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三色オートバイ - Multi 1000 MHR -

RD/WH/GRのMulti 1000s F1仕様⇒MHR風との日々をつづる趣味のBlogです。

899Panigale (追記)

2014年05月04日 | バイク
いやあ、凄かった、じゃあんまりなので、試乗を終えた直後に書いた自分のメモを転記。

『Panigale 24h試乗を終えて

腰と手首は痛くて耐えられない
クラッチは重い。が、スパッとつながる
走るためのポジション
軽い。超絶軽い
暑い。熱い
エンジンは、官能の一言

まるで直接エンジンにハンドルとステップをつけて走っているかのよう』

重要なのは、最初と最後の1行だけ。
絶対やだと思いつつ、これじゃなきゃだめだと感じる麻薬的な没入感。

ポジションと引き換えに苦痛と折り合いをつけるならHypermotordが順当。
でも海外では、モンスター800が準備中。こちらの方がイメージが近い。日本では1年後❔
車両の安さと維持コストで、MT-09、といろいろ選べる。

でも、どれも899に対抗できるだろうか。


Panigale de 道志道

2014年05月02日 | バイク
2年ぶりの道志道。ところどころ道が広くなったようだけど、うねりながら上り下りするコークスクリュー風味は健在。
たまに、後ろが数珠つなぎになっててもマイペースなくるまがいるのも、あいかわらず。



道の駅につるしんのATMができてる!
変わったなあ。夜中に重機でこわされないだろうか。





川沿いにあるかっぱ像は健在(写ってないけど)。



なすみそパイのうまさも健在。アユ串¥400は高いだろ、とつっこみつつ、頭までたべる。
2年ぶりなのでご祝儀。




道志道の終点で給油して折り返す予定が、ついその先まで走る気になってしまう。
バイクが変わったことで、気持ちまで変化。新鮮な体験。



午後に入った山中湖北岸から。富士山は案の定、雲の中。





目薬を差そうと仰いだ空。



なんで空に休日を感じるんだ?


もう一度道志道を走って、本日のお気に入りコーナー。





曲がる方じゃなく、眺める方。
道の駅の近く、終わってしまった桜の木。




899Panigale。
走る方のインプレは書けないし、作りの凄みも、実車を一目見れば誰でもわかる。
なにかひとつ書くとしたら、乗る人の基準をがらっと変えてしまう力を持つ、ということだ。
2日間で200kmちょっと。
Panigaleを返納して、7年乗ったムルティに戻って


 どうやって乗ればいいのかわからなくなった。


いつだって、やっぱりムルティが一番だよね、と思うはずなんだけど。
なんか、大きなボートに乗っているみたい。
感覚が戻らないというのとは違って、異質なものを見ている感じ。
自分の中の基準が、Panigaleに書き換えられてしまった感覚。
こんなことは、初めてだ。

なぜかパニガーレ

2014年05月01日 | バイク
これといった理由もなく、書くのをやめて、約1年。
オレは生きています。
花粉が収まり、あったかくなったGW。
なぜか899Panigaleで夜走りなんかしています。



ムルティとは対極のこのバイク。
買ったのか?
いいえ、借り物です。お約束。

ドカが毎年やってる24h Test Rideに珍しく当選したので、さっそく借りてきたんです。



超コンパクト。
ハンドルが近くて開いてるんで、案外らくちん。
昔、ZXR400R(友達の)でフルロックしたら、セパハンに手首をはさまれて立ちごけした、つらい記憶とはさようなら。
でも首は、痛い。
上からは全く見えないサイドスタンドが出せずに、顔がひきつったのはナイショ。



乗車姿勢から見た景色は、手垢でまっくろけになった表現だけど、
『コックピットォーーッ』
としかいいようのない高揚感。

おかげですっかり脳内年齢が若返ってしまい、夜のランド坂なんていう
悪い子スポットに走りにきてしまう始末。
うわあい、超たのしい。
おれジェッペルだけど。ODOが30㎞でタイヤぴかぴかなんだけど。

