三色オートバイ - Multi 1000 MHR -

RD/WH/GRのMulti 1000s F1仕様⇒MHR風との日々をつづる趣味のBlogです。

地図更新

2007年06月26日 | バイクヨウヒン
先日行ったツーリングで、持っているツーリングマップルの内容が
だいぶ古くなっていることに気づいた。
2003年版だもんなー。
思いついた時に変えておかないとずーっとこのまま行きそうなので
出かけたついでに新しいのを買いました。




…なぜかブックカバーがかかっています。
べりべり。



ツーリングマップルにカバーはないだろ、と出しました。
いや、”実習中”のカードをつけたメガネっ娘に「カバーはどうなさいますか?」
と聞かれて、ぼーっとしてたんで、つい「お願いしまーす。」と言ってしまったのだ。
ばかだな、うん。


防水加工で大文字表記のツーリングマップルRというのもあったけど、
リング止めはあまり好みではないので普通のにした。
わがままを聞いてもらえるなら、昔の小さなB6くらいで薄かったやつを復活させてほしいな。
オートバイ用の持ち物は軽くて小さいのが一番えらいと思う。

こないだツーリングの幹事をやったときの経験からPC用の電子地図にも目が向いた。
複数を比較できなかったので保留したけど、地図上にルートが書き込めるというのは、魅力的。
地図によっては好みのランドマークを選択してレイヤー(重畳表示)できるというので、
道路地図に道の駅とGS、コンビニまたは温泉だけ重ねたオリジナル・ルートマップ
なんてのもできそうだ。
¥3,000.-ほどでこれだけ機能があれば、十分元は取れるぞ。

まぁ、くるまにもナビをつけてないくらいの紙地図信奉者には遠い夢かもしれないけどね。

雨の日の過ごし方

2007年06月24日 | なんとなーく
暇だ。 暇すぎる。





今日はこれをもって山中湖へ行こうと思ってたのに。
押しも押されぬ中級機の金字塔、ニコンD200。
来週筑波TTを応援に行くので、手動でズームできる一眼レフを実家から
借り出してきたのだ。
練習がてら、年明けから気になっている山中湖の北岸から富士山を、と
思ったのにこんな空模様ではろくな絵にならない。

はぁ。ひまだなぁ~。


おし、こんなときは飯でも作ろう。



[材料]
 大豆の水煮…2袋
 ひき肉…100g
 ベーコン…100g
 冷凍ミックスベジタブル…1/2袋
 たまねぎ…1/2
 コンソメ…1個
 トマトピューレ…1本
 トマト缶…1缶
 赤ワイン…好み
 バター…ちょっと

[作り方]
  

大豆は水切りする。ベーコン・たまねぎを角に切って、ひき肉と共に炒める。
軽く炒まったらミックスベジタブルを入れて炒める。凍ったままでOKだ。



しばらくしたら大豆を入れ、もうちょいしたとこで具材が隠れるくらいまで
水を入れる。今日のはちょっと水気を少なくして作ってみた。
コトコト言い出したら赤ワインとバターを放り込む。
赤ワインのせいでドグラマグラ的な色合いになるが、気にしないこと。

 

煮込んでいる間にサラダを作って待つ。
強火で煮るのは15分。
その後、中火に落としてトマト関係を投入する。
赤ワインでえぐい色になっていたのが、一気に真っ赤に変わる。

 

さらに熱を加え、塩コショウで味を調えてできあがり。
普段料理をしない人になら「どうだいっ」といばれそうだけど、
世の奥様方には「なーに、ぜんぶ加工してある食材を煮込んだだけじゃない」と
看破されるだろう。なんせ、このレシピはキャンプでそれなりにかっこがついて、
なおかつ鍋1こで作りやすいもの、という条件で覚えたものである。
クーラーボックスさえあればアウトドアでも簡単に作れるぞ。



今日のは思い立ってちょっと水を少なめにした。自分ではいい感じだと思うけど、
お嫁様にはもっとスープっぽいのがいいと不評。難しいものだなぁ。

こんなひまひま料理の写真をD200で撮るのは、明らかにオーバースペック。
しかもなんだかピントが合わないシーンがあるぞう。
ベーコン&たまねぎあたりは切れ味するどく撮れたんだけどな。
むむむ。1週間でもっと慣れておかねば。練習練習

