11月3日(水)
好天に恵まれた文化の日、左京区大原の焼杉山から瓢箪崩山まで縦走するコースを歩いた。
7時20分出町柳発の京都バスで大原へ、8時大原バス停を出発する。焼杉山への登山口は幾つかあるが、交通の便と後のコースを考えて戸寺から尾根をたどるコースを選択した。市立大原学院の前にある尾根を少し寂光院の方へ行くと「焼杉山登山口」の標識がある。歩きやすい尾根道だが樹林に覆われ展望はない。山頂まで280m位のところで尾根を巻く道となり、大原の町が望める。その先で古知谷からの道と合流し、山頂まではもう少しだ。登り始めから75分で焼杉山山頂(718m)に到着した。焼杉山は大原三山の一つで、最高峰だ。430mhzで八幡市の鳩ヶ峰に移動している山ランメンバーのJM3GVHと交信する。
焼杉山山頂の三角点
焼杉山から翠黛山と金毘羅山の大原三山を縦走する。ところが、地図と標識をよく確認しないまま思い込みで歩き始めてしまい、縦走コースでなく寂光院からの直登コースを下ってしまった。どうもおかしいと思いながらどんどん下って、はっきりと間違いに気がついたときには引き返す気力もないほど下ってしまった。今日はもうやめようかと考えもしたが、林道からもう一度焼杉山と翠黛山の鞍部に上り始める。結局、翠黛山まで75分を要した。ここは山ラン終了済みなので、次の金毘羅山へ先を急ぐ。翠黛山から20分で金毘羅山山頂(580m)に到着。金毘羅山の三角点は山頂から少し離れたところにあり、前回登頂したときに山頂と勘違いして山ラン無効となった経緯がある。今回は三角点には寄らず、山頂でCQを出す。すぐに堺市のJA3WPNから声がかかる。山頂には石の三宝大神があるが、すっかり朽ちている。
金毘羅山山頂の三宝大神
金毘羅山からは江文峠への道を下る。ここまで誰にも会わなかったが、金毘羅山は人気の山で多くの登山者とすれ違う。江文峠に着いたのが11時45分、ここで昼食とする。
江文峠の府道を挟んだ反対側に、瓢箪崩山への登山口がある。なだらかな登りと平坦な山道が延々と続く。寒谷峠から先に急な岩場がありそれを越えると瓢箪崩山の山頂(532m)だ。江文峠から65分ほどかかった。山頂は比叡山方面や大原、岩倉方面に少し木が切り開かれ展望がある。144mhzの簡易なDPアンテナをセットし、CQを出していた津市移動のJA2UIVと交信。その後も声掛で八尾市移動のJA3PUX、橿原市のJN3LVG局、紀ノ川市移動のJN3VLLと交信する。すると、大和郡山市のJQ3RIW、長浜市のJI3QEB、宇治市のJI3MCMから呼ばれる。久しぶりに多くの局とQSO出来たが、寒くなってきたのでこのあたりで切り上げとした。下山は岩倉花園町への道を下った。45分ほどで花園町の集落に到着、長い縦走を終えてさすがに足に応えた。
瓢箪崩山山頂での運用風景、比叡山が間近に望める
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