三色オートバイ - Multi 1000 MHR -

RD/WH/GRのMulti 1000s F1仕様⇒MHR風との日々をつづる趣味のBlogです。

イノブタを食して参る

2006年03月22日 | バイク
イノブタはその名の通りイノシシとブタをかけあわせた品種のこと。イノシシの旨みとブタの飼育し易さとを併せ持ち、やわらかくておいしいんだそうだ。そうだ、というのはこないだぼくがジャケットを買いに行っている間に兄が一人でいって食べてきたのを聞いたから。へー。うまいんだ。おみやげ肉まで買っちゃうんだ。ほほー

これは食べに行ってみるしかないね。

そそくさと支度してドカオくんを引っ張り出し、いざ勝沼へ。

 

勝沼IC到着ー。高速を飛ばすとけっこう寒い。が、FARミラーが高速道路でもぜんぜんぶれずによく見えることに気づき、ご機嫌。遠くに見える山並みはまだ雪化粧だ。

目的地は勝沼ICから雁坂トンネルへあがる国道140号沿い、広瀬湖の近く(らしい)。まだまだ冬の風情の笛吹川に沿って、おおらかな曲線で構成された140号を北へ。

      

ほとんどクルマにさえぎられることもなく、快調に駆け上がって広瀬湖に到着。バックにそびえる秩父山は雪が残っているけど、広瀬湖のあたりはあったかで、兄が行ったときには凍っていたという湖面もすっかり融けていた。
これ以上行くと雁坂トンネル経由秩父まで行ってしまうのでここで折り返す。正確にはあんまり空いてて快調なもんだから、それらしきお店を見落としたままぶっ飛ばしてしまったのだ。

今度は見落とさないよう、セーブしながら下っていくと、



こんな看板はっけん。これだろー。
ご参考まで、上のは下り方向の看板で、登り方向(店は道路の左なのでこっちのが入りやすい)ではこうなってます。



こんなでっかい看板を見落としてたことに軽くショックを受けた。が、すぐに回復する。なぜなら駐車場にはこんな友好的な看板があったのだ。

 

赤い字で書いてあるけど、禁止ではなく「バイク駐車可」です。よしよし。

ドカを止めた駐車場の下には、イノブタくんたちが待っています。食べる前にどんな奴らか拝んできましょう。

こんなところに

 「村かよっ」

こーんなやつらがいました。

 

写真をとった奴らはおとなしかったけど、やっぱりその身体に流れるイノシシの血がたぎるのか、写真を撮ってる後ろで檻にがしゃんがしゃん激突してる音がしてやかましい。ふつうのブタさんではないということがよくわかりましたよ。

さぁ食べよう。

店に入ると3歳くらいの看板息子・娘がお出迎え。フルフェイスのヘルメットにきゃーきゃー騒いでいるので特別にかぶらせてあげるが、重かったらしい…。
テーブルの上にはなぜかでかい木片がある。おやぁ?



ぱかっ



メニューでした。いのぶたラーメンとかいのぶた鍋とか、いろいろあるけど今回はいのぶたバーベキュー定食をセレクト。こーゆうモンが欲しくなるけど、我慢ガマン。

注文するなり、おもむろにでっかい器具がセットされた。
でそのうえにでっかい陶板が置かれ、点火。このうえで焼くらしい。



へー。すごいのね。
焼いて持ってきてくれても、いいんじゃが(単なるめんどくさがり)

で、ほどなく出てきたのがご自慢のいのぶたバーベキュー定食¥1,350.-なりである。どーん。

 

イノブタというからには豚肉なので、しっかり焼いて食べるようにとのお店コメントに従い、よく焼く。食べる。ふむ。うまい。たしかに豚さんにしては柔らかいかな。しかし徐々に陶板プレートがヒートアップしてくるので、油断するとぱりぱりに焼けてしまってせっかくのイノブタさん台無しである。後半に入ったら焼き時間には気をつけましょう(←例によって焦がした)。

完食。ごっちそーさまっ。

感想。まぁまぁ美味し。でもこれだけを目当てに高速往復とハイオク、計¥6,000.-を払って食べにくるかというと、そういうことをする人はよっぽどの物好きかヒマジンだと思う(←ここに実践した人がいるけど)。
奥多摩越しに秩父まで、あるいはその逆ルートなどで昼飯時に通りかかったら、という場合に
ちなみにぼくが紹介するまでもありませんが、勝沼・塩山と奥多摩との間にある柳沢峠は250ccの軽いバイクでもうんざりするくらいのヘアピンづくしです。大排気量でハンドル切れ角の少ないバイク(ドカとか)にはお勧めできませんが、そのかわりに天気がいいと富士山がとてもきれいに見える場所があります。根性があったらトライしてください。抜けきったときにはけっこう爽快感が味わえます。

それにしても。今回このブログを書いてて、ふと思い立ってこういうことしてるからなかなかお金がたまんないんだな、と気づいてしまった。
でも天気がいいと、ふらふら出かけちゃうんだよなー
これからバイクの季節だし、しばらく貯金は増えなさそうです。

12ヶ月点検がやってくるぞぅ

2006年03月12日 | バイク
そろそろドカオが我が家にやってきて1年になります。
すなわち、12ヶ月点検の到来です。Wow!

