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三色オートバイ - Multi 1000 MHR -

RD/WH/GRのMulti 1000s F1仕様⇒MHR風との日々をつづる趣味のBlogです。

久々天体観測

2011年12月11日 | なんとなーく
昨夜は、久しぶりに夜空を見上げた。
皆既月食。しかも晴れ。
絶好の天体観測日和。



お誘いがあって、とある小さな天文ドームで見ることになった。
いつも、まっ暗闇のキャンプ場の片隅でやっていたので、人に囲まれてドームの中で星見というのは、ちょっと安心する。



この日の月例は14.9。ほぼ満月で、明るいったら無い。
ドームの中、足許にくっきりと影ができるくらい。

Nikon製の大きな主鏡では、まぶしすぎて月を直視できないので、ムーングラスという部品を使った。
接眼部にあてるフィルターで、機能はサングラスと同じ。
相手が月なので、その名もムーングラスというそうだ。

上の写真だと暗すぎて見えないけど、月のすぐ近くにシルエットになっているくし型のものがカウンター・ウエイト。
主鏡はその下の筒。



(あ、主鏡がウエイトの影になってしまった)

主鏡は年代物で、もはやニコンにもメンテできる人が残っていないため、近く廃棄されるそうだ。
もったいないなぁ、と思うけど、維持に費用がかかりすぎるのでなんともならないそうだ。
動力がないので、目標の星に向けるのも3人から4人のチームワークが要る。
大変だけど、天文部の方々の息の合ったやりとりは見ているだけで楽しくなる。

そして、古いとは言ってもそこは大物。
主鏡に映る像の迫力はなかなかのもの。
月だと、大きすぎてはみだしてしまうくらい。



クレーターからの放射状の線や、海(黒っぽいところ)がはっきりと見える。
感覚的には、月の軌道上から覗き込んでいるような気持ちになるくらい。
近い。



こちらはオリオン星雲。
肉眼では星がいくつか見えるだけなのに、写真では全く違って見えると教わり、主鏡のアイピースにお嫁様のS90を手でむりやりかぶせて撮影。
えらい手ブレに露光オーバーと、写真としてはひどい出来だけど、中央の星雲の色がよくわかる、と天文部の皆さまに好評だったのがうれしかった。
ここでたくさんの星が生まれているのだそうだ。
モードはマニュアル、MFで無限遠にフォーカスして、8秒露光。こういうときって、無限遠とマクロ、どっちがいいんだろ?



こちらはドームの外に設置したVixen ポルタ2(A80という鏡筒が付いていた)に同じくS90ハンド固定で撮った月。
倍率はこっちが月を見るのにぴったりだ。
撮ったのは…誰だろ?自分ではないと思うんだけど。
実はちょっと飲んでから行くという暴挙に出たので、あまりよく憶えていない。
誰が撮ったかわからないけど、よく撮れてるな、これ。
すでに左下からだいぶ蝕が進んでいる。

で、こんな天体ショー、しかも天気よしという日に、自分のカメラを持っていかないわけがない。
望遠鏡の脇に三脚を立て、愛用のニコンD90で撮影開始。
主鏡の迫力にも、ポルタ2の倍率にも負けるけど、がんばれ、ニコン。

以下、時間の経過とともに連続で。
レンズはここぞと70-200f2.8を持ってったけど、月が小さい…。
せめて1.4倍テレコンを着けるのだった、と悔やみながらトリミングで切りだす。


(蝕のはじまり)


(4分の1くらい進行)


(3分の1くらい。地球の影が円いことを実感する。)


(半分くらい。気のせいか、この辺から、蝕の進行が早くなったような。)

時間の関係で、天文ドームをここで撤収。

車に乗せてもらって家へ帰る途中、横断歩道やコンビニの前、ふとした拍子に夜空を見上げている人が多くいた。

家に帰ると、ちょうど蝕が最大になったところ(をちょっと過ぎてしまった)。

中天に赤黒い天体が浮かんでいる様は、得も言われぬ異様さ。





月蝕のため、満月なのに新月なみの暗さになって、月のすぐ近くにある星が肉眼で見えるようになった。

これもなんだかおかしな光景だ。



欠けた側から、だんだん月が明るさを取り戻し始める。

しばらく見ていると、月の端が強烈に輝き始めた。


書いてる人の個人的興奮 (1)

