最近全く変なことがあります。 家にオレオレ詐欺から電話が有りました。
今だから話しますが、9月2日夕方の事です。
東京にいる長男から「〇〇先輩から電話がなかったかい」と聞いてきました。
翌日、同じく長男から「〇〇先輩の保証人になっていたんだけど、借金を残したまま
いなくなってしまった。 弁護士にも相談しているが、サラ金みたいなところで金融機
関としての信用も有るので200万円を払わなければならない。都合して貰いたい」
との内容だったので、カミさんが「お父さんが留守なので帰ってきたら相談してみる」
と言って、半信半疑ながら一応電話を切った様です。
帰ってその話を聞いた私は、矛盾する話で「これは詐欺だ」と確信しました。
・ 借金したままドロンする人間が保証人の実家などへ電話する筈がなく、そんな
確認は必要がないこと。 ・ 弁護士が入っていながら内容も精査しないで「直ぐ
に支払わなければならない」等と言う筈がないこと ・ 金融機関の信用て何、誰
に対する信用か意味不明なこと 等です。
長男に、電話すると「そんな電話してないよ…」と怪訝な様子でした。 ヤッパリ
教 訓
その1 通常の社会活動をしていて『今すぐ金を払わなければ生きていけない』等
と云う事はあり得ないこと
・ 事故や事件で直ぐに金を払わなければ警察が取り扱いを変える等と云う事は
絶対にない。 ・ 暴力団に追われている時は危ないが、その時は金ではなくて
警察に相談すべきこと。 ・ サラ金・ヤミ金などは高利での支払いが多く弁護士
司法書士等は内容を精査し、逆に過払い金を相手に請求するケースも多いこと。
その2 少しでもおかしいと思ったら相手を確認すること
・ こちらから電話をかけ直す ・ 本人しか知らないことを聞いてみる 等々
その3 一人で決めて行動しないで、必ず誰かに相談すること
・ 家族・親戚・近所の人などなるべく信用できる人
今回は教訓の全てが当てはまるケースでした。
再度かかってきたら、上手く誘いだして捕まえる算段をしていましたが、「相談
してみる」の一言が効いたのか二度と掛かってきませんでした。 少し残念