三色オートバイ - Multi 1000 MHR -

RD/WH/GRのMulti 1000s F1仕様⇒MHR風との日々をつづる趣味のBlogです。

Triumph

2010年04月30日 | バイク
Triumphのお店に試乗に行った。

よく通る道沿いにTriumphの店があるはずなのに、いつも見た覚えがない。
よくよく地図を見ると、いつも路上駐車や駐車場へ入るくるまをかわして加速していく
左コーナーの内側にあった。これは、気づかずに通り過ぎてしまう。
そう言うと、お店の人も同じことを言っていた。


試乗したのはStreet Triple。一番好きな、つや消しグレーのType R。
先導するメカさんが、裏の通りでけっこういい音がする域まで引っ張ってくれたけど、
乗り終えた感想はなんだか拍子抜け。今のムルティを買い直す時、比較に試乗にいった
Daytona675ではアドレナリンが噴出したのだけど、なぜだか今日は少しも出なかった。
2年半たって、そのぶん年をくったからか。
それともDaytona試乗の時は2ヶ月ほどバイクに乗らない間にMTBで行ったので、
ひさびさに乗るバイクに3割増しで興奮しただけだったのか。
Monster696よりはるかにサスがよく動いて乗り心地が良いことに感心したけど、
わざわざ乗り換えようと思うほどの魅力は感じなかった。

ということで、Street Tripleの線は“なし”で。


むしろ、ノーマークだったボンネビルが目を引いた。
スポークホイールのT100じゃなく、現代的な17inキャストの新型。
写真ではぱっとしなかったけれど、存在感があって、きれいだと思った。
見ただけではキャブにしか見えないケイヒンのインジェクションとか、デザインが凝っている。
ちょうどモデルイヤーの入れ替え時期で、ボンネビルの試乗車が無くて、乗れなかった。
Newボンネビルの試乗車は、来週卸す予定らしい。

また、こんどはボンネビルに乗りに行ってみよう。

雪〓

2010年04月29日 | バイク
いつも、GWに飛び石で入った平日は、志賀草津道路へ行って雪の壁RUNを楽しんでいる。
明日はもちろん行くつもりで、カメラとレンズをバッグに詰め、渋峠の凍結情報をネットで探していると…

「国道292号 志賀草津道路は、27日に降った雪の影響で29日現在通行止めになっております。」

以上。

もう一つの候補、谷川岳ふもとの土合駅も、凍結で通行止め。

明日はどこ行こう?

日曜日のオートバイ

2010年04月25日 | バイク
日曜日。オートバイに乗る。
人影まばらな午後の住宅地で、いつものコーナーを曲がる。
ざらっとした感じのアスファルトが、きらきら光る線になってタイヤの下を過ぎていく。

いつまでも下を見てはいられないけれど、
 「あー、オートバイに乗るって、こういう感じだよなー」
そう思いながら走る午後は、とても楽しい。
流れていく路面を見ながら、くるくる、くるくる。

そんな一日。


帰ってきてクランクケースを覗きこむと、下側にオイルが流れた跡はない。
あるのは、フィラーキャップからのオイル垂れだけ。



こないだ「ここだ」と確信した、ケース右側の合わせ目からはなにも跡がなく、きれいなまま。



どうも、フィラーキャップからの漏れが、右側を伝って下側へ行っていたらしい。
これなら、フィラーキャップを精度の高い社外品に換えたら収まるかもしれない。
試しにこんど、換えてみよう。

TOKYO CLASSIC TOWER

2010年04月24日 | くいだおれ
見つけたときには大人買い。
今年もCLASSIC TOWERがそびえ立つのだ。







見上げれば、こんな眺め。幸せには、ちゃんと形があるのだ。



いつまでも遊んでいると怒られるので、安定した形態に変更する。
センタースタンドを付けた時を最後に出番のない、fgのメンテスタンドがちょうどいいガイド。

Monster796

2010年04月21日 | バイク
先日に続いてMonsterの話。(あれっ、こないだのはオイル漏れの話じゃ?)

ハイパー796が出た時から、出るだろうと思っていたMonster796が発表された
696が次のイヤーモデルで排気量UPするのかと思っていたら、696・1100に追加して3モデルを併売するらしい。
696と1100の間で迷っていた層をさらう、文字通りの中間モデル。
優柔不断なぼくに、救済の手が差し伸べられたのかも。悪魔から。

車体はあちこちが696と1100のハイブリッドで、サスペンションの調整機能がなく、ブレーキマスターも横押しなことから、「ちょっと見た目のいい696」という整理でだいたい当たっていると思う。

フレームは赤、一色の設定。
同時に発表された“Ducati Logomania”の“IsleofMan”や“Imora”と合わせると…大好きだー。

日本ではいつ、いくらで発売になるか。気になる、気になる。

定期的に整備してもらうということ

2010年04月18日 | バイク
ひさしぶりのムルティ関連。

先週、ツーリングから帰って汚れを落としているときに、オイル漏れに気がついた。
右側面から下にかけて、ギラギラっとした汚れ方。
どこから漏れているのか判らなかったので、ざっと拭き上げて様子を見ることにした。



1週間経ってのぞきこんでみると、エンジンをかけてないのに右側面からオイルの伝ったあとがある。
オイルクーラーラインの付け根はきれいなままなので、ケースの合わせ目からだ。
気づかないままけっこう走っていたのか、オイルも下限まで減っている。
もう6,000kmほったらかしだし、他もあわせていちどメカニックさんに見てもらおう。