2011年09月01日 | なんとなーく
北海道シリーズをちょっとおやすみして、個人的に興奮したもの日記です。
(このままでは月刊北海道ツーリングになって、連載を終える前に大晦日が来てしまいそう)

「妖精作戦」
その昔、ライトノベルとSFの間くらいをさまよっていた朝日ソノラマ文庫から出ていた名作。
有川浩など、有名な作家さんにもこの作品の影響を受けた人は数知れずという作品ながら、
朝日ソノラマの消滅によって、いまではめったに手に入らなくなってしまったのは好きな人の間では有名な話。
中古本市場でもなかなか出ないうえに、保存状態のよいものはかなりの高値。
全4巻持っていたのは、たしか就職して引っ越すときに、思い切って捨ててしまった。
ふっと思い出して読みたくなっては、ああ、捨てなければよかったなーとため息をついていた。

そんなあきらめの日々。
昨日の夜、本屋さんをぶらぶらしていたその時、目に飛び込んできた四文字の表題。

妖・精・作・戦。

な、なにーっ?
え、おれそんなに酔ってないはずなのに。
ついに眼に来たか。
版元は…創元SF文庫とな。

お!復刻版が出たんだー。
しかも4部作が復活って帯に書いてあるから、この後ちゃんと3冊リリースされるってことだ。
やったー。
早速買って帰りました。


まだ出だしの1章しか読んでないけど、あ、そうそう、こんなだったなー、と懐かしく読みました。
しかし750SS‐H2が10年ちょっと前のバイクと表現されてたり、登場するバイクがだいぶ時代を感じさせるなー。
GPz900Rが現役ばりばりだったり。
この頃にいちばん憧れてたバイクがGPzなのは、もちろんこの作品の影響です。

あと3冊。今度はちゃーんと保存しておこうと思います。

ぬこGet

2011年06月27日 | なんとなーく


ぶらっと寄った酒屋さんで、山ぬこの小さいのを見つけた。
前にどこかの店で呑んで気に入って、でもどでかい一升瓶しか見つからずに買い控えていた芋焼酎。
一升瓶かかえて一人で家呑みするほど、ドランカーではありませぬ。



ここの焼酎は芋が山ねこ、米が山せみ(ヤマセミ)、麦が山猿と、どれも名前に山がつく。
ラベルの字体と絵がなんともいい感じ。

今度、夜更かししながら呑むのだ。

最近弱いモノ

2010年08月09日 | なんとなーく
最近、買い物時にすっごく弱いモノがある。



ギネス。…じゃなくて、ビールのおまけについてくるグラスにめっぽう弱いのだ。
たいてい、3缶パックに1こグラスがついてくるようになっている。
グラスの大きさやデザインはそれぞれ違い、おかげで買うつもりのなかった銘柄を買ってしまったりする。
ギネスのは、特徴的なこってりとした泡が広く厚く層をなすように広口のグラス。



こちらはプレミアムモルツのおまけグラス。細身で、繊細な泡を盛るのにちょうどいい。
入れているのがサッポロクラシックなのは、これが好きなんだから、おいといてくれ。

他にも内外のたくさんの銘柄が同じようにグラス企画を始めていて、買い物にいくと目移りしてしまう。
が、中にはぱっとしないのもあって、やたら小さかったり、デザインがそっけなかったりする。
とりあえず、この2つはかなり気に入っていて、最近は陶器のビア・タンブラーはそっちのけで
こうしたおまけグラスでばかり飲んでいる。

和田山、出石そして夕陽ヶ浦

2010年06月01日 | なんとなーく
和田山には何も無い。
が、いい焼肉屋さんがある。

和田山駅からすぐの国道沿いにある「太田屋」だ。

牧場直営らしく、チェーン店で安いのに美味い肉が大量に食べられる。
予約可なので、人数が多い場合は行く時間がわかっていれば予約するといい。







美味かったので、となりの肉販売コーナー(というか肉屋)でいろいろ買う。
北海道は清水で有名な冷凍牛トロフレークがあったのですかさず買う。
今度熱々ご飯にかけて牛トロ丼作って食べてみよう。


翌日の朝がレギュラーマックだったのはもう書いた。
ジャンクな食い物はきらいなんだけど、ダブルクォーターパウンダーだけは許せる。というか良い。
なんで今はチーズ入りのしかないのかな。