ロード 第二章

2007年06月16日 | バイク


9日・10日のツーリングで予想通りリアタイヤにスリップサインが出た。
何度も言うけどリアだけだ。
あれだけ雨が降ってたのにタイヤが削れるとはまか不思議。

恥ずかしながら、オンロードタイヤでスリップサインが出るまで使ったのは
初めてである。である、といばるところではないけど、ちょっと嬉しい。
次に履くタイヤはもう決めてある。ミシュランのパイロット・ロード2だ。


(左からBT‐021、パイロットロード、パイロットパワー、スコーピオンSYNC)

理由は簡単。9日・10日のツーで4台そろったムルティのうち、誰も履いて
なかったからだ。あとパターンがかっこいいから。
もし誰かが履いてきてたら?そしたらかっこが気に入ってやっぱりこれにする。
高い買い物だし、かっこは重要だい。







交換は前回と同じ店、Speed☆Star。
安いし、2人のメカさんの流れるような作業はお金を払ってステージパフォーマンスを
見に来ているようで楽しいから。
ちなみに2人のうち、ほっそりした若いお兄さんの方が仕事がていねいですみずみまで
見てくれているように思う。仕上げはこちらの兄さん担当。


     (空中浮遊。エアバイクじゃ~)





あっという間に交換終了。
リ、リアタイヤの溝が深い…。やっぱりスリップサインが出たタイヤって危ないんだなぁ。

帰り道はまだ少ししか走っていないけど、ごく軽くスラロームさせただけで一気に倒れこんで
いく感じがして、正直ひやっとした。たぶん四輪なみ扁平タイヤと化した“曲がらない”
リアタイヤに体が慣れていたので、ちゃんとした円を描くタイヤにびっくりしたんだと思う。
はたから見るとアホみたいである。
タイヤの断面形状はもちろんパワーよりずっと円く、あんなにとんがってはいない。
あとはワックスでちょっと滑りやすいのが半分というところだろう。
ワックスを落として、ちゃんとコーナリングをするのが楽しみな軽快ぶり、なのかな。
表面が一皮むけるまではご用心、ご用心。



     (この”2CT”っていうのがしびれるんだよね~♪)

雨に打たれて

2007年06月13日 | バイク
幼い子供は水たまりではしゃぎ、若者はちょっと雨に打たれてみて雰囲気に
ひたる。でも大人になると、雨は屋根や傘でさえぎるものでしかなくなる。
オートバイ乗りならなおさらだ。走るのに神経を使うし景色も楽しめない。
楽しめないことならしない、というのが大人をめざすぼくの基本方針だ。

だが、たまにはいつもと違ったこともしてみたくなる。

6月9日岐阜県の降水確率は100%。あくる10日も70%、通常なら迷わず
中止にする1泊2日のツーリングを決行してきた。
理由は・・・よくわからん。
こと大雨とは相性最悪のドカオを引っ張り出す決定的な理由はなかった。
土砂降りでもお互いバカだよなぁと笑いあう道連れが6人もいたので、たまには
こんなこともしてみようか、と思ったんだ。きっと。



 (ムルティばかりじゃなかったけど、せっかくなんで4台揃って)

9日は昼までもつと思ったのに、家を出て15分で雨が降ってきた。
その後山梨・長野を抜けるまで、中央道では滝に打たれていた記憶しかない。
「雨のハイウェイ♪」なんて風情は、いったいどこにあるんだ?

