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ES組織開発コンサルティング実践講座 合宿レポート②田原真人さん特別講義

2023-07-05 15:09:55 | 組織開発・社風改革

合宿2日目は、参加型社会学会会長 国際ファシリテーターズ協会日本支部(IAF Japan)理事の田原真人さんをお招きしての特別講義が行われました。

合宿レポート①はこちら▼

CHATGPTの登場により、すでに定まっている枠組みの中で前例を踏襲する仕事がAIなどによって代替されていく時代が迫っています。

多くの仕事が淘汰されていく状況の中、人事労務に関わる人として何ができるのかを考えるワークショップを行いました。

田原さんのワークショップは、Two Loops Modelを使った「暗中模索力講座」というもの。身体を動かしながら、次の一歩を見出していくアイデアを探っていきます。

Two Loops Modelとは社会変革ファシリテーターで、日本でも広く活躍するボブ・スティルガー博士が編み出したモデルです。

時代の移り変わりに伴い停滞期を迎え、やがて終息する旧パラダイムと、次の時代を担うイノベーターが登場する新パラダイムが2本のラインによって表現されています。

講義では、床にテープを貼って、Two Loops Modelのラインを引きました。

参加者数名に、左下を起点にライン上を歩きながら、それぞれの人生や社会でどんな変化があったのかをストーリーテリングしてもらいます。

高度成長期やバブル崩壊のタイミングで何が起こっていたのか、何を考えていたのかが引き出され、それによって時代のダイナミックな動きが見えてきます。その後は旧パラダイムにいる人と、新パラダイムにいる人に分かれてロールプレイを実施。変われないでいる人や、パラダイムシフトできた人の立場を考えて発言することで、対話を通した新しい気づきがありました。

社会が大きな変化に直面している今だからこそ、本質をつかみ、気づきをアウトプットにまで繋げる重要性を感じた参加者が多かったようです。

田原さんが時代の流れを示してくれたように社会や組織、個人のありかたは変わっていきます。人事労務に関わる人として、その変化を感じとりながら、組織をどういう方向に導いていけばいいのか、考える糸口となりました。

 


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