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Dutch Life 備忘録

オランダのミュージアム、コンサート、レストランなどについて記録するノート。日常的な雑記も…。

レナリドミド+デキサメタゾン 第52サイクル開始

2014-03-07 09:26:27 | 医療・病気
レナリドミド(レブラミド)10mg、デキサメタゾン0.5mgを週3回3週間服用、4週目はデキサメタゾンのみ週3回服用というサイクルの52回目が始まりました。
最近、オランダでは総合病院に死亡率の公表が実質義務付けられました。厳密には理由を付けて公表していない病院もいくつかありますが、私の通っている病院は公表しました。その数値は少し平均を上回っていました。病院側の説明によると、重篤な病気の患者が送られるセンターになっており、それが原因しているとのことです。また、科目ごとに見て、死亡率が高いところと、低いところも公表されました。私の病院では、不整脈、慢性閉塞性肺疾患や気管支拡張症などで死亡率が平均より低く、胃がん、急性心筋梗塞、大動脈動脈瘤などで平均より死亡率が高いということです。
死亡率の公表は、病院の得意・不得意を明確にして、改善を図ることが目的の一つで、患者目線からは良いことだと思います。しかし、死亡率は難しいケースが集中しやすい大学病院や核となる病院では高くなる傾向があり、また退院してすぐに家で死亡した場合には病院の死亡率には加算されないなど、まだまだ公平な比較ができる死亡率の算出には修正が必要な要素があるようです。
さて私の体調ですが良好です。最近眠りが浅い感じで、深く長時間眠れないときが多いです。でも疲労感の蓄積はないので大丈夫だと思います。
暖かくなってきたので、近くのスーパーへ徒歩で出かけたりして、少し運動をすることを心がけています。


ソウルフライ(Soulfly)@Tivoli(ユトレヒト)

2014-03-05 14:22:27 | Concert
久しぶりにクラシック以外のコンサートへ行きました。
ユトレヒトのTivoliというライブハウスで行われた「ソウルフライ(Soulfly)」のライブです。夫が行きたいとのことで一緒に行きました。
ソウルフライは、ブラジルのへビーメタルバンドです。1997年結成で、2000年発売の「Prmitive」というアルバムがヒットしたそうで、私はそのアルバムを2回ほど聞き流しただけでライブに挑みました。
ライブ会場はもうすぐ閉館して、ユトレヒト駅そばに出来る新しい建物に移る老舗のTivoliというライブハウスでした。本当は2階で座って見物しようという気持ちで行ったのですが、チケットがさほど売れなかったのか、2階は開放されていませんでした。それで、後ろの方の柱の前で見ることにしました。疲れたら柱にもたれかかれるからいいかなと思ったのです。
ヘビーメタルだけあって、音は大きく、耳に頭にビンビンきました。また重低音が内臓にズシンズシンと響いてきました。しかし後ろのほうだったのか、私の許容範囲の音で、ドラムの明確なビートが気持ちよく、身体が音に合わせて勝手に揺れました。シャウト系のボーカルで何言っているのかわかんなかったけど、勝手に合わせて踊ったり、「ファイアー」って叫んだりして、何かエネルギーとストレスの発散っていう感じで楽しみました。
熟練のライブバンドらしく音はまとまりがよく、気持ちよくノレました。
8:45開始の予定でしたが実際には9時に始まり、ほとんどずっと踊っていたので10時頃には疲れてきました。まだ週の途中でしたし、10時15分頃にまだガンガンとたけなわの会場を後にしました。
1時間強でしたが、久しぶりのライブの雰囲気と音に合わせて身体を動かしたことで、充実感というか爽快感というものが残りました。
クラシックもいいけど、ロック系もいいなと思いました。
しかし、ライブ会場は禁煙ですが、汗とビールなどの臭いが会場には立ち込め、髪や服がくすんだ臭いになるのが不快です。まあしかたないですけどね。
体調は良好です。

血液内科定期受診2014年1回目

2014-03-04 09:43:44 | 医療・病気
3か月ごとの血液内科定期受診です。
さて行こうと思って診察券を手に取ったら、そこに血液検査の用紙を発見。すっかり忘れていました。いつも受診の2週間くらい前に血液検査の採血をやっておくのでした。そうすると、受診時に検査結果が出ていて、それに基づいて話ができるのです。
でも忘れてしまったものはしかたありません。
病院に行って、診察に呼ばれ、すぐに「すいません。血液検査を忘れました」とK医師に言いました。
すでにコンピュータでデータをチェックしていたK医師は、「そうだと思った。11月のしか結果が見当たらなかったから」と言い、「まあ、血液検査を忘れるくらいのときは、問題ないことが多いからね」とのこと。
12月頃に肝臓に関する血液検査の結果が悪く、エコーなどをしたという話をすると、K医師は、データを見てくれて、「肝炎だとすごく高い値になるからその可能性はないし、上がったり、下がったりしていて、上がり続けているわけではないので、大丈夫」とのことでした。
HbもEPOなどの薬剤の助けはあるけれど、正常な高さまで上がっていて良いとのこと。幹細胞が弱ってくると、薬剤を使ってもなかなか上がらないそうです。
あとは、少し日本の旅行の話などをして、最後にレナリドミド(レブラミド)とデキサメタゾンの処方箋をもらって終わりました。
血液検査は、その後に採血をしに行きました。2週間後に電話で結果を教えてくれるそうです。
また、3か月後に受診の予約を取りました。
採血をし忘れたのは初めてのことだったので、自分自身にびっくりしました。これからはもっと気を付けなくてはと思いました。
体調は良好です。

映画「Gravity(ゼロ・グラビティ)」

2014-03-02 08:41:03 | Movie
日曜日、アカデミー賞発表の当日ですがまだ発表前に、「Gravity(ゼロ・グラビティ)」を見てきました。
オランダでは10月に公開になったのですが、スケジュールが合わなくて見逃していました。今週になってまた上映が始まり、IMAXで見てきました。
約90分の映画なんですが、息をのむシーンの連続で、すごく早く感じました。
前知識はあまり入れずに見たので、どうなるのかとどきどきしながら見ました。
前半のほうの、宇宙からの地球の映像など、とても美しく感じました。反対に最初に映ったスペースシャトルはちょっとしょぼいなあと思いました。
音楽も、とてもよい感じでした。
IMAXの3Dで、物が飛んでくる映像はリアルで、自分のほうへ向かってくると、無意識に身体がよけようと動いてしまいます。
この映画は、是非とも3Dで、またIMAXで見るべきです。
第86回アカデミー賞の最多7部門受賞となりましたね。
科学的にはところどころ実際には起きないようなことが映画では映っているようです。例えば、主人公が泣くと、涙が雫となって空間を漂う場面がるのですが、宇宙空間では、涙は何かしない限り目に張り付いたままだそうです。まあ、この映画はフィクションですから、そこは一応頭に入れておかないといけないかも。
でも、なんか、宇宙飛行士になった感覚を体験できる稀有な映画です。見てよかったと思いました。
体調は良好です。