使い続けて十年以上になると思う。
布団の尻のあたりがヘタッて寝心地が悪い、気がしていた。
夏場には外で陽に当てていたが元には戻らない。
ネットで調べて最近取り替えた。
今までのは寸足らずな感じで朝になると足元からずり落ちそうになっている。
今回、10センチ長いのにした。
やはり、たかが10センチされど10センチである。
冬に使っていた掻い巻きも昨年新調。
暖かさが全然違う。
こういったもろもろはすべて妻がやっていた事柄。
一人の生活になって、オロオロしていたが、やっとそれらしく生活できるところまでになった。
ねぎらい、いたわりなどついぞ口にしたことがなかった。
今更、反省したところで詮無いことはわかっているのだが・・・。
これが人生、生きるってことなのかなあ・・・、と。
わが身の後世もそんなにあるわけでない。
だから、よけいにそんな風に考えるのだろうか?