続いてはLovers in rubbersole(ラバラバ)さんです。生の演奏を聴くのは久しぶり、とっても楽しみです♪
最初のMCでは、病み上がりの浅羽由紀さんを気遣っていました。このへんはMCのはいりのうまさもありますが、やはりお二方の人柄によるものが大きいのかな、と思います。
1曲目、「柔らかい糸」という曲からはいります。ラバラバさんらしい明るいCコードの安心させてくれるようなはいりです。ゆうさんの発音、1つ1つわかりやすいので歌詞もすっと頭の中にはいってくるようです。最初から世界観に浸れる感じですし、頭に情景も浮かびます
そうですね、「赤い糸」というわけではなく、二人の気持ちをのせて七色にかわる、という独特の表現にもひかれました
お?MIKIさんがステージ上からビール頼んでるぞ・・・なんか、前出の「妃晶子スラッシュ(きさきあきこ すらっしゅ)」さんからこんな流れなのかい?(笑)
ビール片手にご満悦のMIKIさんです(笑)。ゆうさんは運転だから飲めないのね・・・。
2曲目、おっと、代表曲「人魚姫」ですねぢろーらもにとってはインパクト強い曲だったのですが、実は生で聴いたことって(大晦日除くと)1回しかないんですよね・・・。
今回、この曲を聴いて感じたのは、「歌詞ごとに微妙に歌い方、表現をかえている」ということですね。幸せだったころの想い出を語るところ、大好きなあの人はどうしているのかな、と思うところ、もう2人幸せにはなれない、抜け出すこともできない無念さを思うところ、すべて歌い方がはっきりと違っていますサビの部分、最後の4小節のロングボイスなど、本当にしびれますね・・・そして、ゆうさんの歌にMIKIさんのピアノもぴったりあわせています。音の広がりがすごく素敵です
ちなみに、ぢろーらもも高校のころ音楽部(合唱部)にはいってましたが、そのときもよく「イメージトレーニング」をやりました。それぞれの歌詞についてどういう心境なのか、なんてのを深く(?)考えるわけですが、それを実際の演奏に反映させていけるか、というとなかなか難しい、というか、「演奏を聴くだけでそれをわかるようにする」というのは至難の技のように思います。ですが、今回のゆうさんの歌を聴いていると、1つ1つの歌詞を大切にし、イメージを演奏に昇華していることがはっきりみえました。やっぱすごいな・・・
MCで「人魚姫は最後に歌うことが多いので、やりきった感があるけど、まだ2曲目」と語るゆうさん(笑)。そうですね、持ち時間が10分とかだったらこういう選曲になるのかな、と思いつつ、「あとの3曲、どうセットリスト組んでいくんだろ?」と考えさせられました。
ええと、新しいCDが4月リリース予定ですか・・・はい、もちろん購入しますよ
3曲目・・・「天使の歌」です。バースデーソングなんですが、「生まれてきた子供が、お母さんへの愛情、感謝の気持ちをこめた」という切り口ですね。とても新鮮な感じがしました。子供にこういう曲を歌われたら、きっとお母さんはうれしいでしょうね・・・
はい?「悪魔の歌」を作ってみたいですって??(笑)まあ、よっぽど方向性を定めない限りは、明らかにパロディですよね?(笑)でも、そのワルノリ(?)の曲、とっても聴いてみたいです
4曲目、こちらも代表曲「しんかいぎょ」です。ゆうさんのフルパワーを感じる曲、たしかに「思い切ったセットリスト」ですね「誰にも会いたくない」というひきこもりの心境を深海魚にたとえたわけですが、サビでのパワーは、やはり「それでも深海魚さんは自己主張がしたいんだ!」というあらわれなのかもしれません。
そしてなぜか、ゆうさん1人で生で歌っているはずなのに、CDアレンジのような重厚なエコーが聴こえたような気がしました。そんな空耳効果があるんだ・・・
自分で作る曲なので自分でコントロールできる音域で作曲もしているのかと思いますが、「しんかいぎょ」のサビ部分で地声の思い切って出せる音域を選ぶのも、「人魚姫」のようにサビの最後の部分をファルセットになるようにするのも、1つ1つ計算されているな、と改めて感じました
ええと、ここまで演奏して、ラストどう締めくくるんだろう?カラオケ化計画のからみもあるから「つめたいヒカリ」がラストかと思っていましたが、ラストに選んだ曲は「雲の底辺」でした真夏の青空にかかる雲の下側にできる影をイメージして作った曲のようです。
「浅羽由紀さんに元気をつなぎたい」と語るゆうさん、そうですね、この曲は非常に明るくて華やかな曲、ラストを飾るのにもふさわしい曲だな、と再認識・・・
この日の演奏もすばらしかったのですが、確かぢろーらもがはじめてラバラバさんの演奏を聴いたときにも歌っていた曲、久々に聴いてなんだか懐かしさを感じましたこの曲、アルバムにはいっててもいいなぁ・・・それくらい心地よい、元気になれる曲だと思います。
久々に聴いたラバラバさんの演奏、どれも素晴らしかったです。妻なおからも「(ラバラバさんの演奏を聴いている)ぢろーらも、本当に嬉しそう」と言われましたねどの曲も気持ちよく、曲の世界観にも浸りながら聴くことができました。今後のラバラバさんの活躍にますます期待してしまいます
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