カフェ・ラベンダー

のんびり気まぐれ生活あれやこれや

京都へ②

2008-05-20 22:42:53 | 京都
さぁ、いよいよ市バスに乗りこみます。この日の京都は晴天。暑い。予報によると27℃とか。
なのにバスにはエアコンが入っておらず、混んだ車内で立つこと40分ほど。いささかキツかったです。窓を開けて風を入れましたが、他の市バスを見ると、エアコンを入れているバスも多く、恨めしかったです。エアコンのオン・オフはそれぞれのバスの運転手さんの裁量に任されているのでしょうが、混んでいるときは入れてほしいな~と思いました。

バスに乗っていて意外と京都って広いんだわ~という思いを新たにしました。街がだだっ広い感じがしてなかなか目的地がやってこない!  

バスの窓から左手にCちゃん夫妻の住んでいた思い出のマンションを確認し、菅原道真公ゆかりの北野天満宮へ。菅原道真なら太宰府です。「太宰府にも撫で牛がいるよね~?」とCちゃんに聞かれ、太宰府には何回も行っているのに、こういうことには全く疎い私は「ううん、そんなの見たことないよ」と答えて後で赤っ恥! ちゃんと牛さんが太宰府にもいたのでした。

 


北野天満宮の撫で牛

 


ちなみに牛は菅原道真公が丑年の丑の日、丑の刻に生まれたことにちなむとか、太宰府で道真公が亡くなったとき、ご遺体を運んでいた牛が座り込んで動かなくなってしまったとかいうことに由来するといわれているそうです。

お参りを終え、北野天満宮前の豆腐料理のお店、「とようけ茶屋」でお昼を食べることに。老舗で美味しくお手頃値段とあって、お昼前から外に行列が。Cちゃんによると、豆腐料理なら南禅寺のお店が有名とのことですが、このお店のようなお値段では食べられないそうです。お手頃値段はお豆腐屋さんの直営の豆腐料理の店だからかな?隣のお豆腐屋さんの店先に売られている豆腐や湯葉、揚げなどもおいしそうなのがいっぱい。 




やっと順番がきて3階のテーブル席へ。本当に狭いお店ですが相席させられることはありません。

高めのコースメニューから丼物までいろいろなメニューがありましたが、これからまだまだいろいろ食べ歩こうと、やる気満々の私たちでしたので、慎ましく1050円の奴膳を注文。
冷奴のお豆腐は白と黒豆と別々のを選んで半分ずつにして頂きました。どちらかといえば黒豆の方が食感がねっとりしていて美味しかったかな。









お料理はどれもこれもすごく美味しかったです! 繊細な味付けで、なおかつ家庭的な味わいがあり、器も吟味されてます。福岡にも「梅の花」チェーンなど豆腐料理のお店があるのですが比較になりません。
特に気に入ったのが生麩を炒めて甘めの味噌だれで絡めたもの。ねちっとした食感、味わいがたまりません。生麩は殆ど料理したことがなかったので珍しくもありました。
じゃぁ家で作ってみたら、と明日京都を発つ前にCちゃんが知っている錦市場の美味しい生麩のお店に案内してくれることになりました。

本当に美味しくてお値段もリーズナブルでここに来てよかったね~と、二人口々に言い合いました。