BOSEスピーカーの音質をめぐって
“2ちゃんねる”では相変わらず「否定派」「肯定派」に分かれて
喧々諤々とやっている。まさに10年1日の限りだね。
本来は感覚的な範疇で語れば“BOSEの音が「好き」か「嫌い」か”
という極めてシンプルなものなんだけどさ。
まあ、議論のための議論なので、出てくる事象も結構面白い。
(いつも思うのだが感情的に相手を罵る輩はいただけないが)
前にどこかで書いたかもしれないが、
とにかくBOSEとの出会いは、何もないジムの一室で
嫌いなミュージシャンのヒット曲を聴いた瞬間に
“この音はっ!”と衝撃を受けた事に始まっている。
「細かいことはどーでもいい!とにかく俺の音を聴けー!」と
言わんばかりの鳴りっぷりの良さね。
そこにはHiFi音というよりは“BOSEの出す音楽”の哲学っつーのかな。
そんなものがあったように思える。
以来、ファンになっているのだが、むろん納得のいかない製品だってある。
そんな中、今回は101IT(101イタリアーノ)について書こう。
店頭で飾っていた“イタリアンレッド”が売れないので
2個5,000円で知り合いの店員から当時譲り受けたものだ。
これまでBGM的にスピーカーを活用するなんて勿体ないことは
してこなかったが、ご存知の通り最近ではスピーカーがうじゃうじゃある。
そこでBOSEの推奨する天井付近に“BGM的に活用すべく”設置してみた。
(ここがミソで、いつも机の片隅などに設置して小音量で使っていた)
すると、まあ、なんということでしょう!
とても11cm一発で鳴っているとは思えない、ふた回りほど大きいサイズの
スピーカーが鳴っているような大迫力の音を出すではありませんか!
これは自分でもにわかに信じられない事態で、わが耳を疑ったほどだ。
認めたくない事だが、音のインパクトはもっと高価な他のスピーカーを
遥かに凌駕すると言っても過言ではないのだ!
なんで?なんで?なんで?どーして?
まあいい!障害物の無い天井からの音はメチャクチャ拡がって
本当に音に包まれるような音場になる。
これは凄い!このスピーカー本来の力を全く発揮させることなく
20年近くも経っていたのか!くーっ!勿体ない!
特にピンクフロイドとかジェネシスとかの幽玄系の楽曲を聴くと
たまらないほど魅力的に響く。
もちろんパンテラやスリップノットのような
ドラムがビシバシ決まる楽曲も、床に響くほどに太く鳴る。
いやあ、普段聞かないCDですら聴いてみようと思ってしまう。
何かのケミストリーですかね?ヘタにいじれない状態だぞ。
このマジックを失うのはあまりにも痛い!つか怖い!
と、ゆーワケで遅れてきた天才はウチの主力級の音を出している。
“2ちゃんねる”では相変わらず「否定派」「肯定派」に分かれて
喧々諤々とやっている。まさに10年1日の限りだね。
本来は感覚的な範疇で語れば“BOSEの音が「好き」か「嫌い」か”
という極めてシンプルなものなんだけどさ。
まあ、議論のための議論なので、出てくる事象も結構面白い。
(いつも思うのだが感情的に相手を罵る輩はいただけないが)
前にどこかで書いたかもしれないが、
とにかくBOSEとの出会いは、何もないジムの一室で
嫌いなミュージシャンのヒット曲を聴いた瞬間に
“この音はっ!”と衝撃を受けた事に始まっている。
「細かいことはどーでもいい!とにかく俺の音を聴けー!」と
言わんばかりの鳴りっぷりの良さね。
そこにはHiFi音というよりは“BOSEの出す音楽”の哲学っつーのかな。
そんなものがあったように思える。
以来、ファンになっているのだが、むろん納得のいかない製品だってある。
そんな中、今回は101IT(101イタリアーノ)について書こう。
店頭で飾っていた“イタリアンレッド”が売れないので
2個5,000円で知り合いの店員から当時譲り受けたものだ。
これまでBGM的にスピーカーを活用するなんて勿体ないことは
してこなかったが、ご存知の通り最近ではスピーカーがうじゃうじゃある。
そこでBOSEの推奨する天井付近に“BGM的に活用すべく”設置してみた。
(ここがミソで、いつも机の片隅などに設置して小音量で使っていた)
すると、まあ、なんということでしょう!
