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試運転 ~TRIAL RUN~

初心者の拘りと見切りが激しい自己責任による鉄道模型軽加工記録

京成新3000形3051-5[3051F] 本線仕様 動力ユニット振替,整備 (性能復元)

2016-04-18 21:24:02 | 京成線:新3000形
マイクロエース製京成新3000形1次車3001F現行仕様には波打車輪が採用されました。
以後標準化されると思っていましたが8次車3026Fでは再び7次車3051F以前に戻されています。
従ってリリース済の新3000形4編成では3001Fだけが波打車輪を有しています。


京成新3000形7次車 3051F 本線仕様。
[3051F]:3051_8-3051_7-3051_6-3051_5-3051_4-3051_3-3051_2-3051_1。

近年の製品では省略されており復活の可能性は低いと思います。
結果的に3001F前期仕様は新3000形3000番台の異端編成になってしまいました。
そこで波打車輪を7次車3051F本線仕様へ転用して床下機器見附の統一を狙いました。


入工中の3051-5。

3051Fと3001Fは床下機器配置や座席部品成形色が異なっています。
全車揃っての床板振替が行えず台車振替を基本にしました。
但し動力ユニット搭載車に限りユニットカバーだけの振替を選択しました。


酸化した導電板。

3051-5用動力ユニットは挙動が不安定になっていました。
整備入場を計画していましたが3001-5用動力ユニットと入れ替わります。
そのためユニット本体の性能復元は先送りしました。


輝きを取り戻した導電板。

ユニットカバーは引き続き使用するため導電板研磨を行いました。
全体的に酸化しており端子との接触部は茶色く変色していました。
ラプロス#8000とクリーナーを併用して真鍮色に戻しています。


清掃した上野寄FS-564動力台車 (上野寄,成田寄)。

全く手を着けていない3001-5用動力ユニットも余り状態は良くありません。
FS-564動力台車に添加されていた純正グリスは変色し粘度まで高まっていました。
その構造に手を焼きながらも清掃を終えています。


新3051-5用動力ユニット。

過去の入場でユニットカバー嵌合爪受を破損させてしまいました。
台枠が変わる関係上慎重に組み付けています。
なお両者のLOT差は全く感じませんでした。




3051-5(動力ユニット振替,整備施工)。

3051-5が竣工しました。
駆動状態は改善され滑らかな加減速を示してくれました。
ただ肝心の波打車輪は今ひとつ目立たないように感じています。

●動力ユニット整備
※改訂:2024年11月13日

京成新3000形3051-7,3051-2[3051F] 本線仕様 パンタグラフ換装試行

2016-04-12 21:17:53 | 京成線:新3000形
マイクロエース製新3000形7次車3051F現行仕様のパンタグラフ換装試験は第二段階に入りました。
採用予定のパンタグラフはTOMIX製PT-7113-D形パンタグラフ(0246)です。
上野寄用では位置が逆になる避雷器が検討課題でした。


京成新3000形3051-7本線仕様(3051F)。

成田寄用は3051-5と同一方式が採れます。
先ずこちらの交換から取り掛かり上野寄へ移る工程を組みました。
先発入場車は3051-7です。


先に固定した切出済取付脚。

撤去した後位側取付脚は取付孔へ差し込み体裁を整えます。
3051-5では搭載後に固定しましたが3051-7は順番を逆にしてみました。
しかし単体では垂直が維持できず内側へ傾斜してしまうようです。


成田寄だけ交換したパンタグラフ。

間口がパンタグラフ台枠よりも狭くなってしまい押し広げながら取り付けました。
この方式は破損交換も難儀すると思い成田寄だけで打ち切っています。
なお台枠のゴム系接着剤固定には影響しませんでした。


避雷器を撤去したTOMIX製パンタグラフ(上野寄)。

上野寄パンタグラフの避雷器は思い切って切断してみました。
台座ごと切り落としそのまま反対側へ移設する安直な方式を採ってみました。
固定はパンタグラフ換装完了後へ先送りしています。


片側だけ先行固定した取付脚(上野寄)。

後位側取付脚は製品外観に近いL字形を保てるよう成形断面から切除しています。
換装時間を稼ぐため固定は流し込み接着剤からゴム系接着剤に変更しました。
更に片側のみ先行して差し込みパンタグラフ台枠を接地しやすくしてみました。


3051-2,3051-7 (純正パンタグラフ搭載車,TOMIX製パンタグラフ換装車)。

残った片側へ取付脚を固定し避雷器位置を策定しました。
パンタグラフ台枠への直付が理想でしたが接着剤代が稼げません。
やむを得ず避雷器台座裏面へゴム系接着剤を塗布し屋根板で支持させました。