休憩中のファミマで、GSX-R600乗りのタクシー・ドライバーさんとお話しする。
GSX-RもBPFフォークなんだそうだ。
バイクが変わると、声をかけられる客層も変わる。



明日は、2年ぶりの道志道へ。
どっかに刺さらないように、気をつけなきゃ。
みなさま、またよろしく。

試乗して、なんぼ

2013年06月02日 | バイク
どーしてもVTRが気になって、試乗に行ってしまった。

前に乗ったときには、やたら膝をたたむポジションやギュワーンと鳴るエンジンに
違和感だけが残って、なんだこれ、と思った記憶があるけれど。マイナーチェンジで
低速がよくなったというし、なによりカッコいい。



試乗車は、ちょうど好きな白いVTR250F。
CBRと比較したかったけど、VTRと入れ替わりでなくなっていたので、同じEg.のCRFと。

先に乗ったCRFは、やはりあんまり好きになれない感じで、さっさと返す。

乗り換えたVTRは…。

お、楽しい!

エンジンの感じが、なんだかすごく楽しい。上まで回すと、ドキドキする。
軽いし、小さいし、信号待ちで聴くアイドリングの音は耳になじんだVツインだし。
VTは、オートバイって楽しいと思わせてくれるオートバイだ。



丸目ネイキッド版も、いい色。
特に、このフレームとタンクと、黒いエンジンのコントラストは最高にいい。




VTに浮かれたまま、近くでトラの試乗会があると聞いて、行ってみる。
モーターショーで見た青いストリートトリプルが気になってたのだ。





試乗車は、残念ながら黒。
デイトナ675以来の3気筒は、軽くてとっても乗りやすい。
回すと、いい音がする。
値段も安くなってていいんだけど、んー、これというパンチがないような。
正確にいうと、このオートバイじゃなきゃ、という気分にならなかった、かな。



これまで乗ったことがなかった、赤い悪魔にも乗ってみるぜ。
ハンドル切ると、外側の腕が伸びきるぜ。
パワー凄し。ABSもトラコンもあるけれど、すごい重量の鉄の塊が突進してる感がすごい。

そんなディアベルの横を通って出ていく1台のオートバイ。



ぜんぜん興味なかったけど、いい音してるなー。
好みの青いカラーとあいまって、俄然のってみたくなるも、すでに予約でいっぱい。

いいなー、あれ。気になるなぁ。


・・・



来ちゃった。BMW屋さん。

世の人はBMWをビーマーと呼ぶ。その昔、スーパーカーブーム華やかなりしころは、
ベンベーと呼ばれていたメーカーなので、ベンベアーと呼ぶはずではなかろうか。
どうでもいいけど。



水冷だからラジエーター装備だ。倒しちゃいけないんだよ。



このシリンダーへまっすぐ伸びてるインテークが好き。
派手派手の現代的なデザインの中に、こういう曲線があると、ぐっと弱い。



メーター小さい。速度計の50kmあたりに赤い目安線があるけど、下の方すぎて見えない。
というよりムルティのくせで液晶部分に目が行ってしまう。



インテークがダウンドラフトになったので、シリンダーの後ろはすっきり。

乗ってみてどうだったかというと、借りて、2個目の信号まではおっかなびっくり。
でも次の大きな通りに出るころには、よりパワーの出るモードに切り替えて、平然と走っていた。
試乗コース1周する間にこんなになじむというのもすごい。
以前、ムルティと違和感なく走れると思ったF800GS以上の馴染みっぷり。
200万円超の凄さを感じるかというと、むしろそれを感じさせずに走れるのが凄みなのかな、と思った。

いいねー。ちょっと、高いけど。


その後、ドゥカティ・コーナーを覗くと来週発売開始の水冷ハイパーモタードが置いてあった。
跨らせてもらって、やっぱり内腿にあたるシートの角を気にしていると、お店の人が何やら
別のシートを持ってきた。