走るとそこそこ、休憩に入ると土砂降りというルーティンで雨と付き合いながらの1日。
木曽路ルートはあちこちに気持ちよさそうな道や絵になる景色があったんだけどなぁ。
この雨ではいつもみたいにカメラを首から下げて走る事もできず、残念だけど、今日は
雨の幕越しに眺めるだけ。
真夏で葉っぱがもさもさになってしまう前に再訪したい。


 

カッパでフル装備すれば、少しの雨なんてどうでもよくなる。
この日の雨は全ての事がどうでもよくなるくらい強烈だったんで、途中で開き直った。
もう濡れてもなんでもいいや。今日は宿泊まりで温泉つきだし。降られてやろうじゃないの。
そんな挑発的モノローグが雲の上の高木ブーに届いたのか、ラスト2時間はこれでもか的
集中豪雨がきた。人間より、ムルティがやばい。
台風にやられて動かなくなった昨夏の光景が頭をよぎり、メーター死守という文字が
意識の中央に点灯する。ビジホでパクッてきたシャワーキャップは、メーターにかぶせて
5分で吹っ飛んだ。
メーターにもカッパがあればいいのに。
カッパ。

カッパねえ。

あるじゃん、カッパ。



使ってないカッパのフードをメーターにかぶせ、収納袋を圧縮していたベルトで固定した。
ふふふふ。おれの勝ちだ、高木ブー。

ムルティは快調に豪雨を受け流して走り、止まることなく宿泊地に到達した。
温泉に入り、こわばった節々をほぐしてから向かうは宴会場。
今宵、ドカを肴に飲み語るのだ。




 (えーえー、そりゃあ水量も豊富でしょうとも)




翌日もしっかり朝から雨だった。しかし、昼からはほぼ晴れ。
ちょうど晴れたときに集合写真が撮れた。
さらに帰りの中央道も絶妙に雨雲をよけて全線晴れ。でも疑り深くカッパは着たまま。
1年分の雨を1日で浴びた今回のツーリング。もうしばらく雨天走行はおなかいっぱい。
降水確率40%以上はパスという基本方針に立ち戻るのだ。





<おまけ>
9日の昼を食べた山中の蕎麦屋「ふもと屋」には、ライダー&チャリダー優遇制度あり。
そば半額が基本。
全員3枚づつ食べた。

 

 
 (ライダー、完食!ってわけだ)

地味だけど、視界って重要

2007年06月12日 | バイクヨウヒン
9日・10日は雨予報。
雨のツーリングに備えてヘルメットのシールドを新しくして行きました。
シールド内側に貼っていた曇り止めレンズ、そのスポンジがダメになり
浸水するようになっていたので交換したのです。ダブルレンズは曇りに
強いけど、ひとたびその空間に浸水すると手の出しようがない。
出先で悶え苦しまないようにという、地味だけど重要な作業です。



ついでに基礎となるシールドも標準のライトスモークからクリアに変えて
みました。夜見づらいのはやだけど、昼夜で交換するのもめんどう。
だからちょい明るめにして夜も付けっぱなしにしようという考えです。



装着前に位置決めし、うりうりっと言いながらシールドを押し広げて
レンズを貼ります。この辺は前回の教訓を活かしました。
広げすぎて、シールドを戻したらバキンと大きな音とともにレンズが歪んだけど、
凍り付いて見ているうちに勝手にずれてなじんだからよしとしました。
この辺、びびってはがして貼りなおすと、あとあと浸水しやすくなることは経験済み。



装着までレンズ内側を保護していた部分は、よく見るとレンズのふちと同じ
シールつきスポンジです。補修用に使えるかな?とっておこう。



でーけーたー。
思い切りの良さとスピードが勝負の作業なので、あっという間にでけた。
無茶しただけあってふちスポンジの圧着度合いは前回と比較にならないほど
よくできました。
奥がいままでの、手前が新作。実際にかけてみると気持ち、明るい。
トンネルの中なども見やすくなったので夜もいけそうです。
さ、これで雨走行もばっちり。めげずに行きましょう。…ってどこへ?