寒い日が続いていたので藤がろくに開いていない藤祭りを冷やかしてから北へ向かい、昼に出石の皿蕎麦を食す。
行ったのは、なんと言ったか、凝った内装とファンキーな看板のギャップが激しいこのお店。



憶えたでしょ、このインパクト。
それに呼び込みのお姉さんが元気なので、ふらふら行けば自動的に誘導されると思う。



蕎麦は美味い。
こうして小さな皿でいくつも盛って出されるのだけど、最初の一皿は塩をひとつまみ振って食べるよう勧められる。
これが美味い。
もう一度、最初の一皿にを味わいたくて蕎麦を追加してしまった。
薬味はたくさんあって食べ飽きない工夫がしてある。







食後は出石の街を散策。やたら人が多いけど、何の予備知識もなしにふらっとやってきてもけっこう楽しい街だった。


出石を出て、ノリで植村直己記念館に立ち寄ったりしつつ、日本海側の海岸へ出た。
本日の宿は夕陽が売りの、夕陽ヶ浦温泉。の一角にある民宿。
この日は海面近くに雲が出てしまい、ダルマ型の落日はお預け。
それでも楽しそうに波打ち際で戯れている人々がいる、こんな時間がけっこう好きだ。




この週末は、F-22が拝める機会

2009年08月22日 | なんとなーく
みなさん、わりと飛行機好きが多いと思うのでご紹介します。

22日(土)と23日(日)の2日間、福生の横田基地で開催される友好祭に
門外不出のマスターピース、F-22Aが一般公開されるそうです。

 横田基地友好祭HP

地上展示だけで飛行はしないそうだけど、F-22を生で拝める、そうはない機会です。
なお、聞くところによると23日(日)午後2時頃から各地上展示機が帰るために
続々飛び立ち始めるそうですので、明日の午後に粘っていればF-22の離陸を
見ることもできるかもしれません。

写真撮影フリーだって言うし、明日はあいにくの天気だけど、午前中はもちそうだから、
苦手な人ごみに飛び込みに行ってみようかと思います。

ひさびさのエントリーがマニアックな話題で、どうもすみませんでした

夜も撮る。

2009年07月05日 | なんとなーく
お台場、潮風公園のガンダムをぐるっと撮りまわって背後まで来たところで、ちょっと飽きてきた。

ガンダムから意識をそらし、さっきよっぱらいが船で通っていった方を見やると、おお、これこそ「お台場」だ。



ちょっとガンダムは休憩。やっぱり、夜でも自然と風景に目が向くのだ。



水面とシャッタースピードの関係は面白くて、開ければ開けるほど水面の波が平準化されて平らに映る。
1枚目は絞りを開いてシャッタースピードを早くしたもの(絞り優先AE)。
2枚目は絞り込んでマイナス補正をかけ、シャッタースピードを遅くしたもの(マニュアル)。
それが面白い時と、平凡な印象になる時とがあるのでどっちがいいとは言えないけど、同じ景色を撮っても
変化が生まれるのは楽しい。



ネオンの光の入り方が面白かったので、ちょっと斜めになってみました。
手首が楽なので右下がりで撮ったけど、右上がりの方が見た感じはいいね。



こちらは南側、川崎の方にあるクレーンの群れ。
同じ場所でも、見える景色はずいぶん印象が違う。
ここ数年は工場ブームで、こうした工業地帯の景色もずいぶん人気が上がったらしい。



でも、お台場の王道はやっぱりこちらでしょう。
今度はもっと近づいて、橋の下から見上げるように撮ってみたら面白そう。

少年の日に見たかった

2009年06月28日 | なんとなーく
今、午後7時。夏至を過ぎて数日、ちょうど日没の頃。
きれいな後焼けをゆりかもめの窓から見ている。
もう少し、早く着けばこの空を背景に眺めることができたかもしれない。

これを。



お台場、潮風公園にできた実物大ガンダム(1/1)。
公開は7月11日からだけど、足元のフロアに登れないだけで姿は見えるので、
少なくない数の人たちが見物に訪れている。
どのくらい少なくないかというと、小さい団地の盆踊りくらいの人数はいる。



