ロブ・ゾンビ監督のハロウィン
名古屋でも上映されたので土曜日、観に行ってました
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1978年に製作されたジョン・カーペンター監督の同名映画のリメイクです
小さな生き物を嬲って殺すことに快感を持っていた少年マイケル・マイヤーズが
ハロウィンの夜、自分の家族(飲んだくれの父親・姉・姉の彼氏)を惨殺。
その後、マイケルは血まみれの家の外で、まだ赤ん坊だった妹を抱いて
唯一優しかった母の帰りを待っていて・・・警察に捕まり独房に収容。
その後17年間、マイケルを更正させようと、彼を見てきたカウンセラーも
マイケルを治すことを諦め・・・
彼の目の奥には「闇」しか見えない、サイコ(性格異常者)と診断。
その頃にはマイケルはもうヒトコトも言葉を発しなくなってて。
そのマイケルが17年の年を経て刑務所を脱獄。
ブギーマンの仮面を被り、出会う人々を手当たり次第に惨殺しながら、
彼の向かった先は、昔自分が住んでた家。学校。
そして昔、彼が殺すことをしなかった、妹。
闇しかない世界に住む彼が求めたものはいったい、何か。
映画の内容はそんな感じ
惨殺につぐ惨殺な割りに、そんな血飛沫が飛び散るわけでもないから
スプラッタではないと思うんだけど・・・
スクリーム系ではありました
ちょっとウザイくらい
音楽がね。
もっと派手なんでくるのかと思ってたんだけど、意外と静かで
あれだけのスクリームだから、それを乗せて、自分も乗るって感じな
テンポいい、重~いのがくるかな?と思ったんだけど
歩くブギーマンと一緒に重低音が聞きたかった
でも親切に面倒見てた独房の世話役のおっちゃんも
長年、彼を見てきたカウンセラーの先生も
他の人となんら変わりなくサックリ殺しちゃうトコは
底冷えするくらい、怖かったです
快楽殺人の方がまだ人間的・・・。
精神異常者って・・・
ロブ・ゾンビ監督。
もともと、ホラー映画の音楽でちょこっと知ってた人で。
(本業は音楽でデス・メタルな人なのらしい)
ホラーの音楽って重メなハードロックやメタル、多いから
そんな気にしてなかったんだけど、映画(それもホラー)を製作されてたんで
気になってた人。
「マーダー・ライド・ショー」、「マーダー・ライド・ショー2」も見てて。
↑陽気な殺人一家の話 絵面はかなりばっちーです
グラインドハウスに入ってるフェイクの予告編もひとつ作ってて。
(ロブ・ゾンビの映画、全部に出てる奥さん、シェリーが主役の
ナチス親衛隊の服着てた狼女の予告編でした)
「時計仕掛けのオレンジ」のプロモーションビデオも独自で作ってるんですよね
そうそう、今回、ハロウィンでマイケルを更正させようと頑張ってたお医者さん、
マルコム・マクドウェルなんですよ
時計仕掛けのオレンジで主役やってた、あの狂気な目をした不良少年
その面影は全然、なかったけど
それをここに持ってくるのも面白い
映画の帰りに、本&雑貨のお店で目に付いた
時計仕掛けのオレンジのポストカード、(もちろんマルコム・マクドウェル)
つい、買っちゃいました
お誕生日が近かったバーテンダーさんに渡しちゃったけど
この日は雰囲気的に話しにくくて、何も話さなかったから、
きっと意味わかんないヘンなモノですね
大人バージョンの主人公の不気味さといったら
映像だったり音楽が無くても震えます
無理無理!観れませんよ~
心臓がどきどき
気持ち悪い~とは思わない・・・
けど、そんな些細なコトはきっと対象外ですよね