3051-8+3051-7 (TOMIX製PT-7113-D形パンタグラフ搭載)。

その位置は成田寄用の線対象配置でホーンが基準になりました。
なお前位側取付脚もゴム系接着剤固定です。
全面的にゴム系接着剤を採用しており安定性と再換装の両立が期待できると思います。


入工中の3051-2。

3051-7と同じ工程を3051-2でも繰り返しました。
従って後位側取付脚以外は3051-5を踏襲しています。
パンタグラフ台枠裏面の接着剤塗布箇所は後端から約2mmまでです。


ゴム系接着剤を盛ったパンタグラフ台枠後端(成田寄)。

ここが3点支持の要です。
固定が甘くなると動作に支障を来します。
屋根板にはビードが走っているためゴム系接着剤はやや盛り気味にしました。


パンタグラフを交換した3051-2。

上野寄パンタグラフも3051-7から殆ど変えていません。
ただ時間の経過とともに避雷器嵩が下がったように見えました。
そこで完全固着するまでの補助として流し込み接着剤を使用しています。


3051-2+3051-1 (TOMIX製PT-7113-D形パンタグラフ搭載)。

3051FはTOMIX製PT-7113-D形パンタグラフへ置き換わりました。
既に3051-5用パンタグラフが安定域へ入っているため昇降試験を行っています。
思いの外剛性が高く操作も4脚支持と比べても遜色ありませんでした。


3051-2+3001-2 (3051F+3001F:TOMIX製パンタグラフ換装車+純正パンタグラフ搭載車)。

まだ本採用に踏み切るか決定していません。
大径の避雷器が今までと印象を大きく異にしています。
更に上野寄の安定度が判明するまでは時間を要すると思います。


3051-2+3001-2 (3051F+3001F:TOMIX製パンタグラフ換装車+純正パンタグラフ搭載車)。

今後後位側取付脚を切除した影響が出てくる可能性もあります。
仮に破損交換を行う場合も再加工が避けられません。
これらを総合的に吟味し判断する予定です。


3051-2+3001-2 (3051F+3001F:TOMIX製パンタグラフ換装車+純正パンタグラフ搭載車)。

3051Fを再出場させました。
溶着されていなかったため撤去した純正パンタグラフは無瑕です。
計画通り3026Fへ移設するか3051Fへ戻すかは全く読めません。
何れにせよ再登板は間違いなく大切に保管します。

※改訂:2024年11月10日

京成新3000形3051-5[3051F] 本線仕様 パンタグラフ換装試行

2016-04-11 21:11:42 | 京成線:新3000形
マイクロエース製京成新3000形8次車3026F現行仕様はパンタグラフが降りきりません。
一度3026-5で修正を試みましたが空振りに終わりました。
しかも無理に力を加えたせいか釣合棒が外れやすくなってしまいました。


京成新3000形7次車 3051F 本線仕様。
[3051F]:3051_8-3051_7-3051_6-3051_5-3051_4-3051_3-3051_2-3051_1。

このままでは何れ破損すると思いました。
そのためパンタグラフ換装試験に踏み切っています。
但し3026Fではなく7次車3051F現行仕様を試作編成に選択しました。


3051-5 。

パンタグラフ換装に成功すれば1編成だけ仕様が変わってしまいます。
そこで1~6,8次車とはカラーデザインが異なる3051Fに目を付けました。
3051F用パンタグラフを3026Fへ転用し降りないパンタグラフを置き換える作戦としました。


3051F用パンタグラフ,TOMIX製PT-7113-D形パンタグラフ。

新3000形はPT-7131-M形パンタグラフを搭載しています。
代用品を決める目安はホーンとパンタグラフ台枠にしました。
比較した結果TOMIX製PT-7113-D形パンタグラフ(0246)に決定しています。


間隔が異なる取付脚 (TOMIX製,マイクロエース製)。

第一次試作車はパンタグラフ1台を搭載する3051-5です。
さっそく両者を比較してみたところ似て非なる形態でした。
しかも取付脚が揃わず無加工での搭載は行えないと判明しました。


切断した後位側取付脚。

試しにΦ1.0mmへ取付孔を拡大したましたが全く受け付けてくれませんでした。
改めて双方を見直し枕木方向の間隔は同一だと気付きました。
TOMIX製は後位側取付脚が線路方向に伸びているためこれを切り落としてみました。


3051-7,3051-5 (純正パンタグラフ,TOMIX製パンタグラフ)。

前位側取付脚だけでは車体支持が片側に寄ってしまいます。
後位側はパンタグラフ台枠後端へゴム系接着剤を塗布し屋根板に直接固定しました。
この状況でもパンタグラフの動作に影響は見られませんでした。


