2012年10月6日(土)
奈良県移動二日目は台高の山へ。東吉野村大又集落を起点に薊岳、明神岳を登り林道へ下りてくる計画だ。笹野神社まで行かずに手前の橋を渡ってすぐ左の空地に車をおく。(この空地は車4台程置ける広さで駐車場の表示もないが、帰りに栗売りのおばさんに1,000円取られました・・・)そのまま舗装路を上がると、ヘアピンカーブに作業道取り付きがあり、簡易舗装された作業道を上がる。作業道はそのうちに地道となり、途中に旧登山道の標識もあるが無視して終点まで登る。作業道終点から右の斜面に、大境池への標識がありここを登る。
作業道終点の標識、ここから斜面を登る
杉林の中の急登が続く。傾斜が緩くなってくると石灰岩の多い中を歩く、この辺りが古池辻か。更に急登があり登り始めから100分でようやく大境池が見えてきた。池といっても水は見当たらず、草が生えて湿地のようだ。池を回りこんで少し西へ戻ると、三角点のある大境山山頂(1183m)だ。7Mhzで高知県香美市移動のJA4MMO局と交信した。
大境山山頂
元の道に戻り薊岳を目指す。標高1300mの木屋ノ尾ノ頭を過ぎるとブナの尾根道となる。少し岩場もあり面白い。大境山から50分で展望の良い薊岳山頂(1406m)に到着。430Mhzで交野山移動のJM3GVH局他と交信する。
木屋ノ尾ノ頭から薊岳への尾根道
薊岳山頂からの眺望(南方面)
薊岳より、左から国見山、水無山、明神平、明神岳を見る
更に明神平目指して尾根筋の道を行く。50分で前山に到着、ここで昼食とする。明神平を左に見ながら三重県との県境尾根を15分ほど登ると、明神岳山頂(1432m)に着いた。登山道途中の小さなコブのようなところだ。堺市のJS3LOW局と繋がる。
明神岳山頂
明神岳での山ランを終了し明神平へ引き返す。明神平は昔スキー場があったとか。こんな山の上までスキーを担いで上がってきたのか。今は草地が広がり、府立天王寺高校のあしび山荘や東屋もあり、テント泊の適地となっているようだ。明神平まで下りてきたのが13時過ぎ。時間に余裕があるので、目の前の水無山と国見山へピストンすることにした。明神平から15分で水無山山頂(1430m)着。今日は堺市固定のJH3JFF局と交信。
明神平、あしび山荘の先に水無山
水無山山頂
水無山から国見山へも15分で到着。三角点がある1419mの山頂で、津市のJH2LWI局他と交信し、本日予定の5座を完了する。
国見山山頂
23分で明神平まで戻り、山荘の南にある明神谷への下りの道に入る。最初のうちは歩きやすい道だったが、明神滝辺りからはやや荒れた道となる。渡渉するところもあるが、ロープが渡してあり水量が増えない限りは問題ない。
明神滝
明神平から60分で林道に下りた。しかしその先は林道が完全に流されているところがあり、左岸を注意しながら歩く。崩壊箇所を過ぎてようやく林道に降り、魚止めの滝のつり橋や七滝八壺などの橋を見ながら、約90分の林道歩きで駐車場所に戻った。
七滝八壺入口の石碑
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