来週のデビュー・フェアに合わせて、ドカ・ジャパンから本国仕様のクッションが厚いシートを
各ディーラーに配っているのだそうだ。
物は試しと付け替えてもらうと、

おお、

これだ。最初っからこうしておいてくれ、といういい心地。
足つきは若干悪くなるけど、乗っている時間の方が多いのだから、本国仕様シートの方がいい。
お値段、3万ほどらしい。むむむ。

ちなみにサイドスタンドにぽっちが無くて、しまう時も出す時も、ちょっと顔がひきつる。

早く試乗したいな、これも。




そんな感じで、浮気三昧の1日を終えて帰宅すると、うちのムルティくんが2万kmの誕生日を
迎えていた。初代は2万kmを目前にして倒れ(ていうか倒した、ごめん)、それ以前のオートバイ
では1万kmがせいぜいだったので、初の2万km越えとなる。
街乗りで達成しちゃってごめんね、ムルティくん。

お詫びとお祝いに、いいもんを奢ってやることにした。



WAKO’s Fuel1。
2万kmも走ると、ピストンヘッドやらあちこちに煤がたまりまくる。
試しにヤフオクとかで、ムルティ1000のピストンとか見てみると、真っ黒な煤が層を成している。
これは、それを取るお薬なのだ。



40L~50Lに1本ということなので、満タン20Lのムルティだと2~3回で1本を
使い切る計算。まじめに紙コップに目盛を描いてみた。油性ペンで。



もちろん、注いだら消えたよ。うん。



満タンのタンクに注いで、蓋をしてムルティごと揺さぶって、撹拌したとこ。
見た目にはあまり変化なし。20Lに希釈したら、色なんて見えないね。

1回入れて、1,000kmくらい走ると効果が出てくるらしい。

この燃料タンクの注入口も、いまだにGS入って、「あ、こっちです」とか
指差すのが楽しいし、マグネティ・マレリの名前が入ったメーターとか、
外車の匂いがぷんぷんしてたまらなかったし。

少し慣れたし、少し飽きたし、あちこち小さなダメージも蓄積されてるけど。
やっぱりこのムルティが新車でお店に並んでたら、他のオートバイなんて目じゃないくらい
輝いて見えるんだろうな、と、なぜか最新型を乗り継いだ1日の終わりに気が付いた。

ホンダプラザ見てきた

2013年02月28日 | バイク


先月に引き続き、青山のホンダプラザに行ってきた。
お目当ては、新発売のVTR250F。

VTR-Fが正しい名前だけど、なんかピンと来ないので、勝手にVTR250Fに変えてしまった。



手前からVTR250F、CBR250R ABS、CRF250L。
気になる250を並べて見ることができて、あれこれ目移りする体質の持ち主にはとっても助かる空間。



目下、自分の(妄想の)中で熾烈なトップ争いを繰り広げている2台。
ライトユニットが共通と聞いていたけれど、並んでいるとずいぶん印象が異なる。
外見は、やや大人寄りのVTR、若向けなCBR。
VTRは艶あり塗装の部分が多く、ちょっと仕立てがいい感じ。

乗ってみると、ポジションの自由度があるのはCBR。
VTRはかなり後ろよりのステップと、前後に短いシートで、はめこまれたら動けない。
といっても、きゅうくつなわけではない。
CBRはムルティ並みに前よりなステップと前後長のあるシートで、比較的動きやすい。
比べてみると、CBRのステップは、VTRのシフトペダルくらいの位置にある。



さて、本命のVTR250F。
案外、よいなあ、というのが第一印象。
カタログ写真より、実物の方が落ち着いて見える。
最近の新車種よりも、90年代な文法でまとめられた雰囲気が、なじみやすいのかも。
きらきらパールホワイトは、きれいだ。