ちょっと解説すると、ドゥカティの新車2年保証(クレーム対応)には条件があって、次の3つの点検が必要なのでーす。
 1) 1,000km or 6ヶ月 いずれか早く来たほうで点検
 2) 10,000km or 12ヶ月   〃
 3) 20,000km or 24ヶ月   〃
さらに身もふたもなくいうと、1回目以外はぜーんぶ有料なので、すんげー、ぜぜこがかかります。いろいろ調べたところの相場はこんな感じ。
 1) 1万円~1.5万円 (交換OIL代とか)
 2) 4~6万円 (点検基本料ともろもろ代)
 3) 11~15万円 (車検代行と点検基本料、ダブルパーンチ)

ぐはっ。

3)はCB400SFの2倍に達しています。やっぱり外車は手がかかりますね。手じゃなくてお金か。
悩みどころは2)の12ヶ月点検です。これは法定点検ではないので、やるやらないは自由ですが、やらないとドゥカティ・ジャパンの新車保証対象から外れてしまいます。つまり保証料なんですね。ムルティのDSエンジンは年式によってバルブガイドの磨耗が発生するというし(兄ムルにも出たらしい)、保証をきらすとあとで大出費になりかねません。

じゃあ、さっさとやればいいんだけど、気に入らないのは点検の中身なのです。点検チェックリストを見せてもらったわけではないのですが、このまえ燃調をとってくれたメカのお兄さんいわく
 「あちこち注油して、増し締めして、燃調とかベルトとか調整して、一通り見ますよ」
それって、ふだんやってくれてるのと何か違うのかね?
燃調って、いまやったばっかだしなぁ。
マテシスとか専用器材を使うといっても、日常点検に毛が生えたくらいの内容で国産車の車検代行料なみの料金をとられるのは、やだなぁ。

あ。

わかった。

Ducati‐Netの書き込みで「点検のついでにあれ着けました」という内容がやたら多いのは、こういうことだったのか。どうせ金とられるならついでになんかパーツ着けて、工賃浮かそう、と(ちがったらすいません)。


それにしてもやってる内容と基本料金の設定が、同じDUCATI STORE(正規ディーラー)でもまちまちのようです。あんまり遠くの店に出すのも考えものだけど、せっかくだから納得できる点検内容のとこに出したい。

と、いうわけで以下3店舗の評判・情報コメント大募集~
 1) DUCATI東京WEST 
 2) DUCATI東名横浜 
 3) モトギャルソン (STORE店じゃないけどね)

月末にはこの3つのどこかに出すので、みなさまの情報お待ちしております。
D-netの湾岸オフに行けば、Liveで聴けるのですが、なかなか行けないんですよね。
よろしこ~♪ 

春ジャケット

2006年03月11日 | バイクヨウヒン
こんばんは。

ここのとこすっかり暖かくなって(翌日は寒くなったりして)季節も春めいてきました。そろそろムルティに乗り始めて2度目のバイクシーズン到来です。
だから、というわけじゃないんですが、今日はひさびさにジャケットを買ってきました。

先週読んだ『倍倶人』という雑誌で紹介されていたペアスロープとHYODの合作コラボ・ジャケット。名前は両社のイニシャルをとってD、じゃなくPSH-001といいます。
ペアスロープは以前からいいなと思っていたけど、1つだけ不満足なところが。それはハードプロテクターがないということ。いろいろ考えはあるだろうけど、やっぱりハードプロテクターの安心感は何者にも換えがたい。
こういった意見に対するぺアスロープの回答が、今回の合作ジャケットだそうだ。プロテクターと、その装着に最適なデザイン(型紙)をHYODに依頼し、全体としてはペアスロープ的な大人のジャケットに仕上げてきた。記事を見た瞬間ツボに入ってきました(最近この表現がお気に入り)。

Webで調べてみるとちょうど今日が発売日。しかも少量限定生産だって。早速ペアスロープに行くことにしました。電車の窓から「バイク日和だねぇ…」と空を見上げていると、同じムルティ乗りの兄からメールが着信した。
 「いま中央道石川PAにいる。来なさい」
…。もはや五反田なんですけど。お誘いは出撃前にくださいよ、兄上。

そんなこんなでのんびりお店にいくと、小さな店の中に人がひしめいている。
しかも、みーんなPSH-001を手にしている。おおお。大好評だ。
熱気にあてられ、自分も手にとって試着してみました。

 すんなり。

おお、良い。これにしよう。買い物にひたすら時間をかけるぼくにしては、えらくあっさりと決めてしまいました。実物を見るまでは着脱式ライナーもないし、使える季節が限られそうじゃーん、などと自制のための独りネガティブ・キャンペーンも張っていたのです。が、袖を通した瞬間「すんなり」と心に落ちてくるものがあり(ちょっと大げさか)、難しいこといわなくていいじゃーん、これいいじゃーんとなりました。

