三色オートバイ - Multi 1000 MHR -

RD/WH/GRのMulti 1000s F1仕様⇒MHR風との日々をつづる趣味のBlogです。

掟破りのメーター交換

2006年11月06日 | バイク
バイク乗りにとって掟破りの技、メーター交換をしました。

コカしたりしてメーター自体を破損した場合を除いては、総走行距離が
0km戻しになってしまうので中古車不正販売などのイメージが強く
メーター交換は掟破りの技とされています。
うちのドゥカは8月末の九州でメーターに浸水してしまい(いまでもお天気に
よってメーターの中が曇る)、Assyごと交換を余儀なくされました。



交換前の距離を記録しておくため、オドメーターを撮影。
…なんかバイクを下取りに出すシーンみたいで、なぜかさびしい気分になる。
デジタルなので、技術的にはもとの数字に合わせられるんだろうけど、いろいろ
聞くにダメみたいですね。
これぞ掟破りの技、ってことかな。



記録後DTWへ持ち込み、メーターとECU(制御コンピュータ)を交換してもらいました。
ムルティのメーターはご覧の通りアナログのタコとデジタルメーターの複合式ですが、
タコも電気式なので機械式ケーブルの類はなく、CAN(Controller Area Network)
という統合配線を1本、カプラで繋ぐだけ。
点検も含めて30分かかりませんでした。


新車だぁーっ!



…なわけないか。
夜間照明に浮かび上がるアゲハ模様の染みも(浸水でバックライトがめげた)、メーター表面の
ちいさな傷も、ぜんぶなくなってきれいになったけど、なんか他人のバイクみたいです。
傷も癖もふくめて自分のバイクという愛着があるものなので、なじむまでは同じように
時間をかけるしかないですね。
また自分のバイクだと感じられるようにゆっくり付き合います。