昨日、二年前砂川で起きた飲酒運転による一家5人死傷事故から丸二年経った。
懲役23年の刑が言い渡されたが上告しているとも伝えられた。
当時18歳の同級生が事故現場に献花して元気なころを偲んでいた。
彼らも今は20歳。法的には飲酒可能な齢になった。
ふと考えた。
この国の飲酒に対する寛容さ。
国の肝いりで、かつてサマータイムが提唱された。
街の飲食店が営業時間を繰り上げた。
早い時間から酒が飲めると。
国は、早く帰宅して家族と過ごす時間を持とうと言っていたが、何のことはない。
早くから呑むことを奨励したようなものだ。
今回、やはり国が言いだした。
月末の金曜日の終業時間を繰り上げて残業しない。
家で家族サービスをと。
これもまた早い時間から呑めるぞ、を助長した。
呑む人間すべてが飲酒運転をするわけではない。むしろ少数だ。
その人間が重大な事故を起こす。
このごろテレビを殆ど視ないのでわからんが、夜の時間帯のアルコールのコマーシャルは
どうなっているのか?
若いころ、かなりビールやウィスキーなどのCMが良く流れていた。
おとこはだまってxxビールとか、女房酔わせてどうするつもりとか。
あとは、ハイボールのCMなど。
とにかくアルコールのCMがわんさと流れていたと思う。
夏になるとビアガーデンのオープンを流し、ノンベエの姿を画面に映す。
まあ、若い頃の自分を想うと偉そうなことは言えないが・・・。