それにしてもこの赤いフレーム。なつかしのTRXとか、モンスターを思わせる色使い。
この辺もつっこまれポイントだろうけど、ドカが250出してくれないかな、と思ってた自分は、こういうのもありじゃない?と、案外そのまま受け入れている。




CBRさんは、いつ見てもこのアングルがイカしてる。
ABSがついてるのも、へたれの心に響くポイントですよ。






いつもしびれると言えば、NC700Sのタンクのエッジは、いつ見てもピカイチ。
この角っこ。
乗ってるとき、いつも目に入るところがいちばんカッコいいというのは、幸せへの近道だと信じる。




あれ、250を見に来たのに、700も良くなっちゃうのか?
低重心で足つきもいいけど、幅も重さも、やはり700は700だぞ。
細さと気軽さは、圧倒的に250だ。

どっちかなあ。

迷いが生じたところに、迷ったらこれ。と呼ぶ声がする。



うん。完全無欠。
ただ、なんだかやたら値段が高くなってるんだよなー。
昔乗ってたバイクなのに、いつの間に。


帰り道。すこし寄り道して、VTR250Fの色違いを見てきた。



黒いと、迫力あるけど、アリンコ感も半端ではないな。

アリンコを見た後に丸目のVTR250を見ると、なんだか無性に落ち着く。
味噌汁みたいなもんでしょうか。
グレーメタリックに塗られたフレームが、なぜだか好みにどんぴしゃりだったりする。




今日、見ていて気付いたこと。
今のおれは、なぜだかきらきらのパールホワイトに弱い。
VTRもCBRもNC700も、みんなホワイトがきらきら輝いていたのだ。

そして、ノーマル丸目VTRのフレームは、すごく良かった。
ということは、白の丸目VTR250が自分にとっての全部入りなのかな?
白と黒の丸目VTRも探して見てみよう。

夏には新型2気筒のCBR400シリーズも出てきそう。
車検ありはかったるいけど、CB400Xは一度みておかなきゃ。
あと、ヤマハのSR35周年記念車も見てみたい。
受注生産だけど、どこかで展示してないかな。


以上、年甲斐もなく新型見てハァハァしてるおじさんの、とりとめもない日記でした。

Vroom Vroom Honda!

2013年01月20日 | バイク
本日は、青山一丁目のホンダさんちにお邪魔してきました。
外は寒風ふいてますが、中はたいへん熱い展示です。





ホンダさんちがしばらくぶりにパリダカに参戦するということで、CRF450Rベースのラリーマシンです。



超ワイドな二重のフットペグ。



カーボンのいかにも軽そう、かつ頑丈そうなアンダーガード。
真下までフルガードしてます。



従来のパリダカマシンと言えば、上にこんもりとしたビッグタンクがお約束でしたが、
ラリーバージョンのCRF450は、なんと下にこんもりとした低重心設計です。
キックアームすら格納するこのボリューム感。

スッテネとかR1200GSとか、やたらラグジュアリーなアドベン(ぽい)のがはやりですが、
ホントはこんなのがほしいよね。



これを見た後だと、あのずんぐりしたCRF250Lが、やけに精悍にみえることですよ。



ラジエーターコアかっこいいです。



そして、神電ですよ。震電じゃないよ。



マン島でZero TTに出た電動レーサーです。







ギアもブレーキペダルもありません。超シンプル。






ホンダジェット。この独特のエンジン配置、たしかに心惹かれるものがあります。
すっごく空気抵抗大きそうな、厚みのあるエンジンパイロンなんだけど、
胴体直付けのリアジェットよりも空気抵抗の低い、スイートスポットを見つけたんだそうです。
いかにもホンダのエンジニアらしいチャレンジですね。








