カルロス・ゴーン容疑者が特別背任容疑で再逮捕。
東京地検特捜部が拘留期限延長を裁判所に申し立てたが却下。
別容疑で拘留を申し立て認められた。
ワイドショーに出た元検事が端無くもいった。
拘留期限延長はよく使う手だと。
今回は有価証券報告書の虚偽記載というものであった。
同じ容疑のものを年度を分けて拘留期限延長に使った。
これはワイドショーを見ていておかしいとは思った。
パネルには何年か分が載っているのに前半部分についてだけ問題があったと。
後半部分は問題なかったのかと疑問に思った。
その次に疑問に思った部分も同じ容疑で逮捕と。
国内の各種事件にしてもよく聞く言葉だ。再逮捕。
刑事事件では例えばまず死体遺棄で逮捕・拘留しその後証拠が確定し殺人で再逮捕とか。
経済事件でも同様だ。
とにかく身柄拘束が司法側に都合がいい。同時に容疑者にかかる精神的・身体的苦痛が容疑者に大きなダメージが。
それによって自白が容易に引き出せるという理屈だ。
いまだにこの手のやり口は変わっていない。
今回は外国人ということもあり世界的なニュースになっている。
特にフランスは政府がルノーの大株主であるから神経をとがらせている。
今回の件は日産内のクーデターではとの憶測も流れた。
社長は否定しているが。
確かにけいえいの立て直しを引き受けた「恩人」には違いないだろうがすでに幹部も代替わり。
そして株の保有と言う点ではルノーが半数近くだが技術的な提携という面では日産がルノー支えているという。
もはや、ルノーの軍門に下っている理由はないと考えるのが妥当かも。
グループ全体ではトヨタを抜いて世界二位にのし上がった。
会長が社に顔を出すのは月数回とも。
そろそろ日産から出ていただこうか、となっても不思議はなかろう。