とても11cm一発で鳴っているとは思えない、ふた回りほど大きいサイズの
スピーカーが鳴っているような大迫力の音を出すではありませんか!
これは自分でもにわかに信じられない事態で、わが耳を疑ったほどだ。
認めたくない事だが、音のインパクトはもっと高価な他のスピーカーを
遥かに凌駕すると言っても過言ではないのだ!
なんで?なんで?なんで?どーして?
まあいい!障害物の無い天井からの音はメチャクチャ拡がって
本当に音に包まれるような音場になる。
これは凄い!このスピーカー本来の力を全く発揮させることなく
20年近くも経っていたのか!くーっ!勿体ない!
特にピンクフロイドとかジェネシスとかの幽玄系の楽曲を聴くと
たまらないほど魅力的に響く。
もちろんパンテラやスリップノットのような
ドラムがビシバシ決まる楽曲も、床に響くほどに太く鳴る。
いやあ、普段聞かないCDですら聴いてみようと思ってしまう。
何かのケミストリーですかね?ヘタにいじれない状態だぞ。
このマジックを失うのはあまりにも痛い!つか怖い!
と、ゆーワケで遅れてきた天才はウチの主力級の音を出している。
発売当初から愛用し、もう25年経ちました。
初めてこのスピーカーを鳴らした時の驚きは今でも鮮明です。
もっと大きな物や、高価な物も試しましたが納得できず、いまだにこのスピーカーにお世話になってます。
聴くジャンルもローファイなロックから重厚な映画音楽まで様々ですが、すべてをこなしてくれる相棒として今後も頼っていくと思います。
いやはやこのSPの素晴らしさに今頃気づくとは全く情けない話です。
この頃メインSPにしていたのはBOSEの501Xです。同じソースでの音質比較なんかは一切していないという怠慢さでした。
やはり価格やサイズから“決めてかかる”というのは要・注意ですね。
イタリアーノは501Xよりもいい音で鳴っています。
せいさんも色々試してイタリアーノに落ち着いていらっしゃるとの事。最初からイタリアーノ狙いというところがサスガですね。
現役ユーザーからのコメントはうれしい限りです。
中古市場を見てもあまり流通していないので、101シリーズの中では地味な存在ではないのでしょうか。
ところであの高音質(音が拡散してきらめいているような感じ)は一体どこから来るのでしょうか。
自分的にはサイドに設けられたポートで“化けた”のではないか…と考えています。
また遊びに来ていただけたら幸いです。
コメントが遅れましてすみませんでした。
私は4年ほど前にスピーカーケーブルをベルデン8470というアメリカ製のものに変えたんですが、細くて1mで200円ほどの安いケーブルなのにもっと音が良くなりました。
全体的な音像がよりクッキリして、まだまだ伸びるポテンシャルに驚くばかりです。
エアロダイナポートはポートノイズ解消のためとされているようですが、私も全体の音質に影響していると思います。
横についているのがミソなんでしょうね。
これを壁に向けるか、スピーカー同士に向けるかでかなり音質が変わってくるので、壁ギリギリに向けるとバッフル効果がきついみたいで音が篭ってしまうため、よけいにそう思うのかもしれませんが、jibara_kingさんの設置写真を見ると、ポートと壁の距離がかなり近いので壁に硬い素材で音を反射するようなものを貼ると音がもっと抜けるかもしれませんね。
私は壁のコーナーではなく、壁に対して平行に設置してポートを内側に向けて壁にポートから出る音波(気流)を遮断せずに開放してます。
ちょうどスピーカー同士のポートから出る音波が中央でぶつかる感じでしょうか。立体感とか位相が明確になる感じです。
設置場所や角度をいろいろ変えると、ダイレクトに反応してくれるスピーカーなので、難しくも面白いです。
自分もアクロテックとかケーブルはいろいろ変えて変化を楽しんでます。太いケーブル入れるのに苦労するのが玉にキズですが、今は低音の量感が増すDENONの極太ケーブルを使っています。
おっしゃるように、ポートは内側に向けたほうが密度が高い音になりますよね。ブログでも書いたように現状セッティングで音が化けたので、当面このままで行っとこうと思います。このSPはちょっとしたことで音が凄く変わっちゃいますからね。