中国より渡来したという園芸品種 コデマリ。
地植えの株は大きくなって雪囲いが大変だが 鉢植えでも立派に開花する。
これならば 雪囲いの心配も不要で花を楽しめる。
国産の野生種 イワシモツケ を初めて見たときは コデマリ かと思った。
棚場の鉢植えではあまり似ていない樹姿だが自生地では似たような樹姿をしている。
野生種だけあって花数も少ない。最も違いがあるのは葉の形だ。
杉林の中の廃止された古い水路跡に残っていた デワノタツナミソウ。
水路に水が流れていたころは岸辺に咲いていたんだろう。
見つけた時には川底だった位置にひょろひょろと数本が生き残っていた。
そのうちの一本を連れて帰って5年目になる。
大株になってたくさんの花を咲かせている。
知人から頂戴した この タツナミソウ は何者か良く分からない。
トウゴクシソバタツナミ に似ているが幹にほとんど毛が無い。
池畔の ミズキ は ブナ と一緒に大きく枝を広げて樹下に緑陰を形成する。
高所に咲く花は撮りにくいが 今年は下垂した枝にも開花した。
小さな花が無数に集まって咲く。
一本の樹では膨大な数の花が咲き 実が稔るのだろうが この樹の下に実生は見られない。
よほど発芽効率の悪い樹に違いない。
(5月20日 撮影)
池畔の ナデシコ科 を二種。
鳥が運んだか 水路から流れてきたのか 植えた覚えのない オオサワハコベ。
オオサワハコベ の オオ は コハコベ や ミミナグサ よりは大きな花だからか。
ノミノフスマ は昔からの雑草だが jokichi好みの雑草だ。
深く切れ込みの入った5枚の花弁は一見10枚の花弁に見える。
5月20日 アヤメ が咲き始めた。
5月24日 開花はピークになってきたようだ。
ヒオウギアヤメ も今がピークだ。
アヤメ とは花のカタチに違いがある。