小学生の女の子が親の虐待で死亡。
学校が行ったアンケート「誰にも漏らさない」を信じ教師に助けを求めた。
親が学校へ教委へ怒鳴り込んだ。
個人情報だから本人の了解がなければ見せられないと。
後、了解する旨の書付をもって再訪。
裁判とかいろいろと恫喝されやむを得ずコピーを渡した、と。
恫喝であれば立派な犯罪だ。
しかるべき手を打てたはず。
何よりも「誰にも漏らさない」はずのアンケートだ。
本人の了解といっても虐待を繰り返した親だ。
成人と扱いは違うだろう。
ここで判断を誤らなければ少なくとも命をなくすことはなかったと思われる。
学校や教委に責任のすべてを押し付けるものではない。
が、子供にとって自分を守る最後の砦であったはず。
時に警察が介入することも否定するものでない。
大人が子供を守らず誰が守るというのだろう。
こういう報道に接するたびにやりきれない気持ちになる。