プレゼント さんこもあるよ。わー」


ものすごくうれしかったようです。

息子の時には見られなかった光景。感無量です。



1月は娘の誕生日。パパからサンタさんに負けないプレゼントをあげなくては・・・。

クリスマス・プレゼント

2009-12-24 11:06:47 | 娘(アトピー&発達障害!?)
娘がしゃべり始めてから、2年が経過しようとしています。来年の1月には5歳です。まだ、年齢の割には幼さが残っていますが、しゃべらなかった時期を取り戻すかのように相変わらず起きている間はしゃべり続けています。

ひらがなも抱く点や半濁点などはまだ分からないようですが、大体は読めるようになってきました。今はカタカナにトライしているようです。

心配はいまだに特定の先生と友達としかなじめないことです。

おとなしくて泣き虫の女の子とおとなしい男の子の二人以外とは一緒に遊ぶことができない。言葉に関しても理解力はありますが、同じくらいのことは1歳ぐらいの開きがありそうです。

家では1番娘が保育園では自信がないんですね。

来年度1年を過ごすと、小学校です。

さて、一般の小学校に入学させることができるのかな。来年の夏過ぎには息子の時と同様に教育相談所に行って、意見を聞かなくてはならないですね。

息子の時は強気で普通の小学校に入れないのかと、今考えれば随分と無謀でしたが・・・。今では養護学校でよかったと思っています。

果たして娘は・・・。普通の小学校に入れたいけど、不安がいっぱいです。養護学校に入れたら、知的問題はほとんどないのでかわいそうです。では、中途半端な障害者学級に入れるか・・・。

今日はクリスマス・イブ。娘が初めてサンタさんを理解した今年、枕元にプレゼントをおいてあげなければ。

「ピンクのハートは愛あるしるし」のフレッシュプリキュアのピーチになりたい娘は将来ピーチになることを想像できるように絵本が欲しいそうです。

きよう あめ?

2009-12-16 17:31:57 | 娘(アトピー&発達障害!?)
娘のカサを買ってから、ずっと晴れの日が続いています。

毎朝、「ねぇ、パパ。きょうあめ?」って聞かれてます。

週間天気予報見ても東京地方は曇りか晴れで、雨マークはありません。

残念ながら年内カサは使えないかな。

僕も乾燥肌で痒くなってきました。

雨降ってくれないかな。

クリスマスに雪でもいいかな・・・。

歌って踊ってランララン ヘイ!! あれ・・・?

2009-12-07 15:46:20 | 娘(アトピー&発達障害!?)
土曜日は娘が通う保育園で子供会がありました。

クラブ活動の成果の披露とクラス全員での劇でした。

練習の成果は家で散々。「♪夢見ているよな。楽しいところ、歌って踊ってランララン ヘイ!!」と踊り付きで、聞かされ続けてきたので、おおよその内容は分かっていたのですが・・・。(娘の役はうらしま太郎の乙姫様たち・・一人ではないのです。)

当日は息子も連れて行かなければならないため、どちらかというとそちらの対応の方が心配で、娘の方は何とかなるだろうと思っていました。

息子は演劇の終わりなどに大暴れするので、先生に別席を作ってもらい、みなさんの邪魔になりながら、肩身の狭い思いをしながら見ていました。息子の状況を見ながら、いざとなったら押さえられるように、腰に手をまわしての観覧は疲れました。

息子の方はみんなの演技に一緒に歌ったり、大きな声でしゃべったりはしたものの、比較的落ち着いていました。

娘の演技にも集中できそうだと思ったら、ちょうど僕の斜め右に大きな柱があるのですが、舞台はそれを見込んで、柱と出入りするドアの真ん中に作られていました。オープニングのみんなで歌うときはぎりぎり柱の横で見えていたのです。

娘の所属する運動クラブが始まりました。娘は立ち位置が分からないようで、真中できょろきょろと見回しています。おっ、真中か!と思っていたら、先生に促されて、右へ、右へ・・・。柱に隠れて見えないじゃないですか。

息子を放っておいていどうすれば見えるんですが、何とか体を右に乗り出して、柱越しに少々見ることができました。一応音楽に合わせて踊ってるじゃないですか。でも、どうも家にいた時のはつらつ娘とは違って、緊張しまくりの慎重娘がロボットのごとく踊ってました。

