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正法眼蔵 説心説性 せっしんせっしょう

雪は降りませんでしたが

寒さが厳しい

-7℃です

 

説心説性とは

心を説きあかし

本質を説きあかすことです

 

あるとき

神山僧密禅師と   しんざんそうみつぜんじ

洞山悟本大師が   とうざんごほん

旅の途中

悟本大師が

寺院を指さし

いいました

「あの中に人あり、説心説性す (心を説き性を説く)」

僧密禅師が問います

「それは誰ですか」

大師いわく

「その問で、その人は死んでしまった」

禅師が問う

「心を説き性を説く その人は誰ですか」

大師いわく

「その問で また生きかえった」

 

 

この問答は

僧密禅師が

それは誰ですか

と問うことにより

禅師と

誰とが

対立して2枚となって

しまったということです

「説心説性」と

「誰」とが

1枚になった世界

「絶対」を

仏教は大切にしています

 

 

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