3051-5+3051-4 (TOMIX製PT-7113-D形パンタグラフ搭載)。

未交換車に比べてホーンと避雷器が大袈裟になりアーム長が短くなりました。
ただ雰囲気は悪くなく見え換装試験の続行が決まりました。
本格搭載は上野寄パンタグラフの避雷器位置が鍵を握ると思います。

※改訂:2024年11月10日

京成新3000形8次車 3026F 現行仕様

2016-03-13 21:28:00 | 京成線:新3000形
マイクロエース製京成新3000形8次車3026F現行仕様を出場させました。
標準色8両編成は1次車3001F現行仕様以来の製品化です。
7次車に通ずる床下機器配置や空間波無線アンテナ台座で差別化が図られました。




京成新3000形3026F 8次車 現行仕様。
[3026F]:3026_8-3026_7-3026_6-3026_5-3026_4-3026_3-3026_2-3026_1。

行先表示類は[A03 快速特急 上野]です。
全て富士川車輛工業製ステッカーを貼り付けました。
両表示器窓セルともマッキーでの漏光対策を施しました。


3051F,3026F。

基本構造に変更はありませんでした。
上下のライトケースが溶着されたため分解時の作業性が向上しています。
尾灯,通過標識灯レンズには新たにアルミテープが貼られました。
これにより床下方向への漏光が抑えられました。


3026Fサイドビュー(3026-1:空間波無線アンテナ搭載準備車)。


3001Fサイドビュー(3001-1:空間波無線アンテナ未対応車)。

FS-564/064台車は同一成形です。
但し波打車輪は再現されていません。
そのため3001F前期仕様とは床下見附が若干異なっています。

●新3000形京成線出場
※改訂:2024年10月29日

京成新3000形3026-5[3026F] 現行仕様 (パンタグラフ修正試行) ※失敗記録

2016-03-12 21:35:47 | 京成線:新3000形
マイクロエース製京成新3000形8次車3026F現行仕様は派生品です。
既に1次車3001F,3次車3010F,7次車3051Fがリリースされていました。
従来部品を引き継ぐと思っていましたがPT-71形パンタグラフだけ変更されたようです。


京成新3000形3026-5現行仕様(3026F)。

都合5台が搭載されていますが全てが完全には折り畳めません。
これまでに幾度か引っ掛けてしまい取り扱いにも支障が出ていました。
このままでは何れ破損させる可能性が高く修正を試みました。


パンタグラフ折畳高が異なる3001-5,3026-5 (3001F,3026F)。

入場車はパンタグラフ1台搭載車の3026-5としました。
ただシングルアーム式の分解は今回が初で何処から手を着けるべきか分かりませんでした。
取り敢えず主枠に問題があると推測して作業を開始しました。


入工中の3026-5

パンタグラフ取付脚4本のうち2本だけが溶着固定されていました。
これらは対角に配されており取り外しは容易でした。
最近の同社製品ではこの様な取付方式が増えているように思えます。


取り外したパンタグラフ。

金属部品がなく無理に分解すると折損しかねません。
そのため少しずつ主枠とパンタグラフ台座の嵌合箇所を広げました。
ところが先に釣合棒が外れてしまいました。


パンタグラフ台座から取り外しても畳めない主枠。

釣合棒嵌合部は巻物状でここが台座に引っ掛けられていたようでした。
幸い下枠も同一形状だと分かり引き続き押し広げて撤去しました。
主枠だけになりましたが症状は改善されませんでした。


突然折り畳めた主枠。

ここで疑った箇所はヒンジでした。
いろいろと摺動部を動かしているうちに突然折り畳めました。
何が作用したのか分からず呆気にとられています。


折り畳めたパンタグラフ。

勝手に症状が改善されたと思いパンタグラフ台座へ戻しました。
如何せん手慣れておらず組み上がるまで約20分を要しています。
しかも散々手間取った結果パンタグラフ台座を歪ませてしまいました。


結局折り畳めなかったパンタグラフ。

ただ肝心のパンタグラフそのものは折り畳めるようになりました。
これを車体へ取り付けようとしたところ終える前に主枠が上昇してしまいました。
症状と主枠は無関係だったのかもしれません


パンタグラフ主軸部 (3001-5,3026-5)。

結局最後まで原因を突き止められませんでした。
ただ3001F用パンタグラフとは台座成形が異なるように見えました。
下枠主軸嵩に違いが出ているためこの辺りが作用していると思います。
しかし対策法が思い浮かばず修正は諦めました。

※改訂:2024年10月29日

京成新3000形3026-1[3026F] 現行仕様 (行先表示類設定)