そしてクラス全員の演劇では・・・。

あんなに家では元気にお尻ふりふりで踊っていた娘が、隣の子を見ながら、踊ってる?ような感じで動いているだけです。歌も、ほとんど口が動いていない・・・。

運動クラブの時は少人数だったのですが、どうやら大人数の中にいると、どうしてよいかわからなくなるようですね。

運動会の時は見事に踊っていたのに、運動会は庭の広い場所で、子供会はホールの狭い場所。どこを見ればよいのか分からなくなったのでしょうかね。

まあ、僕もバンドで狭い舞台に立つと、真っ白になって、キーボードがひけなくなることが多々ありましたので、気持はよーく分かります。

それでも、娘は一応こなして、帰りは楽しかったと言っていたのでよかったのでしょう。

息子の方は終わりと玄関を出るときに多少、大きな声を出して、嫌がりそうになりましたが、うまいこと押さえて切りぬけました。そういう意味では息子の方もずいぶんと感情の抑えが前よりはよくなったようです。

ホッと胸をなでおろした。一日でした。

パパおにいちゃん!

2009-10-13 13:58:41 | 娘(アトピー&発達障害!?)
12日の体育の日は家族で長距離の散歩をしました。

長距離と言っても、まあ総合すると6Kmぐらいだと思うのですが、とにかく歩かない娘が最近ようやく歩くようになってきたのと、涼しくなって歩きやすくなったこともあります。

途中かみさんが抱っこすることがありましたが、ほとんどは歩いてくれました。抱っこはパパではなくてママというのが、かみさんには少々可哀そうですが、仕方ありません。パパよりもママの娘ですから・・・。

かみさんと二人だったら、そう疲れる距離ではないのですが、速度の遅い娘と、歩くのは早いけど、手をひらひらさせたり何かに触ろうとしたり、彼の気に入らない顔をしている人をたたこうとしたり、じっとして歩かない息子をコントロールしながら歩くのに疲れたんですね。息子の方はどうやら顰め面をしている人を笑ってとでも言いたいのか顔をたたくようでして、僕がたまにそんな顔を見せるといきなり額のあたりをペシッと叩かれます。力加減がわからないから結構痛いんですね。

他の人にこれをやられると困るので、すれ違う時は手を押さえながらひやひやしながら歩いています。


さて、その夜のことです。娘が僕の頭にハンカチを載せて、何か散髪のまねごとをしています。最近薄くなってきた頭をぐしゃぐしゃとこねまわし、たまに引っ張るので、またまたひやひやしながらそのままにしておくと。

「はいできました。」と言ってそのスカーフを首に巻いて。


「パパおにいちゃんになりました。」


見ていたかみさんが確かにお兄ちゃんぽい髪型になっているというのです。

そうすると娘は突然、「パパおにいちゃん! だいすきー」と抱きついてきたのです。

お兄ちゃんは「じゅんき」でしょと言うと、「じゅんきおじいちゃん」とわけのわからないことを言ってごまかしながら、笑っています。

本当のお兄ちゃんとはコミュニケーションが取れないので、ふだん一緒に遊ぶとかは全くありません。息子の方は娘と遊びたいようで、たまにちょっかいをだすのですが、力加減やいわゆるかかわり方がわからないので、娘が遊んでいるものを無理やり取ってしまったり、壊してしまったり、強くたたいてしまったりと、まあ娘にとっては怖い存在となっているんですね。

それでも、一緒に暮らしているわけですし、嫌いなわけではないのですが、どうやってかかわればいいのかがわからないのでしょうね。お兄ちゃんだけど、お兄ちゃんではない。

僕に抱きついたように、「おにいちゃん!だいすき!」と抱きつけたらいいのに、そんな思いが「パパおにいちゃん」だったようです。


その日、かみさんから娘に自転車の乗り方を教えないのかと唐突に言われて、そういえば普通だったらもう教えてもいい年だけど、息子と長くかかわってきた僕はそういう対応しか頭になかったようです。ほとんど普通に近い娘にはそれを覚える力があるんだよな。普通の子と同じようにいろいろなことを教えてあげなければいけないなと。

他の子どもとコミュニケーションがまだうまく取れない彼女には大人だけが頼りですからね。パパおにいちゃんは息子の分まで、頑張ってあげないといけないなぁと。思った昨晩でした。