銀座の革教室・レザークラフト教室/GINZA自遊工房:くまさんの革工房日記:第2章

銀座のど真ん中にある革工芸教室・レザークラフト教室のGINZA自遊工房です。会員さんの魅力的な作品をどーんと紹介します。

玉斑の革作品。

2010-01-17 12:53:39 | 革工芸作品
先週は寒い1週間でしたね。今週はあったかい予報です。皆さん如何おすごしですか?元気に冬を過ごしてくださいね。

工房にある玉斑作品のトレーニング用の道具ケースやポーチになる型紙で佐々木さんが作られた作品です。これとっても便利です。いろんなバリエーションが楽しめます。
そして、ファスナーの取り付けや玉斑の取り付けなどちょいトレーニングになります。大型のボストンバッグの前に作ってみるといいでしょう。色の組合せを考えるのもいいと思います。



さてこの玉斑というもの
玉斑部分の革を15ミリから20ミリにきって半分おって、この玉斑をはさんで縫っていくわけです。
この玉斑二通りのやり方があるのですが、革を薄くして間に玉斑芯(アクリル製の棒状のもの)を入れるやり方と革のヘリだけ薄くして純正革玉斑を作るやり方とあります。

前者の方がキレイな玉斑が出やすいのですが、皆さんがよく見かけるように薄皮が擦れて敗れるとアクリルの芯がでてくるというリスクがあります。校舎は形をきれいにするにはない難易度は高いですが長持ちするんですね。GINZA自遊工房では後者を押しています。

この玉斑で縫うと、家でいう柱、人間でいう骨の部分に値するしっかりとした枠組みができてくるので作品の形が長く持続できると言うわけです。加えて玉斑の色を変えたりすると写真のような作品にアクセントを持たせることができてとってもおしゃれです。

みなさんもどうでしょう、玉斑作品挑戦してみては。

(今回は真面目コメントな風でしょ