ブレーキパッドやチェーン(だるだるに伸びていた)など、見てもらいたいところを自分でざっとチェックしてから、
数ヶ月ぶりにディーラーへ向う。GW前の常で整備は予約で一杯だったけれど、診てもらえることになった。





ショールームに、新しいカラーリングのM1100があった。
S4Rsのようにトリコローレが出たのかと思ったら、お店のオリジナルでペイントしたものだった。
価格は変わらないで出しているそうなので、なんとなく単色がぱっとしない新型モンスターを狙っている人にはいい話かも。



ぱっとしないと思ってるのは事実だけど、軽量バイクに心惹かれているのも事実。
修理待ちの間に試乗しようと思って来たのでさっそく試乗申し込み。
乗ったのは、順にハイパー796とM696。

ハイパー796のエンジンはパワフルで、696と100ccしか違わないとは思えないほど力強い。
走行距離がまだ160kmのせいか、エンジンの回り方は696よりだいぶごつごつしていて、
696が600ccクラスなら、796は900ccくらいの感じ。
ちなみに排気音はでかい。ノーマルでこんなにでかくていいのだろうかと思うくらいでかい。
ポジションは1100よりずっとまともになったそうだけど、それでもまだまだ前のめり。
握り始めにがつんとフォークが沈むのもあって、乗車姿勢が落ち着かない。
すごく車体が軽くていいんだけど、このせいでなんだか疲れるバイクだ。
あと、ウィンカーが使いづらいのが気になった。
スイッチボックスごと新設計になって、ボックスが小さくなったのはかっこいいけど、ウィンカースイッチ自体も小さい。
ストロークが短く、硬いので、いちいち下に視線を向けてインジケーターを確認しないと、出てるのかどうかわからない。
慣れれば気にならないのかもしれないけど、短い試乗ではわずらわしかった。
たしか、新型ムルティもこのスイッチだったような・・・。

次に、M696。以前試乗したときに、目からウロコが落ちた、好印象バイク。
少し時間をあけて、もう一度乗ってみたかったのだ。
エンジンをかけると、HP796よりも音が太い。乗ってまわした感じも796とは違って、
加速は弱めだけども2速以上で気持ちよく伸びていく感じ。
エンジンとポジションは、HP796よりM696の方が好きだ。
ただ、前回は感じなかったハンドルの低さ(飛ばし気味にするといいんだけど)と、何よりサスの硬さが気になった。
店の裏の市道レベルで、うねりを拾ってお神輿みたいに跳ね上げられる。
比較対象がムルティなので、これで地方の県道に行ったら胃下垂になりそうだな、と思う。
試乗を終えて聞いてみると、これでも限界までプリロードを抜いてあるのだそうだ。
フレームがこれまでのものより硬めで、車重が軽いので跳ねるのは仕方ないらしい。
いろいろ聞いた結果、このへんをなんとかしようといじり倒すなら、ストロークの長い1100を選んだ方が近道らしいことがわかった。

M1100は前回卸したてであまり印象がよくなかったけど、また乗ってみよう。
お店には、カラーセラピーキャンペーンで売れ残ったM1100がまだ数台展示してあって、実はこのオレンジ色が気に入ってたりする。





Giviからステーが出ているので、かっこ悪いけどもはや離れられない関係のトップケースも付く。
ETCはしまうところがないらしい。Nプロジェクトのシートアンダートレーが定番だとか。
でも、今のムルティと同じくらいなじむ状態にするには、けっこうお金がかかりそうであるよ。


ちょうど修理が終わったムルティを受け取って話しを聞くと、オイル漏れはクランクケースを開けないと根治できなさそうだった。
増し締めでどうかと思ってお願いしておいたのだけど、ぜんぜん緩んでなくて締まらなかったそうだ。
ブレーキパッドはまだ5,000kmほど保つみたい。チェーンは次回、前後スプロケとあわせて要交換。
伸び方のムラが激しく、一箇所だけ張りがきつくなっているそうだ。
こうなると、一番張る箇所に合わせて調整しても、他の大部分でだるだるになるので良い状態を保てない。
エンブレを多用すると伸びやすいのだとか。ブレーキよりエンブレを頼っている自覚ならありありと、ある。
それでも、ちゃんとプロの手で整備してもらうと、タイヤの回転があきらかに滑らかになっている。
オイルとプラグも変えたので、帰り道はとっても気分が良い。

しかし、9月の車検でやるメニューがけっこう出てきた。
帰ってから初代ムルティの車検メニューを見返してみると、ほぼ同じ項目が並んでいる。
前回はユーザー車検で通したので、今回は車検代行料がプラス。あとはエンジン開け閉め代。
それなりにお金がかかるので、車検までに、気になる車種は一通り試乗したいと思う。

HP796とM696はそれぞれ気にかかるところがあるので、ドゥカティではM1100(STD)。
アプリリアはドルソデューロ750、KTM Duke690(R)。
BMW F650GSに、なぜかTriumphのStreet Triple R。
ほんとはHONDAでトランザルプぐらいのがあるといいんだけど、現行のはでかくて高いうえに外国製。
YAMAHAの新型SuperTenereは超マンモスだった。
うーん、なかなかいいのがないなぁ。
考えているうちに、意外と、新型ムルティのSTDがよくみえてきたりするのかもしれないなぁ。

時間はあるので、ゆっくり考えよう。