長期休みでないとできないこと、やりたいこと。
僕はいつもやりたいことがたくさんあります。でも、チョイスはできません。普段一番できていないこと、子供たちと過ごすこと。これしかないのです。
普通の子供より手が掛かる子供たち、放っておいても育たない生きていけない子供たち。普段はかみさんがすべてを請け負っています。長期の休みにしか手助けをしてあげられません。
久しぶりの子供たちは、特に娘の成長は著しいものがあります。
しかし、その成長ぶりがどの程度なのか?
今回良く知る機会がありました。
娘が福祉施設に通っている一日に、ST(スピーチ・テラピー)がありました。これは言葉の訓練の一つです。
いろいろな絵が描かれたカードをだして、一つ一つ質問をして行くのです。娘は名前を呼ばれると返事をし、座って下さいねと言う先生の声にはーいと答えて、素直に座って待っています。
これだけでも僕には十分です。息子の時にはあり得ない光景です。
そして、質問して行きます。
これは、バナナー、くるま、でんしゃと元気に答える娘、素晴らしい!
寝ている絵が出てくると、「ねんね!」など、まだ幼児言葉が出ますが、はきはきと答えています。
次は色です。
緑色から始まりました。
「いどいー」そんな感じの発音だったでしょうか、僕には緑と聞こえましたが、先生には聞こえなかったようなので、「みどりって言いましたね」と告げると、そうあなたそうなのと・・・専門家として何かわかったのでしょうか。
たぶん物の名前ははっきりと発音していたので・・・発音がまだというとこでしょうか。
そして次が問題。
二つのものを出して、何にを頂戴。靴と帽子の絵を出して、娘に聞くとこれは難なくクリア。次に、大きいな靴と小さな靴、多くな帽子と小さな帽子、しかも色が付いています。
「黄色い大きな靴を頂戴」
娘ははたしてどんな反応したか、迷っています。迷った挙句、大きな靴を両方とりました。
要するに質問の中に二つ以上の要素が入るとまだ理解できないんですね。これらのことを勘案すると、知的レベルとしては3歳には遠く及ばず一歳半ぐらいということでした。部分的にレベル差はあるでしょうけど。
そんな娘ですが、息子の成長に比べれば驚異的に感じるわけです。今日の結果から息子を判定すると、間もなく10歳を迎えますが、総合的知的レベルは1歳にも満たないですね。言語に関しては・・・。
さて、わが娘。やってくれました。
今週の月曜日に僕はのど風邪を治療に耳鼻科へ行きました。耳鼻科から家までは結構あるいて距離があるので、かみさんに迎えに来てもらったのですが、その間子供たちはお留守番。(オオ、何と危険な)
家に帰りつくと、娘がトイレで何か叫んでいます。自分一人でトイレに行ったようです。素晴らしい!
かみさんはトイレを見て、仰天。娘はちゃんとトイレに座わっているのですが、
その間娘は僕を見つけると、便座に座ったまま
「パーパ ほらみてー これ!」
と手に何やら持っていて僕に見せるのです。
なんだこれ・・・・。
見たところココアパウダーのかかったチョコレートのような・・・。よーく見るとそれは、娘のかたーいウンチでした。親指と差し指にの間でにはさんで、僕に見せているのです。
そうです。娘は間に合わずパンツの中にコロコロとウンチをしてしまって、その後残りをトイレでしていたようなのですが・・・。
そのパンツの中の一つを興味深げに手に持っていたようです。それをなんだこれはとばかりに僕に見せていたのです。
やはり娘はまだ1歳ぐらいのレベルですね。