本日またがって、気に入ったオートバイその1。



CBR250R 2013モデル。



どこでも行けそう、どこでも行きたくなるオートバイって、やっぱり大切だと思う。


同じくまたがってみて、気に入りまくったバイクその2。



NC700S。

赤いボディにグレーメタのフレームがたまらん。
超前傾して、全体が見えるシリンダーもたまらん。
顔はいまいちですが、乗ってれば見えないし。



ホンダさんちは、来月にはVTR250F(ようやっと出たハーフカウルバージョン)があるし、NCも教習所仕様で
750が出るとかいうウワサ。

ムルティ+VTR250Fか、NC700S(750S?)か。
VTRは見た目微妙らしいですが、新型の話はいつでも、なにかワクワクさせてくれます。

Hyperstrada LC (Liquid Cooled)

2012年12月09日 | バイク
11月のミラノショーで、フルモデルチェンジで水冷化したハイパーモタードが発表された。
空冷の時は、フロントフェンダーの烏天狗具合があまりなじめなかったデザインも、
同じテイストながら、今度の水冷モデルはかっこよく見える。
見慣れたというより、水冷エンジンとダウンマフラーで下方向のボリュームが増して、
落ち着きがよくなったんじゃないだろうか。



見た目に新しさを感じさせるデザインもさることながら、3モードのエンジンマップにABS、
トラクションコントロールと、最新の電子制御がてんこ盛り。
ここのところ空冷2バルブの丸目ネイキッドに心揺さぶられたりしたこともあったけど、
自分が高校や大学生の頃に夢見ていた20年後のオートバイは、やはり最新技術の塊だったはずだ。


(ちょっとジャンルは違うけど、同じ意味で大好きなのがZX-14R)

昔のコンセプトモデルみたいに前後片持ちハブステアとか2WDとかではないけれど、今度の水冷ハイパーは、
2013年に「新型」を名乗るにふさわしい新鮮さがあると思う。
もちろん、この点はパニガーレが20年くらい先までぶっちぎっていると思うけど。



水冷ハイパーモタードと一緒に、派生モデルのハイパーストラーダが発表された。
これが、すごく気になる。
スクリーンやセンスタ、サイドパニア装備のハイパーストラーダは、前後フェンダーの延長や
幅広のローシート、電源2ソケットにRサスのダイヤルアジャスター(に見える)までついて
スタイルさえ許せば、要素的には理想の姿にぴったり。

オフ車的なバイザーに、接ぎ木したようなスクリーンというのは、バイク便か文系キャンパーが
自分でやる改造の定番手法。ただし、傍から見てかっこいいとは思えないことが多い。
それを、第一印象で違和感はあるけれど、そこそこの姿に見せるのはやはりメーカーならでは?
実車を見て、どう感じるか、いまからちょっと楽しみ。

ハイパーストラーダが出るということは、もしかしたら出るかな、と期待していた水冷ムルティ848は
出ないというサインだと思う(意表をついてフェアリングバージョンとかあるんだろうか。アプリリアの
カポノルドみたいに)。

モタードと違って、ストラーダは太過ぎないパイプフレームがグレー塗装なのもしびれるところ。
日本仕様のカラーは何が設定されるんだろう。
赤と白は確実として、3色目があるならマットブラックかマットグレーを出してほしい。と、DJに願う。

台湾ユアサ

2012年10月14日 | バイク
始動の時、これまでになく電圧の弱りを感じた。

まだ昼間は暑さが残るというのに、感覚的には寒い時期のような回りの弱さだ。
バッテリーにテスターを当ててみると、12.4v。ぎりぎりのライン。

バッテリーメーカーの説明によると、13vが100%、12.4vが60%、12vで30%くらいの状態で、12.4vを割り込むと、充電しても回復に限界があるそうだ。

2007年から5年経った割には、元気な方かもしれないが、今年の初めに測った時が12.8vだったから、季節を考えると、相当、弱り方が加速してるように感じる。
この落ちこみ方だと、これからグリップヒーターを使うことを考えたら、この冬は越せそうにない。
困ったことになる前に、交換することにした。





