先日、妻なおがとあるアニメをみていて、必殺技(?)かなにかに「ハイパーメガなんちゃら」というのがあったのに対して「”ハイパー”か”メガ”か、どっちにかにしろよ!」と、つっこんでいました(笑)。そうね、そのつっこみはわからんではない(笑)。
そういえば、それに近い状況あったな・・・と、ぢろーらもの小学校3、4年の時代を思い出しました。確か、週何回か宿題で出されてた、漢字の書き取りでした。
漢字の書き取りの宿題、これ自体はあまり珍しいものではありませんでしたが、そのときの先生は、各生徒の書き取りを1人1人チェックし、「どのくらいうまく書けたか」ということを4段階で評価していました。
そのときの基準は
「横綱」「大関」「関脇」「小結」
でした。
ぢろーらもはいまだに手書きの字は下手くそです。ってか、幸か不幸か、PC中心の生活になったおかげでますます書かなくなったしなぁ・・・ますます自分の字が読めないんだけどなぁ・・・(滝汗)。
もちろん、小学校時代も下手くそだったので、だいたい「小結」か「関脇」でした。ま、そんなもんだよね・・・
でもね、そのときの先生は「絶対的にうまいか下手か?」「ほかの生徒に比べてどうか?」のほか、「その人自身がどれだけ上達したか」も考慮してくれてました。そんなこともあり、ぢろーらもも「じゃあ、せっかくだから自分なりに多少なりとも丁寧に書こうか・・・」と思うようになりました
そして、その結果が認められ、「大関」や「横綱」の評価をもらうこともできるようになりました
しばらくして、若干その「呼び名」に変化が出てきました。
先生がある日言ったのは
「その日、一番上手だった人には、”横綱”よりも上の”チャンピオン”をあげます」
でした。
なるほど、それはそれでやりがい出るかもね・・・。
ぢろーらももそれなりに頑張ってみますが、もともと字を書くのが苦手なぢろーらも。さすがにチャンピオンはとれませんでしたねぇ・・・
・・・。
さらにしばらくしたあと、今度はおそらく「個人の上達をもっと意識してもらうために、どんどんレベルがあがるように評価をかえていきたい」ということになったのでしょう。それはそれでよい試みだと思います。そして、上記の「称号」にもまた変化がおきます。
で、「このときに取得していた称号よりも低くならないように」と考慮したのか、「チャンピオンよりも上の称号を作ろう」ということになり、その名称については生徒からもアイディアを募ることになりました。
結果として、下から順にこんな感じになります。
「小結」「関脇」「大関」「横綱」「チャンピオン」「優勝(優秀)」「プロ」「名人」「名人プロ」「大名人」
ルールとしては
・対他人ではなく対自分でも上達が見られれば上にあがれる
・原則としては週1回昇格のチャンスがあるが、本当に上手であればその限りではない。また、しかも、昇格は1段階だけとは限らない。一気に数段階あがることもある
・(なくはないようだか)基本、よほどひどくない限りは降格はない
でした、実際、一気に3段階とか4段階あがった人もいました。
・・・。
まあ、ルールについてはいいんですけど、名称についてはいろいろとつっこみどころはありますね・・・。思いつく限りあげてみます。こんな感じです。
・これまで最高位だった”チャンピオン”が10段階中の5まで格下げになってしまった
・「優勝」と「優秀」の違いは、「昇格した最初は”優勝”」。そのあと、レベルがかわらない場合には「優秀」になる。・・・ええと、優勝と優秀って、だいぶ意味が違うと思うが・・・
・ってか、「名人プロ」って何?(笑)
・さらに「大名人」って??(笑)
まあ、小学生が考えた名称をそのまま持ち込んだからそんなものでしょうね・・・。
・・・。
かくいうぢろーらもも、これまでどんなに頑張ってもとれなかった「チャンピオン」をあっさり取得することができました。あまりうれしくないけど・・・
その後、ぢろーらもの中である考えが思い浮かびます。それは
「えっと、これはもしかすると、普段下手に書いてて、ある日突然うまく書いたら、評価あがるのでは???」
です・・・。今考えても、なんともあざといな、この子供・・・。
見事作戦は成功し、未だに読める字が書けないぢろーらもさまも、なんと「プロ」にまで昇格することができました(笑)。
ただ、さすがにそのあとが続くほど甘くはなかったですね・・・そのあと「これで名人だー!」と意気込んだ書き取りの宿題・・・、結果はむなしく「プロ」でした・・・
ぢろーらもはこのときは確かここまでしか評価はあがらず、そのあと、このよくわからない「10段階評価」はやめになり、また「横綱」が1番上の評価に戻りました。
・・・。
あ、ただ、1つかわったことがありました。4段階評価で、「小結」が一番下の評価にも関わらず、ぢろーらもはまさかの評価をもらっちゃいました。それは
「前頭」
です・・・
大丈夫か、ぢろーらも・・・。
まあ、その下に「十両」とか、「幕下」とか、もっというと「序の口」までありますけど、それよりは上、ということで・・・・。
でも、多分このクラスで「前頭」をもらったのって、ぢろーらもだけだったと思うんだよね・・・
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