ロシアと平和条約締結で交渉ちゅう。
領土問題をどうするかで平行線。
ロシアは先の大戦で当時のソ連が勝ち取ったと。
だが、先の大戦で領土の不拡大が約されていた。
それが終戦間際のヤルタ会談でソ連の千島占領が密約された。
それに基づき講和条約で全千島の法規が謳われた。
それがあってか自民党政権は及び腰だ。
歯舞・色丹はもともと北海道の一部だ。
国後・択捉は江戸時代に当時のロシアとの外交交渉で定めた国境線で日本領となった。
南千島の範囲だ。
その後、樺太・千島交換取り決めでカムチャツカ半島の手前まで全千島が日本領となった。
戦後、元島民の選挙票目当てに北方四島の一括返還を言いだした。
日ソ共同宣言で歯舞・色丹の返還を盛り込んだ。
それを言いだすと返還とは書いてあるが主権については書いていないとロシア流の難癖だ。
自民党にロシア相手の交渉能力はない。
日本も経済的な思惑があるから正面切っての交渉などできるはずもない。
真の意味で政権が変わらなければ無理だ。