三色オートバイ - Multi 1000 MHR -

RD/WH/GRのMulti 1000s F1仕様⇒MHR風との日々をつづる趣味のBlogです。

桶川に現れた男

2009年02月28日 | バイク
ある日、桶川の河川敷に降臨した男。
その名は・・・



あっ、クラウザーさんだっ!すげえ、ライブ初公開の黒バージョンだ。


なわけはない。

顔を書いているうちにヨハネ・クラウザー2世になってしまったが、俺です。
今日はDucati-netの集まりで、桶川のホンダ・モーターサイクリスト・スクールを
血祭りに上げに来た、じゃなくてライスクに来たのだ。

ここはバイクもプロテクタも全部借りることが出来る。ご覧のクラウザーさんセットも
全部借り物。そして本日の相方さんはCB750、4(死)号車。
いざ、地獄へと参ろうか。






この日は中級だったせいか、あまり指導員からアドバイスが入らなかった。
たまに入っても、あまりにも風が強くて何言ってんだか聞き取れず。
数少ない聞き取れた言葉を、忘れないように書いておこう。

「もっとハンドルから体を離して腕をリラックスさせろ」

「もっと体を柔らかく使え」

「コーナーでは曲がりたい方にへそを向けろ」

「向きが変わるまでアクセルはがまんだ」

・・・これをやると、いままで曲がれなかったとこが、くるん、と回れる。
エクストリームなテクニックを教わる場じゃないけれど、ほっとけば
どんどんなくしていく基本を、思い出させてくれるいいスクールだと思う。


余談だが、お嫁様様はD-netの集まりに行くことを「ぼーそーぞく」と言う。
この日は、「ぼーそーぞくの練習」となる。Go to DMC!

おとなの社会科見学 - ANA機体整備工場 -

2009年02月15日 | カメラ!カメラ!カメラ!


・・・トイレですな、これは。

整備工場の3階で簡単なブリーフィングを受け、案内役の後についてハンガーに入ると、
こんなものが置いてあった。うーん。シュールだ。

今日は平日。ANAの工場見学はいつも人気でなかなか都合のいい日に予約がとれないんだけど、
たまたまふっと空きがある日に当たったのでお嫁様と見学に来た。
いうまでも無いことだが、どれほどこの見学会が人気か訴えても、お嫁様は全く興味が無い。
もったいない人である。



見学コースは3階から始まる。手前にフロアがあるのでそう高くはみえないけど、
これは2階の高さにある作業用のフロア。実際はそうとう高い。



で、これが2層目。見えているのは767のテールコーン。下が開いてるのは、
APU(発電用エンジン)が降ろされているから。



最下層にご到着。足元には機種名を書いたライン。機体搬入時の引き込み目安にするためのものだそうだ。



間近で見上げるエンジン様は、でかい。特に、この777のはひときわでかい。
何か、宗教的なものさえ感じさせる厳かさ。



3階建ての櫓に囲まれた巨大メカ、というのは昔ガンダムやらなんやらで憧れた
整備用ハンガーの姿そのものであるなあ。これ、どうやって移動させてるんだろう。





頭上、はるか上の方にはメンテナンス・クレーンの操縦席があるゴンドラ。
眺め良さそう。ここも見学したい。ついでに東西南北にがちょがちょ移動したい。



こんな感じで、胴体を全部取り囲み、主翼も作業フロアで面一に囲んでいる。
これで重整備ではなく、C整備という通常運行中の点検なのだそうだ。
機体の中が見えないので1機にどれくらいの人数がとりついているのかはっきりしないけど、
相当作業効率は高そうだ。もともと、アクセスパネルもたくさんあって作業性のよい旅客機だけど、
フロアや冶具の工夫でさらにそれを押し上げている印象。
中でどんな作業をしているのか、肝心のところを見せてくれないのは残念。

