秋の夜長、第二弾は
かなり古いイタリアンホラーの名作からピックアップ
サスペリア(1977)[HDリマスター版]
往年のホラーなのですが、タマ自身、見たっけ?見てなかったっけ?
見たとしたら、リマスター版のリバイバル・・・・??
という感じで、曖昧な印象だった「サスペリア」。
最初はゾンビか黒魔術系と思ってチョイスしたんですよね
えーっと、ゾンゲリアとか、そのへん???
・・・全く違ってました
・・・どちらかと言うと、ゴシックホラーに近いような
お話はこんな感じ
舞台は、ドイツの名門バレエ学校。主役はアメリカから留学してきた少女スージー。
嵐の晩に森に飛び出した女性が謎の殺人犯に殺される。
バレエ学校は寄宿舎を擁していますが、生徒が何人も行方不明になっている。
奇怪な教師たちの行動。夜になると響く謎の靴音。
体調を壊したため、特別な食事をとらされるスージー。
やがて謎を調べていた友達も行方不明になってしまう。
友達のメモをたよりに謎に迫るスージー。
彼女が見たものとは・・・?
お話自体は、そんな怖くもなく、グロくもなく、驚かすものでもなく。
昨今のスピード感溢れる、ド派手なホラーとも、
ホラー全盛期の超エロ・グロでばっちいB級ホラーとも異なるジャンル。
なにが違うって
オシャレなんです
出てくるバレエ学校の建物の外観は鮮やかでモダン、でも正統派。
内装もクラシカルですが赤をベースにした色彩がとても美しく、まるで絵画。
主役のスージーもほっそりとして、大きな目と巻き毛が愛らしいお姫様系女子。
そして、テーマソングがこの雰囲気にバッチリ、はまってる。
独特の世界観ですね。イタリアン・ゴシック・ホラーって感じです。
サスペリアは続編もあるようですが、どうなのかな?面白いのかな??