カフェ・ラベンダー

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京都へ⑥ イノダコーヒー本店

2008-05-23 01:00:27 | 京都
南禅寺からタクシーに乗り三条のイノダ・コーヒー本店へ。タクシーの運転手さんが話好きな人で、京都の町のことをあれこれおしえてくれる。私はほとんどフンフンと聞いているだけだったけれど、Cちゃんはさすが住んでいただけあっていろんなことをよく知ってる。お話が弾んでいました。

途中京都市内で見たGSのガソリン価格の高さにびっくり。160円もするのです。161円か165円のどちらかだったっけ。福岡の私の家の近辺とは20円近くも差があります。

「イノダ」は昔フォーク歌手の高田渡が「自転車に乗って」という歌の中で歌っていたと思いこんでいましたが、今回チェックしてみましたら、「イノダ」を歌っていたのは「コーヒーブルース」という歌の方でした。それで「イノダ」ってどんな店かな、フォーク歌手が歌うのだからと、なんとなく小さくて地味な店を想像していたのですが、京都に来るにあたり、ガイドブックを見てみたら、なんとクラシカルな雰囲気の居心地のよさそうな素敵な喫茶店のようではありませんか! それなら絶対来ようと張りきっていたのです。
京都には他にもイノダの支店がたくさんあるらしく、次の日にも清水寺店に行ったのでした(後述)。

「イノダ」に入ると、町屋の中に落ち着いたクラシカルな雰囲気の素敵な空間が広がっていました。





2人とも煙草は吸わないので、オウムのいる通路を挟んだ禁煙室に案内されましたが、喫煙室の方がサロンという雰囲気で圧倒的に広く素敵なんです。狭めの禁煙室はいかにも押し込められているという感じであちらのサロンほどよくありません。
そこでイノダさんにモノ申します! 満席の禁煙室。すいている喫煙のサロン。逆にしてはどうでしょうか? 今はもう禁煙者、喫煙者の人数は逆転しています。人数の多い禁煙者をサロンに案内して少数派の喫煙者は狭い部屋に移ってもらえばいい。私はそう思うのですが・・・

サロン




もう夕方の遅い時刻でしたので、ケーキはフォンダン・ショコラかアップルパイの2種類しか残っていませんでした。それなら、と2人ともトロリとした濃厚なチョコレートケーキのフォンダン・ショコラとコーヒーのセットを注文しました。




売店でCちゃんはイノダオリジナルの布巾を、私はコーヒーの赤い実を描いたコーヒーカップを買いました。同じラインアップで小ちゃいデミタスの方が可愛らしくて、この絵柄に合っていたのですが、私はエスプレッソは家では飲まないし、コーヒーカップとデミタスでは大きさのわりに200円くらいしか違わないので、飾っておくだけではもったいない、コーヒーを飲みたい、とコーヒーカップを選んだわけです。




売店




サロンの不満は多少ありましたが、とにかくイノダに来られてゆったりまったりとした時を過ごせ、美味しいコーヒーとケーキが頂けて満足、幸せな気分になりました。