一歩引いて見ると、巨像を崇める偶像崇拝者の集いのようだ。

後焼けも消える頃、ガンダムの各部に仕込まれたライトの点灯試験(という名目で集まった人へのサービス?)が始まった。





なんで光らなければならないのか、とか、むずかしく考えることはない。
盆踊りのノリで、真ん中の舞台がぴかぴか光ったら、そのへんの子供といっしょに
「おおおー、光ったーー!!!」と盛り上がればいい。世の中ノリだ。


(ほとんど特撮映画・・・)

立体にしても全身が破綻せず、よくバランスが取れているうえに細かいところもよく作ってある。
金も取らずによくがんばったなぁ。好きじゃなきゃできないおしごとだ。
公開されると頭が動いたり、スモークを噴いたりするらしいけど、今日は光るだけ。
でも、肩の先に左右で色の違うライトが編隊灯のようについているのは、ニヤリとさせられてよいね。





角度によってはルーバーの隙間からライトが直撃して、こんな派手な状態になる。



ホテル日航東京と。こうしてみると、けっこうちっこい?



いや、立ち木の向こうににょっきり突き出ていると、やはり大きさを感じる。
この写真を撮っているはるか後方では、宴会中の屋形船からよっぱらい女子が
「ガンダム~っ、こっち向いて~っ!こっち~っ!」
と、叫んでいる。いや、動けないから、これ。

まぁ、でも首くらい後ろに回してもいいよな。



あちこちネオン色に光って、見ようによってはストリートカスタム風?

ほんとはもっとあちこちライトアップというかライト放射するんだが、撮ってるときはノリで盛り上がれても
(なんせ不定期に光るから、光るだけで盛り上がれるんだ)、あとで見返すとやっぱり不自然。
なので、アップしたのは部分が光っている控えめな写真にした。




公開されたら、もっとちゃんとショー・アップ、という雰囲気になるだろう。
と同時に混雑もすると思うので、じっくり眺めたい'70sには公開前に見に行くことをお勧めする。
見に来ているのも(たぶん創ってるのも)そのくらいの年代が主力だ。

ちなみに広場は土が柔らかく、パンプスだとヒールが埋まって彼女/お嫁様が不機嫌になるので
連れてくならぺたんこグツでどうぞ。


[以下、写真野郎ども&カメラ女子向けmemo]
Nikon D90。WBはAuto、ノーフラッシュ。
バストアップは16-85mmVR、その他は全て35mmF1.8G。
明るいうちは絞り優先AutoでISO800、絞り開放~F8くらいで撮影。
日が落ちきった後は三脚を使用、ISO800か1600でマニュアルモード。
F8~F10でシャッタースピード2.5秒~4秒。

Beer! Beer! Beer!

2009年04月18日 | なんとなーく
なんというか、ここのとこよくビールをいただきます。
我が家はただいま、ビール祭りです。



Mリーヌ様からいただいた、世界のビール、スタイニーボトルシリーズです。
センターはやはり、大好きなバスです。これはエールなので、ビールのように
キンキンに冷やすより、少しぬるめで旨みを味わうのがおいしい飲み方です。
あとの3本は初顔合わせ。ボストンのビールにチェコのビール、Newtonは
青りんごのビールです。



キャップも、りんごだったりします。
上に並んでるキャップは、どこやらの修道院で作っている(!)シメイです。
青も赤も、ちょっとクセが強くて、う~~んという感じでした。
シメイは白というのもあるそうですが、どうかなあ。


もうひとつ。軽井沢で大人気・品切れになっているという、よなよなエールです。
こちらはT様からいただきました。バスが好きと聞いて、わざわざ買ってきて
いただいたのです。



このビール、ふしぎな味わいです。なんていうか、ぶどうとビールを一緒に飲んでいるような。
ぶどうのビールって言われたら、思わず7秒くらい信じてしまいそうです。
関係ないけど、その昔学生時代のぼくは、ぶどうをつまみにビールを飲んでいて、
周りの人に気味悪がられたことがあります。


ビール祭りの大トリは、これです。


















































サッポロ・クラシックだぜ!!!


北海道でずっとお世話になっていた、サッポロ・クラシック。
本州では売っていないはずのこのおいしいビールが、北海道物産フェアで
山積みになっていたので、持てるだけ買いこんできました。
この他に、もう2パック買ってあります。

俺は今、幸せです。幸せをくれたみんな、どうもありがとう。