2016-03-11 21:37:44 | 京成線:新3000形
マイクロエース製京成新3000形3026-1現行仕様(3026F)を入場させました。
基本的な工程は3026-8を踏襲しました。
但し念のため個体差に注意して作業をしています。


京成新3000形3026-1現行仕様(3026F)。

ぐらつくダミーカプラーは3026-1でも発症していました。
3026Fの特性かもしれません。
構造を把握できており分解せずに対策を施しました。


入工中の3026-1

原因は胴受とスカートの嵌合が緩いためです。
嵌合爪及びその取付口にゴム系接着剤を盛り固定しました。
連結器の嵌まり具合は悪くなく手は加えていません。


接着固定した胴受。

ライトケースは実質1pcs化されています。
ただ上下別部品を組み合わせた構造は従来を引き継いでいます。
溶着しただけのはずで強度は余り高くないと思います。



所要部品を撤去した3026-1

前面窓セルは流し込み接着剤痕の割に抵抗なく押し込めました。
その代わり種別表示器窓セルが少々固く嵌まっていました。
導光体ケースに流し込み接着剤は使用されていません。


取り付けた行先表示器窓セル。

富士川車輌工業製ステッカーは大きめに切り出してみました。
少しでも漏光を抑える狙いですが余白部が見えてしまいます。
そのためセルへの塗り潰しと同時に黒色化しました。


[A03 快速特急 上野]。

なお行先表示器窓セルの取り付けに苦しみました。
運転席側前照灯レンズが収まってくれず正対まで戻せない状況が続きました。
やむを得ず運転台側を先に押し込んでから助士側を合わせています。




3026-1 点灯試験[A03 快速特急 上野]:前照灯。


3026-1 点灯試験[A03 快速特急 上野]:尾灯。

3026-1現行仕様(3026F)が竣工しました。
なお乗務員室内の漏光は改善が見られませんでした。
導光体には手出しができないため対策は行えませんでした。

※改訂:2024年10月28日

京成新3000形3026-8[3026F] 現行仕様 (行先表示類設定)

2016-03-10 21:28:12 | 京成線:新3000形
マイクロエース製京成新3000形8次車3026F現行仕様(3026F)の第二次整備を開始します。
2013年2月落成の編成であり現在まで外観変化はありません。
よって製品プロトタイプのまま現行仕様が一択となります。


京成新3000形3026-8現行仕様(3026F)。

先発入場車は3026-8です。
行先表示器には富士川車輛工業製ステッカーを採用しました。
汎用品相当のため位置調整が伴っています。


入工中の3026-8

1次車3001F中期仕様,3次車3010F中期仕様,7次車3051F現行仕様にも富士川車輛工業製を貼付しました。
この際行先表示器窓セル撤去を行っており3026Fでも踏襲しました。
なお基本的な車体構造には変化がありませんでした。


漏光対策が目立った導光体。

但し各部への漏光対策が強化されていました。
尾灯用,通過標識灯用導光体には物々しいアルミテープが貼付されています。
また上下に分かれていたライトケースが接着剤固定され実質1pcsになっていました。


一体で浮き上がるライトケース。

3001F用ライトケースで設けられていた把手の様なものはなくなりました。
従って3010F,3051Fと同じ形状に戻っています。
ただ実質1pcs化により尾灯・通過標識灯部を斜め方向へ引き出すだけで全体が浮き上がるよう変わりました。


押し出した前面窓セル。

3001Fで破損させた経緯があり側面窓セル撤去は行いませんでした。
代わりに前面窓セルを撤去して導光体の撤去へと移っています。
セルは下側支持の1点止めで上部からゆっくり押し込み取り外しました。


後部から押し上げた導光体ケース。

導光体ケースは固く嵌まっていたためプラスチックドライバーを差し込み外しました。
3001Fでは溶着されていましたが後部を持ち上げるだけで脱落しています。
前照灯レンズと一体成形の行先表示器窓セルも接着剤固定であり均等に押し込み撤去しました。


撤去した行先表示器用窓セル。

車体断面にも流し込み接着剤の影響が及んでいます。
セル撤去に伴い黒色塗装が剥がれてしまいました。
そのためマッキーで塗り潰し目立たなくしています。


位置調整中の富士川車輌工業製ステッカー。

行先表示類は[A03 快速特急 上野]にしました。
ステッカー寸法が表示器窓よりも小さく漏光を防げません。
できるだけ中央に貼り付けその周囲をマッキーで塗り潰しました。


車体へ戻した導光体ケース。

将来の行先表示類変更を考慮し行先表示器窓セルは接着しませんでした。
導光体ケースが支持を担う構造であり問題はないと思います。
当方では新京成N818Fを含めた全編成での実績があるため踏襲しました。