[その後追記]
なんで今回もArai純正SALダブルレンズシールドにしなかったかというと、
あれは雨専用でAraiの特徴である眉毛シャッターが付いてないからだ。
あれがないと、夏とか暑くて使えないじゃん。
もっとも豪雨の岐阜では眉毛シャッターからふたを閉めてても雨水が
シールド内にちょろちょろ入ってきたので、Araiの判断は正しいと思う。
どっちを選ぶかは使い方次第ということだ。

オートバイの垂直移動

2007年06月08日 | バイク

オートバイを使う競技の中で、トライアルはそうとう毛色が変わっていると思う。
他の競技がオン・オフとも何らかの形でスピードを競うのに対して
トライアルには速度という要素がない。
15セクションx2回をトータル5時間半で回ること、1セクションは90秒以内に
通過すること、という時間の制限はあるけれど、これはスピードアップのためではなく
競技に奥行きを持たせるためのルールだ。




(マインダーさんのオートバイは働くロバ仕様になっている)



競技中のセクションには、人がたくさんいる。
ライダー、ライダーを補助・叱咤激励するマインダー(相方さん)、採点するオブザーバー。
難セクションではライダー・マインダーペアが何組もたまるし、人気のある選手が来れば
報道カメラマンも加わって、セクションの周りはごちゃごちゃ。
バイクを落とせば周り中が支えるし、厳しい競技の最中にもライバルペア同士笑顔が
のぞける独特の雰囲気だ。






(Photo:お嫁様 お嫁様には手前の女性は「超ジャマ」らしい。) 

トライアルで最も特徴的なのは、他にはない縦の動きがあることだ。
崖や壁など、そそり立つ障害物を前にして、ライダーは思い切り後ろに
体重をかけてサスを沈める。そのまま猛獣の唸りのごとくエンジン音が高まり
一瞬の体重移動とともにサスの反力とエンジンパワーが開放されると
なにゆえにかオートバイはその場から垂直に飛ぶ。しかも2mくらい。
体力測定か。
ごくふつうのライダーが固定観念として持つオートバイの動きを根底から粉砕する、
それはそれはインパクトのある競技である。




(滝を登りきってオブザーバーにスコアカードを差し出すライダー。嬉しそう。
 夏休みの朝のラジオ体操カードを思い出す。)






もてぎの崖を登っていくライダー。新手のトムソンガゼルか。



下からだと実感が湧かなかったので、よじ登ってみた。
立っているだけで足元から小石が転がり落ちて、怖い。
感覚的にはのけぞったらそのまま落ちる。
ここにオートバイを持ち込んで競技をするというのは、何かの間違いだと思いたい。
天性のバランスとかいう前に、恐怖心はどっかに落っことしてきたんだろうか。






(ここで直滑降!?クレージー!)


朝から夕暮れまで、真っ赤に日焼けしながら観戦したけど、理解できないほど遠い
地平に呆然としたまま1日を終えた。
渋滞知らずの常磐道を戻り、まーちさんご夫妻とぼくとお嫁様、4人でおいしい
イタリアンの夕食を食べながらそんな1日の感想を述べ合う。
大勢で出かけると、テーブルを囲んで1日をこんな風にしめくくれるのが楽しい。




(2枚ともPhoto:お嫁様)

ご夫妻に紹介していただいたお店はパスタが絶品。うう、今日も満腹だ。
どうもありがとうございました。


今回の記事にはお嫁様撮影の写真をいくつか使わせてもらいました。
ぼくが後ろでカメラの設定をいじくっている間にもちょこちょこちょこっと前に出て
いい位置から撮ってくる。結果、いい写真が多い。完敗です。
ふてくされてBlogのアップが1週間遅れました。
屋外の写真は位置取りが全てだということの好例ですね。どんどん動いて撮ろう。




最後に、観戦の参考に少しだけ。
トライアルは競技のテンポ同様、観戦の仕方も他のレースとはずいぶん異なる。
どんな観方をするかは行ってみて自分の好みで決めればいいけど、
ミニ脚立があるとすごく便利だ。
人垣越しでもよーく見えるし、疲れたらイス代わりにもなる。
空いているから人にぶつける心配も少ない。
安いのを1こ買ってから行きましょう。




(おまけ)


 もてぎにはいつ来てもシャララーラッ♪があふれてて楽しい。


 …あれ?場内を移動していたのに、いつの間に林道へ?
 この日は水戸ICを通り過ぎたり林道へ迷い込んだり、迷走DAYでした。


 コレクションホール工房で整備中の2台。いい味出てます。