   
ジャケットは丈がやや長めのショートコート。高速でばたつかないようにタイトなシルエットでかっこいいのです。太っちょでも着やせして見える効能あり。コラボレーション・アイテムであることを示すように両袖にはペアスロープの、右胸にはHYODのマークがアレンジされています。HYODのマークが付いていると、それだけでスポーツ色が出るからふしぎです。

 
うらはこんな感じです。メッシュだけど、表の布地がけっこうタフな感じなのですーすーする感じはありません。夏は暑そう。右は撥水と汚れ防止の防水スプレー(東急ハンズにて購入)です。布地の通気性をさまたげない、といううたい文句でしたが、洋モノのせいかベンゼン(?)がきつく乾いたあとも目がしぱしぱします。うふぅー。外を走ると散ってくれるかな、これ。
これから同様のことをする方には、国内製品(定番で3Mのとか)をお勧めします。喜びいっぱい、を全身で表現するパッケージにやられた人は、ぼくと同じ道をたどってください。

このジャケット、タイトフィットといっても下に薄手のフリースくらいは着られるので、4月になったら早速出番がありそうです。おしゃれとは無縁なぼくですが、新しいジャケットで春を待つというのはとても楽しいものですね。今年はどっこに行こうかな♪

試行錯誤

2006年03月04日 | バイク
齢30をとっくにこえてなお、日々迷いのドカドカ人生です。
いろいろと、やらなくてもいいことをやっています。

しょにょ1:復旧?
ぷかぷかに浮いてしまい、本人以外は「???」だった中白をやめ、もとの赤1色に戻しました。
テールカウルを剥いで、苦労しながらはったカッティングシートをはぎはぎ。すると、こんなものが。

血だ。

あいや、そんなわけない。塗装のいちばーん上の層がシートにつられてはがれてしまったのだ。
ジーーザァーース! よいこのみんなはイタ車にカッティングシートなんか貼るのやめようね。

さわるとざくざくしてて、痛々しい。ドカオよ、いつも実験台にしてすまん。


しょにょ2:季節はずれのアイテム
こないだ押入れでめっけたものが、つかないか試してみました。これだい。
   
ラフ&ロードのハンドルカバー。昔、XR250用に買ったのが後生大事にのこってた。色も赤だし合うかなと。
装着はこんな風にかぶせて、


ジッパーを閉じるだけ。

本来はオフ車のハンドガードの上にするんだが、調整しだいではガードがなくてもレバー操作できそうである。
しかーし。季節はもう春目前。みなさま花見の場所を考える頃合だ。今日も暖かかったし、そうそうにお蔵入り
の気配が濃厚である。あんまりかっこよくないしね。1月に気づけばよかったな。

しょにょ3:デジカメ復活
こないだ悩んでたバッテリー話は、さっさと純正を買ってけりがつきました。カメラ屋さんのポイントが結構
あったので、追金¥1,000.-で買えちゃったのだ。3rdパーティーの互換品は店頭に対象がなかったのであきらめた。
で、新バッテリーですこぶる快調なもんだから今日は写真のせまくりです。写真がちっこいぞとのご意見も
いただいてたんで、最初の2枚とこのあとの2枚は縮小しないで原寸です。しかし、このGooBlogだと
サムネイル表示されないようなので、ページを開くのが重たいかもしれません。これも試行錯誤ってことで。

しょにょ4:撮影
ひさびさにデジカメを持ち出したんで、いろいろ遊んでみました。今日は下弦の月がきれいで、
めずらしくセンチメンタルな写真を撮ってしまった。

が。

これはなに?



こえーーー
ドラゴン火の玉だ。FZ-1の12倍を夜景モードでつかうとこういうはめになる。三脚必須。
手ブレ防止機構が効く流し撮りモード(垂直方向のみ手ブレ防止という面白い機能)で再チャレンジ。



なかなかよろしい。肉眼では見える月の模様が写らないのは200万画素の悲しいリミットである。



あと、こんなやらなくてもいーことの合間に図書館へ行って来ました。お目当てはこれ。



『血液魚雷』 血中に入るほどのナノマシンによる犯罪をテーマにした医学ミステリーSF、らしい。
破壊力のあるタイトルにやられて、読みたくて仕方がなかったのだ。近くの図書館は前に住んでたとこ
より蔵書に偏りがあり、なかなか新刊が入ってこないのだが、たまにポンとつぼに入ってくることがあり
そのときは素直にうれしい。でも永瀬隼人の「道場」は「道場Ⅱ」が出てもなお入ってくる気配がない。
リクエストしようかな。ちなみにこないだ読んだ本は、副主人公である探偵助手がモンスター400に
乗っていた。Blogで紹介しようと思っていたけど、著者名・書名ともに忘れてしまいました。
また見っけたら紹介しますね。