21日、22日テレビ、新聞等で全国地震動予測地図なるものが公表されました。
政府の地震調査委員会が発表したと言うことです。
千葉の辺りは真っ赤になっていて何やら恐ろしげであります。
この内容は、これから30年以内に震度6弱以上の地震が起きる可能性が75%以上だと
言うのです。 30年間と言う長い間に震度6弱の地震は有るかも知れないが、1/4 位の
確率で無いかも知れないと言うことのようです。 これって予測と云えますか?
それに、3.11の影響で周辺海域で想定される地震規模を前回より大きくしたと言う。
それって何か競馬の予想に似ていませんか? 当たらない人ほど幅広く予想をして仮
に当たっても買った金額を割り込んでいる人。
2005年以降に起きた6弱以上の地震の多くは、確率が低い地域で発生しているとい
います。 大震災前の岩手、宮城、福島の確率も非常に低くなっています。
私は決して地震をバカにしている訳ではありません。「災害は忘れたころにやってくる」と
言う諺もその通りだという思いも有ります。 それだけに、地震調査委員会の先生方には
地震予測が「オオカミ少年」にならない様に、もう少し精度を上げる様に、平素の研究を頑
張って頂きたいと心から思います。