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社説を読む

2012-01-23 14:27:34 | 主張

      世論に鈍感な政治家が、実に多い。

   日曜日は、政治討論番組が比較的多いので、フジTVの「新報道2001、岡田副総理の

   覚悟とは」やNHKの「日曜討論、与野党論戦」またBS-TBSの「政策討論、われらの

   時代」等を視聴し、国会開会を前にした各党の考え方を何とか理解しようと努めた。

   どう聞いても、政府民主党のこれまでの政策はほとんど破たんしていると思われるが、なん

   とか政治を前に進めようとする姿勢は感じられた。 問題なのは野党の谷垣自民党山口

   公明党の主張である。 総裁、代表の名を冠したのは、この人達を中心とした意見で、必ず

   しも党のまとまった意見ではなさそうだからである。

                        

   民主党が提唱している、税と社会保障の一体会改革について、自民党は頑なにこれに応じら

   れないとしており、公明党は、年金制度改革の全体像が明確に示されれば応じることもある様

   な、曖昧な態度を取り続けている。 
                               

   特に、自民党大会における谷垣発言については、本日、全国紙各紙の社説が厳しい批判を加

   えていることを少しも感じないのだろうか。

 

   今日の新聞各紙の社説(産経は、主張)は次のとおりである。

   読売新聞  自民党大会 政権復帰の準備は不十分だ

   毎日新聞  自民党大会 解散を求めるだけでは

   日経新聞  谷垣氏の君子豹変を見たい

     以上三紙は、前記社説の中で、その代表的記載内容を例示して説明すると、

     谷垣氏が大会の中で「いま問われるべきことは『なぜ協力しないのか』ではない『国民的約束

     を破った民主党は信を問い直せ』ということだ」と発言したことについて(毎日)

     自民党に求められるのは、批判するばかりでなく、堂々と議論に応じることだろう(日経)   

     と述べている。

     産経新聞  自民党大会 憲法改正通じ反転攻勢を

     (憲法論議を深めるよう述べているが、傍論では、与野党協議を拒否している事に付いて、自民

      党らしさはどうしたのか。と批判している)
           

     朝日新聞   議員の歳費―2割削って見せよ

     (朝日だけは別、そのとおりであるが、朝日らしい切り口で民主党批判を行っている)
          

     それにしても、国会議員はいま国民の多数が何を望んでいるのか、もう少し敏感になっても

     いいのではないか。 民意の反映されない、政治は国民からソッポを向かれる。
                                             

 

 

 


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