昨年のフィールドデーコンテストは清水区、全市全郡コンテストは駿河区に移動して参戦、
ともに入賞でき、今回は残る静岡市内葵区から参戦したかったのですが、コロナ感染による緊急事態宣言、
そしてJARLからも移動運用での参加自粛が呼びかけられており、葵区移動は次回のお楽しみです。
さてさて、自宅からの ALL JAコンテスト参戦は、なんと17年ぶりです。
そして自宅には、まともにアンテナが上がっていません。(笑)
〇 自宅の敷地面積が狭い。
〇 立地は角地、その角には電柱がありトランスも設置されています。
〇 家は3階建てですが、家に並行して屋上の高さ、目の前に電線が複数本、通っています。
〇 アンテナが敷地をはみ出すと、クレームが来るお隣の住人。
このように厳しい状況なので、シングルバンド参加も考えましたが、
いつものように電話マルチバンドで、そして可能性は低くても入賞を目指し
この2日間のため、仮設でも構わないので、なんとか各バンドにオンエアできるよう試行錯誤です。
屋上には50MHzのHB9CVと21MHzのダブルバズーカ。
28MHzはツェップアンテナを3階ベランダの手すりを使って張りました。
ここまでは、敷地内で問題なく収まります。
今回、メインは3.5と7MHz、両バンド共用の短縮型ダイポールを何とかしたいと考えた末、
道路側の角の3階ベランダから伸縮ポールを伸ばして高さを図り、給電点からそれぞれ家の端に向かって
ワイヤーを張りました。張るというより垂れ下げた?感じで長さが足りないので端を少し持ち上げ、
緩やかなJの字のような形になりました。
上から見た平面図は上記のとおり。
どれが電線で、どれがアンテナのワイヤーかわかりにくくなっています。
家の端部分
最初にダイポールを設置したときは、壁が近すぎたのか? SWRは無限大!
できるだけ壁からワイヤーを離して、アンテナチューナーで無理やりマッチング。
何度も張りなおしたこともあり設置終了まで、なんと6時間!!!
いつもの移動時の設置時間よりも何倍もかかってしまいました。
コンテストが始まる時点では、21~50MHzはシーンとしています。
7MHzが少し聞こえていましたので7MHzからスタートしすぐに3.5MHzへQSY。
ローバンドの10Wは厳しいのですが、壁を背負ってのダイポールは、いつもの移動時よりもさらに厳しいものでした。
呼んでも呼んでも取ってもらえず、CQを出しても応答は無し、予想はしていましたが気が滅入ります。
日付が変わるまでに、なんと19局しかQSOできません。
夜がふけ3.5MHzで呼び続けますが3時前に睡魔に勝てず、ここまで50局程度。
朝、目覚めてから7MHzを中心に頑張りますが、バンドコンディションと送信出力の関係で
次々とQSOできることは無く、1時間に5~10局ペースでコツコツと局数を積み上げていく連続でした。
それでも7MHzでマルチが予想以上に拾えたことが収穫でしたが、局数的には150局ちょっとでタイムアップ。
自宅参戦がこれほどつらいとは、、、。コンテストという名の精神修行の2日間でした。(笑)
昨年の全市全郡も台風で断念したので、禁断症状が出ています(笑)
この緊急事態が早く収まることを祈るばかりです。
また、お空でお会いできることを楽しみにしています。
今回は参加断念されたとのことで残念です。
ALL JAでの外出自粛に続いて、静岡コンテストも中止となり、辛いですね。
一刻も早く事態が終息することを願っています。
150局は工夫してアンテナ設置した成果ですね。
私もやむなく自宅から参加しましたがサッパリでした。
3.5MHzはモービルホイップの10Wで予想外の5局(だけですが)とQSOできました。
移動運用できるようになるのはいつの日やら。
今回、無理やりワイヤ-を張っての参戦はだいぶ無理がありました。呼び続け、1時間に10局もいかないぺ-スだと、精神的にしんどいですね。
一日も早く移動運用したいものです。