ゴム系接着剤で固定した前面窓セル。

車内から導光体ケースを支持する役割は前面窓セルが果たします。
ある程度の固着力が求められるため接着剤代全幅を活かしました。
固定は流し込み接着剤ではなくゴム系接着剤にしました。


スカートを撤去した床板。

ダミーカプラーのぐらつきは3026Fだけの症状でした。
構造を確認するためスカートを取り外しました。
すると胴受がスカート天面の取付口に嵌合されているだけでした。


分解したダミーカプラー。

取り外したところ胴受と連結器の2pcs構造だと分かりました。
更にダミーカプラー自体のぐらつきは殆ど無く取付口だ原因だと突き止めました。
そのため連結器は差し込むだけとし胴受嵌合爪へゴム系接着剤を盛りスカートに嵌め込んでいます。


組み上がった3026-8

嵌合部が固定されぐらつきは廃されました。
接着直後であれば微調整も可能で現物合わせを行っています。
スカートは今回が初の分解でしたがTNダミーカプラーへの交換は難しく感じました。


3026-8 点灯試験[A03 快速特急 上野]:前照灯。


3026-8 点灯試験[A03 快速特急 上野]:尾灯。


3001-8 点灯比較[A05 特急 上野]:前照灯(3001F)。

ライトケースの取り付けにも実質1pcs化が貢献してくれました。
尾灯・通過標識灯へ導光体を滑り込ませると確実な手応えが感じられます。
その後は更に押し込むだけで2pcs時代よりも作業性が大幅に向上したと思います。

※改訂:2024年10月28日

京成新3000形8次車 3026F 現行仕様 回着 (動力ユニット清掃)

2016-03-09 21:29:36 | 京成線:新3000形
マイクロエース製京成3000形・増備車3026編成(A7330)を入場させました
プロトタイプは7次車3050番台での変更を反映した8次車3026Fです。
リリースは3600形3658F/3668F標準色と同時でした。


京成新3000形8次車 3026F 現行仕様。
[3026F]:3026_8-3026_7-3026_6-3026_5-3026_4-3026_3-3026_2-3026_1

当方では1次車3001F,3次車3010F,7次車3051Fに続く新3000形の増備でした。
標準色8両編成は3001F前期仕様に通じますが空間波無線アンテナ台座や床下機器配置が異なります。
また3001Fで採用された波打車輪再現部品は取り付けられていません。


3001-8,3010-8,3051-8,3026-8 (3001F,3010F,3051F,3026F)。

新3000形は大きな設計変更を経ずに現在も製造が続けられています。
よって印象把握が良好な車体は3026Fでも健在でした。
工場変更の影響も少ない模様で塗装に大きな差は見られませんでした。


3026F付属ステッカー。

新製時からフルカラーLED式行先表示器が搭載されました。
そのため付属ステッカーもこれだけを収録しています。
敢えて正統派を外したような行先種別選択が気になりました。
◆[特急 京成本線経由]。
◆[通勤特急 上野]。
◆[快速特急 青砥]。
◆[✈快特 羽田空港]。
◆[✈急行 泉岳寺]。
◆[快速 (東成田)芝山]。


KATOカプラーに交換したFS-564非動力台車(3026-8)。

検品を行いながら回着整備を行いました。
カプラーは全てKATOカプラーへ交換しました。
3600形と同じくBタイプ用アダプターは封入されていません。


完全に下降しないPT-71系パンタグラフ。

パンタグラフ搭載車は3026-7,3026-5,3026-2です。
全5台が搭載されていますが何れも動作に難がありました。
何故か最後まで折り畳めず僅かに上昇した状態で止まってしまいます。


同一構造に見えるPT-71系パンタグラフ (3001-7,3026-7)。

当方でのシングルアームパンタグラフ搭載車は少数派です。
これまでに不具合はなく構造を理解しきれていません。
原因かは不明ですが3001Fとは下枠の成形に違いがあると分かりました。


入工中の3026-5

ただ手慣れておらず手出しができませんでした。
取り扱い性に劣るため対策を検討しています。
試験にはパンタグラフ1台搭載車の3026-5を起用すると思います。


主要部を分解した動力ユニット。

動力ユニット搭載車は3001F,3051Fを踏襲した3026-5です。
3600形モハ3602(3658F)用動力ユニットの状態は予想を上回っていました。
念のため3026-5の現状を確認しています。


クリーニング前のFS-564動力台車(上野寄)。

導電板輝き帯びており指紋も見当たりませんでした。
FS-564動力台車も純正グリス投入量が抑えられていました。
そこで軽度の清掃を行っています。


塗装被膜が薄かった車体(3026F-8)。

ただ窓周りの車体塗装に薄い箇所があります。
当該だけ剥げているように見え側面窓左下が角張った印象を抱きました。
これは全車とも抱えているため納得するしかなさそうです。