右が用意した新品バッテリー。
台湾ユアサのYT12BーBS。

台湾ユアサは、日本のGSユアサの海外向けを下請け生産しているところ。
型番は純正と同じ。



バッテリー背面の注意書き。
純正搭載品は図を多用した英語表記、台湾ユアサは中国語表記。
どちらも海外向けなのは、日本から見れば一緒。





交換した新品は、補充電して13.4vまで上げてあるので、クランキングは力強い。
でも、エンジンのかかりの早さには、あまり変化が感じられない。
燃調はこないだ見てもらったばっかりなので、考えられるのは、ほったらかしのエアクリーナーとフューエルフィルターか。

ほったらかしなのは、他にもある。
チェーンとスプロケット、プラグにエンジンオイルにオイルフィルター。タイミングベルト。
おお、なんてこった。消耗品全部だめだ。
チェーンあたりは、本日10%OFFのNap'sに廃バッテリーを持っていきがてら、などとも考えてみたけど。
寿命を越えてるのにチェーンがやたらきらきらしてるのは、エンジンの出力シャフトから漏れたオイルがまぶされてる気配が濃厚。
乗ってない割にオイルの減りが早いのも、どうもこのへんがあやしい。
DTWへ持ち込んで、この際しっかりリフレッシュするか、だましだましいくか。

どうも最近、乗り換えという考えが頭をよぎる。
近々手放す(かもしれない)オートバイに、どこまで金をかけるか、いまひとつ心が決まらないので、しばらく保留にした。

ムルティに大きな不満はなくて、相変わらず見るたびにかっこいいし、いいとこだらけなオートバイだなあ、と思うけど、少しネガな部分はあるし、何よりちょっと、人間の方がマンネリ化して飽きてきたというのが大きい。
もうあんまり大金かけてすごいバイクに乗ろう、という感じでもないので、次に乗るとしたら、少し肩の力を抜いて付き合える車種かな。


後半ぐちっぽくなってごめん。
秋冬の間にゆっくり考える。

2年更新

2012年10月05日 | バイク


多摩陸運局、検査ラインの脇。
ガス検に備えてエンジンをふかすと、汗が吹き出てくる。
あじぃ。まぶしい。
あのミキサー車は検査ラインの天井につっかえないのか。

今日で車検が切れてしまうので、有給を取って、ユーザー車検に来た。
ユーザー車検も、もう3回目。
今回の新しい発見。
前回、記入例がないじゃないかと文句をたれた継続検査の記入例は、
ユーザー車検受付の5番窓口前にあるのを発見した。
試しにマフラーをノーマル戻ししないで、モトコルセのスリップオンで
受験してみた。正直に改造を申告して、音量測定。
結果、92dbで、無事通過。


事前に光軸と燃調はDTWでやってあるので、音量以外はなにも心配なく通過。
あっさりと2年間、公道走行の免状を更新した。


2輪検査ライン。



カワサキ?のネイキッド後方の赤いのは、パニガーレS。
うわさの開き直り後付けマフラーは、意外と内側に追い込まれていてスリムだった。



いつのまにか、車検証って青くなったのね。


暑い中出てきたので、ついでに近くのホンダに寄り道した。


やっぱりこのバイク、なじめない。


人生、初DCT。クルマでいうところの2ペダルMT。
最初はクラッチレバーがないのにとまどったけど、これ、面白いオートバイだ。
角の取れたトリュリュリュっというトルク感でスムーズに4速くらいまで上げていく。
とても自然。操作が減った分、ラインをなぞるのと、景色を見るのに集中できそう。

カワサキのNinja1000に乗った時にも思ったこと。
こういう、乗用車的な安楽感のオートバイも、案外いいものだなぁ。

DCTの出来がとてもいいので、オプションのシフトペダルはあまり必要と思わなかった。


試乗車はヨシムラ付き。けっこういい音してる。


家に帰って、ナンバーのシールを貼り換えた。
うちのムルティさんは、ひとまずあと2年、現役継続。