お盆に咲いてほしかった ミソハギ ・・・彼岸に咲いても持て余すだけ。
この花は お盆にお墓に供えるために植えているのに 今年のお盆には全く役に立たなかった。
うろこ雲ではなく 今度は入道雲の下で咲いて欲しい。
彼岸花 とは良く言ったものだ。
伸び放題にしておく萩の藪をかき分けたら ヒガンバナ は満開だった。
異常なほどの小雪だった今年は ヒガンバナ の葉に充分な陽光を与えたのだろう。
例年よりも花茎が多い。
この樹はある程度の温度があると冬でも枝を伸ばし花を咲かせる。
必然的に枝が伸びすぎて 乱れた樹形になる。
7月に伸びすぎた枝を切り詰めて丸坊主にしたが 新たな芽を伸ばして開花を始めた。
次々と咲く径15mmほどの小さい花は一日花だ。
彼岸の訪れは 日差しをすっかり秋のそれに変えてしまった。
黄色く実った クサボケ の実の上で日向ぼっこを楽しむ ニホンアマガエル。
何を見ているのか カメラなどは無視されてしまった。
マイヅルソウ の赤い実は完熟して透明になってきた。
赤い実の中に白い種子が透けて見える。
GOTO尾瀬 の目的は 登山道沿いの巨木の調査だった。
調査した樹のいくつかを・・・・・。
このキタゴヨウ の幹回りは 372cm。
どこを計ればいいのかわからない・・・ダケカンバ。
樹木の90%は ブナ が占めている。この樹は幹回り273cmだった。
水辺を好む トチノキ 幹回り350cm。
12年前の調査ではもっと大きな木があったが残念ながら枯死していた。
株立ちの クロベ には計測の手を出せなかった。