製品状態を守る側面行先表示器。

またダミーカプラーが今ひとつ安定せず下垂しています。
TNカプラーSPへの交換が難しく固定化で切り抜けるしかなさそうです。
なお側面行先表示器は製品仕様のままとします。


3026-2+3026-1 (KATOカプラー装着車+KATOカプラー交換車)。

その他乗務員室内への漏光が引き継がれているか気になります。
基本構造は3010Fと変わっていないと思います。
ただライト基板の発光量が向上しているはずで何らかの手を打つ必要があるかもしれません。

※改訂:2024年10月27日

京成新3000形7次車 3051F 本線仕様 行先表示類変更

2015-09-17 21:47:54 | 京成線:新3000形
マイクロエース製京成新3000形7次車3051F現行仕様の行先表示類変更を行います。
先に1次車3001F前期仕様へ行先表示器窓セル移設しました。
従って3051-8,3051-1ともに分解済みでした。




京成新3000形7次車 3051F 本線仕様。
[3051F]:3051_8-3051_7-3051_6-3051_5-3051_4-3051_3-3051_2-3051_1
◆行先表示類変更。

旧3001F用行先表示器窓セルは[A05 特急 成田空港]表示を残しました。
これを3051Fで継続採用します。
3051Fは本線系統に設定してきましたがこの方向は引き継ぎます。


入工中の3051-8。

3051-8,3051-1ともに前面窓セルを撤去して行先表示器用窓セルを取り外しました。
溶着ではありますが然程強力ではなく軽く押し込んだだけで脱落しました。
新たな固定方式は下支持によるゴム系接着剤接着剤止めにしています。


前面窓を固定した3051-8。

ゴム系接着剤はできる限り前面窓セル下端へ塗布しました。
この方式なら次回以降も梃子の原理で容易に取り外せると思います。
塗布量は微量ですがしっかり支持されています。


漏光対策を施した行先表示器用セル(3051-1)。

行先表示器窓セルはマッキーでの漏光対策を追加施工しました。
従来は裏面のみだったため表面にも塗り潰し箇所を設けました。
併せて富士川車輛工業製ステッカーの断面を黒色化しました。


行先表示類を変更した3051-1。

運行番号表示ステッカーはマイクロエース製です。
フルカラーLED表示器であり3001Fのような再現差異はありません。
なお3051-1はステッカー保護を優先したため左寄りの貼付位置が残りました。


3051-8 点灯試験[A05 特急 成田空港]。


3051-1 点灯試験[A05 特急 成田空港]。

漏光対策は3001Fよりも効果的に映りました。
全く同じ処理ですので原因は分かりません。
LEDチップその物が違う可能性もありそうです。


3400形3428F,3051F。

3051Fが出場しました。
[快速 佐倉]設定から[特急 成田空港]設定へと格上げされました。
本則運用ではないため面白味はあると思います。

●新3000形京成線出場
※改訂:2024年7月31日

京成新3000形1次車 3001F 前期仕様 3色LED表示器編成 (仕様変更)

2015-09-16 21:34:05 | 京成線:新3000形
マイクロエース製京成3000形・増備車3026編成(A7330)のリリース告知がなされました。
8次車3026Fの導入は確定的ですが1次車3001F現行仕様と大きな差はないと思います。
恐らく車体は7次車3051Fを流用すると予想しています。




京成新3000形1次車 3001F 前期仕様。
[3001F]:3001_8-3001_7-3001_6-3001_5-3001_4-3001_3-3001_2-3001_1
※3色LED表示器編成。
◆行先表示類変更。

3026Fは新製時からフルカラーLED表示器が採用されました。
従って3001Fとの外観差異は空間波無線アンテナ台程度に限られると思います。
もう少し差別化を図るため3001Fを3色LED表示器編成へと改装します。


入工中の3001-8。

3001Fの行先表示類変更は二度目です。
しかし前回側面窓セルを破損させており前面窓セルを撤去する方式に変更しました。
先発入場させた3001-8は軽く押し込むだけで倒れてくれました。


剥離した[快速 佐倉]表示ステッカー。

新たな行先表示類は[A05 特急 上野]です。
現在の[A05 特急 成田空港]は表示器窓セルごと3051Fへ移設します。
前回も表示器窓セルを振り替えており元3001F用が戻ってきました。