手前にはAC100Vの電源取り出し口が並ぶ。



むーん。クジラじゃありません。747です。



747のエンジンは、時代を感じさせる造形。高バイパス比のエンジンが主流になる前のデザインを
色濃く残している印象。ごてごて付いた補機類がパワフル。



エリート然としたすまし顔の777に較べると、頼れる兄さんといった親しみのある顔つき。



整備フロアの下。コンテナに入っているのは、各機種固有の整備に使うスペシャルツールセット。



その脇には航空機用のジャッキ。奥にいる人と較べると、その巨大さがわかる。



ハンガー中央の777の下まで戻ったところで、見学ツアーはおしまい。
なんだかんだ言って、全く興味のなかったお嫁様もけっこう楽しく見てたみたい。



整備員個人持ちの工具箱。機内置忘れ防止のため、こうしてきれいに管理している。





工場見学から帰る途中、坂の向こうに建設中の羽田新タワーが見えた。
左の少し低いのが今のタワー。新タワーは国内で一番背が高いんだそうだ。






坂を下りきったところで、ビルの間から轟音が響いてきた。
羽田の誘導路が近いので、すぐ目の前を巨大な旅客機が通っていく。JALの777。


航空機に興味がある人ならもちろん、無い人でも楽しめるツアーだと思う。
あまり作業内容については説明も見学案内もないのでマニアには物足りないだろうけど、
そうでなければ十分。デートに来た若者、マニアな子供(とその親)、企業や学校の団体が多数で、
マニアは極少数派。平日にしかやってないのが玉に瑕。

HPはこちら: ANA機体整備工場見学ツアー


他の人にとってはどうでもいいことだろうが、D90はこの手の社会科見学にベストマッチだと思う。
軽くて、最初はカメラを入れ忘れたかと思うくらい首・肩が楽だった。
だだっ広いハンガーをレンズ交換なしで納められる16-85mmもいい仕事してた。
見学と、それにあったカメラを使えてとても満足した1日だった。

Light Weight

2009年02月11日 | カメラ!カメラ!カメラ!


フジヤカメラの紙袋、再び。今度は、こないだより若干、大きい。






D90はD300の弟分だというけれど、ぼくにはD200の軽量化版に思える。
マグネシウム⇒プラスティックというボディの違い以外、基本性能はほぼ踏襲。
喉から手が出るほど欲しかった高感度・ゴミ取り・アクティブ-Dライティングの3つが加わったうえに、
軽くなるのだから、もはや言う事はない。D300のように51点AFではないのを気にしてためらっていたけれど、
買ってしまえば爽快ささえ感じる軽さの前に、そんなことは忘れてしまった。

よく考えたら、真ん中1点しか使ってないから関係ないや

このカメラ、実は年始からずっと狙っていた中古品だ。
義兄の義弟である1つ違いのナイスガイがデジタル一眼レフを買うというので、お正月について行った。
勧めたのはD90。レンズはキットを外して1ランク上げた16-85mmのVR。
どちらも中古のA品がたくさんあったので、一番良さそうなものを選んでお買い上げ。
いいなぁ、あまりにも理想的な組み合わせだなぁ、とついて行った自分が心を揺さぶられ、
昼ごはんの後に店に戻るもA品はあっという間に売り切れていた。。。

それから1ヶ月。ふらっと店をのぞいたら、まとまった数のD90ボディが入っていた。

レンズもあるぞ。

新品と中古A品は、ぼくには見分けがつかない。そしてボディ+レンズで4~5万円の差が出る。
重量に加えて値段も軽さの大きなファクターなので、どちらも中古A品で揃えた。
店にある中でシリアルの新しいものから順に試し、納得のいったものを選ぶ。
特にズームレンズは、ものによってズームリングのトルクに違いがあるので、ちゃんと選んだ方がいい。





このレンズはかなり広角に振った手振れ補正つき標準ズームで、風景専門&ずぼらなぼくには
これ以上ないほどにぴったり。広角の広さはかなりのもので、12-24mmの出番が相当食われそう。
ちなみにこのレンズは、年末に買った70-300mmVRと同じ口径67mmのフィルタが使える。
ズーム域の重なり具合も良く、連携ばっちり。


まだ遊び程度にしか使っていないD90。
でも、すでにD200を圧倒しているな、と感じたところが軽さ以外に1つ。

液晶モニタがものすごくきれい。



D200のモニタでも十分だと思っていた(2.5型23万ドット)。
しかしD90で試し撮りした、なんてことのない部屋の中が、再生すると、まるで作品みたいに鮮やかに映る。
D90の液晶モニタは3型とでかいだけじゃない。92万ドットもあって、ものすごく、きれいなのだ。
もうフォトビューアなんか要らないんじゃないかと思うくらい。
ファインダーと並んで一番良く使うところなので、とてもうれしい。


一眼レフがデジタルになってからは、価格によるヒエラルキーは揺らいで「最良のNikonは最新のNikon」になった。
設計さえ新しければ、平気で下克上があり得る世界。
もう1年かそこらでD90をおびやかす下位機種が発表されるかも知れないけれど、
基本が充実したこのカメラとは、じっくり向き合っていきたい。