3001-8 点灯試験[A05 特急 上野]。

そして3051-8から撤去した表示器窓セルから[71K],[快速 佐倉]表示ステッカーを剥離しました。
ステッカーは[A05]表示:マイクロエース製,[特急 上野]表示:富士川車輛工業製です。
富士川車輛工業製ステッカーに限り断面をマッキーで塗り潰しました。


入工中の3001-1。

併せてステッカー周囲の表示器窓セルも黒色化してみました。
漏光を防げない構造ですが少しでも抑制できるか試しています。
その結果は微妙でしたが水平展開を図る方向です。


オレンジ色の発色が異なる3色LED再現。

富士川車輛工業製運行番号表示ステッカーは未投入です。
よってマイクロエース製一択であり行先表示器とはLED再現に差が出ました。
視認性は富士川車輛工業製が上回っていると思います。


3001-1 点灯試験[A05 特急 成田]。

3001-1には3051-1用表示器窓セルを取り付けました。
嵌まりは悪くなく接着剤は不要でした。
ただ交換を繰り返しているだけに将来的には固定が無難だと思います。


3010F,3001F。

3001F中期仕様3色LED表示器編成が出場しました。
中期仕様は3010Fに続く2本目です。
この時期は新3000形唯一の8両編成で貴重な存在でもありました。

●新3000形京成線出場
※改訂:2024年7月30日

京成新3000形1次車 3001F 現行仕様 行先表示類変更

2015-04-23 22:03:06 | 京成線:新3000形
マイクロエース製新3000形1次車3001F現行仕様を入場させました。
貼付したステッカーは製品付属品でした。
これを富士川車輌工業製ステッカーへと交換します。




京成新3000形1次車 3001F 現行仕様。
[3001F]:3001_8-3001_7-3001_6-3001_5-3001_4-3001_3-3001_2-3001_1
※フルカラーLED表示器編成。
◆行先表示類変更。

マイクロエース製ステッカーの視認性は悪くありませんでした。
ただ富士川車輌工業製のLED再現には敵いません。
新たに一号線四車直通2010(フルカラーLED) (0835)を投入しています。


富士川車輌工業製 0835 一号線四者直通新2010(フルカラーLED)。

まだ運行番号表示器ステッカーは仕入れていません。
従ってマイクロエース製を継続使用します。
但し運行番号設定を変更するため新3000形7次車3051F現行仕様と同時進行させます。


入工中の3051-8,3001-8 (3051F,3001F)。

3001Fは今入場が初の分解機会でした。
生憎流し込み接着剤が側面窓セル乗務員室扉周りまで侵食する厄介な個体でした。
クラフトナイフを少しずつ押し込みながら車体から剥がしています。




3001F,3051F (富士川車輌工業製ステッカー貼付)。

一方3051Fの分解は容易でした。
なお3001F用床板は漏光対策が強化されていました。
座席部品先端には物々しくアルミテープが貼られています。


3051-8 [71K 快速 佐倉]:行先表示器窓セル交換施工。

そして3001Fと3051Fで行先表示器窓セルを振り替えました。
各々3001F:[A05 特急 成田空港]表示,3051F:[71K 快速 佐倉]表示へと変更しています。
相互に運行番号設定を入れ替えるステッカー温存策を採りました。


3700形3818F,3051F。

早くも本線特急仕様が消滅しています。
成田空港には行かないアクセス特急用形式を訴求点に据えました。
なお[快速]表示編成はグリーンマックス製3700形5次車3818F現行仕様に続く2本目です。


3001F,3010F,3051F。

当方の新3000形3編成は全て富士川車輌工業製行先表示器ステッカーに変わりました。
新京成N800形1次車N818Fを含め見附は向上したと思います。
何れもステッカー周囲へささやかな漏光対策を施しました。




京成新3000形7次車 3051F 本線仕様。
[3051F]:3051_8-3051_7-3051_6-3051_5-3051_4-3051_3-3051_2-3051_1
◆行先表示類変更。

全編成とも行先表示器が強力に発光します。
そのため表側からマッキーで塗り潰してみました。
ただスケールスピード相当では余り効果を得られませんでした。

●新3000形京成線出場
※改訂:2024年6月27日

京成新3000形3次車 3010F 前期仕様 3色LED表示器編成 行先表示類変更

2015-04-17 22:32:31 | 京成線:新3000形
マイクロエース製京成3000形(A6471)を入場させました。
プロトタイプは3次車3010F前期仕様です。
3010Fも富士川車輌工業製3色LED表示器ステッカー(0834)へ交換します。




京成3000形3次車 3010F 前期仕様。
[3010F]:3010_8-3010_7-3010_6-3010_3-3010_2-3010_1
※3色LED表示器編成。
◆行先表示類変更。

先に同社製新京成N800形1次車N818Fへの試験貼付を終えました。
その高い視認性が確認できたため本格採用に至りました。
現在の行先表示類は[B15 普通 ちはら台]です。




行先表示器ステッカーを交換した3010-8。

モハN811(N818F)では分解中に前面窓セルが脱落してしまいました。
工程簡略化に繋がったため3010Fでも再現に期待していました。
しかし強固に固定されており側面窓セル撤去を余儀無くされています。


3010-1,3010-8 (マイクロエース製ステッカー貼付車,富士川車輌工業製ステッカー貼付車)。

行先表示は変更していません。
運行番号表示器ステッカーは購入しておらず[B15 普通 ちはら台]表示を引き継がせました。
いずれは[B15]表示も交換するつもりです。

●新3000形京成線出場
※改訂:2024年6月25日

京成新3000形7次車 3051F 本線仕様 (仕様変更)

2015-04-05 21:13:09 | 京成線:新3000形
京成新3000形7次車は原則アクセス特急へ重点的に充当されます。
2011年改正の節電ダイヤ以降から京成本線特急でも見かける機会が増えました。
今では珍しくない運用に思えます。




京成新3000形7次車 3051F 本線仕様。
[3051F]:3051_8-3051_7-3051_6-3051_5-3051_4-3051_3-3051_2-3051_1
◆行先表示類変更。

マイクロエース製3051Fは実車登場後間もなくしてリリースされました。
そのため付属ステッカーは[アクセス特急]運用で占められていました。
これを本線特急へ変更します。


3001F。

ステッカーは同社製1次車3001F付属品を使用します。
3001Fには[快特 成田空港]表示を採用しました。
他は全て残っているためこれを転用します。


入工中の3051-8。

前回入場時に分解を済ませていました。
その際各部品とも嵌め込みのみにしたため再分解は容易です。
本来は接着剤で溶けた箇所を引き剥がす必要があります。


ステッカーを貼附した行先表示器窓セル。

行先表示器窓セルも当初は流し込み接着剤固定でした。
[01K]表示,[アクセス特急 成田空港]表示を[A05],[特急 上野]表示へ変更します。
ステッカーは軽く乗せる程度とし車体に組み付けてから位置調整を行いました。


3051-8 [A05 特急 上野]:行先表示類変更。

今後も行先表示類変更を行うかもしれません。
再び各部品は嵌め込みだけに留めました。
本線特急仕様へと改められた3051Fが出場です。

●新3000形京成線出場
※改訂:2024年6月23日

京成新3000形1次車 3001F

2013-03-02 22:20:07 | 京成線:新3000形
マイクロエース製京成新3000形(A6470)が回着しました。
プロトタイプは1次車の3001Fで8両編成です。
同社製京成新3000形は3010F,3051Fに続くリリースとなりました。


京成新3000形1次車 3001F。
[3001F]:3001_8-3001_7-3001_6-3001_5-3001_4-3001_3-3001_2-3001_1。

3010F:3次車6両編成,3051F:7次車アクセス特急色でした。
標準色の8両編成が3001Fで初お目見えしています。
1次車ですので空間波無線アンテナ台座はありません。


3010F,3001F。

また貫通扉は3001-7,3001-5,3001-3の上野寄に設置されています。
付属ステッカーはフルカラーLED表示器仕様です。
3色LED表示器も含めると思っていましたので意外でした。


3001Fサイドビュー(3001-1)。

FS-564/014台車の形態は良好だと思います。
波打車輪が再現されており引き締まった印象です。
KATOカプラーAタイプに交換して出場させました。

●新3000形京成線出場
※初掲:2014年11月16日
※改訂:2024年4月18日

京成新3000形7次車 3051F

2011-02-14 22:07:43 | 京成線:新3000形
マイクロエース製京成3050形(A6474)が回着しました。
プロトタイプは新3000形7次車3051Fです。
KATOカプラー交換を終え出場させました。


京成新3000形7次車 3051F。
[3051F]:3051_8-3051_7-3051_6-3051_5-3051_4-3051_3-3051_2-3051_1。

基本形態は同社製3010F(3次車)と同一です。
実車に倣いM2c車の屋根上には空間波無線アンテナ台座が設けられました。
床下機器配置にも一部変更があります。


3010F,3051F (3次車,7次車)。

繊細な印刷で側面帯は綺麗にでていました。
各所の飛行機シルエットも乱れはありません。


3051Fサイドビュー(3051-1)。

付属ステッカーは[アクセス特急]運用で占められています。
7次車の原則運用を踏襲する内容でした。
3010Fと同じく行先表示類は未整備です。

●新3000形京成線出場
※初掲:2014年11月6日
※改訂:2024年4月17日