フィリピンの顔

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救援物資は連係プレーで。 【PCG】【PCGA】【キワニス】【AOW】

2009年08月10日 | ボランティア
何度かこういう事をやりましたけど、実際に地すべりなどで被害に遭った地方の救助や援助は、普通の民間ボランティアでは、例えば台風や洪水等の災害の原因が収まるまでは二次災害の危険性もあり、なかなか近寄る事が出来ない場合が有ります。
私も、NGOの組織があり、日本で言うNPOの様なボランティア団体ですが、日本からやフィリピンの民間、また湾岸警備隊等から集められた義援物資は、早急に被災地へ届けることは不可能です。
現地踏み込みの許可が降りるのは、政府関係や軍関係の一部でしょう。

そして空から飛行機やヘリコプター等で救助や援助が出来るのが【AOW】の活躍です。
【AOW】は、Air Operation Wing の略で、空から地面や海に向けての働きが出来る機関です。

湾岸警備隊と一対のような関係ですが、湾岸警備隊からも【AOW】の隊員になることも出来ます。

私も、セミナーを受け、ある試験をパスして隊員になっていますが、【AOW】のライセンスの中には、ヘリコプターに乗って水難事故に遭った人の救助をする事と、【K-9】などの救助犬や警察犬の使用許可も含んでいます。
ただ私は、怖いので、まだヘリコプターに乗ったことが有りません。


ここに沢山の写真を掲載していますが、タイトルにしている「連係プレー」を例に挙げた典型的な救済のやり方です。

この「連係プレー」でお互いの団体の持ち味を発揮することが出来る企画を、「ジョイント・プロジェクト」と言います。


ここで写真の説明に戻しますが、この場合は、危険地域への援助での「ジョイント・プロジェクト」です。

まず、企画をしたのは、湾岸警備隊【PCG】【PCGA】で、集められた救援物資は、衣類、毛布、ラーメン、米、チョコレート等の菓子類等です。

それらを一人分ずつ小分けして袋詰めは、【キワニス・クラブ・インターナショナル】の学生部、【KEY・クラブ】です。

次に【PCGA】湾岸警備隊が、パラニャーケに在る【AOW】のオフィスに持ち込みます。

そこでは、また別のフィリピン全土から少しずつ救援物資が集まってきます。
【PCGA】【AOW】でこの日は、2台のトラックに積み直しました。

ここからは【AOW】の「翼」にお任せ。 ヘリコプター等の手段で被災地へ届けられます。

現地の状況に応じて順次ボランティア団体も【PCGA】も現地入りして【AOW】と合流し、救援活動を実施します。


いかがですか? 日本からもかなりの救援物資が届きます。
それが団体や企業からも、一個人の少しの古着でも、それぞれの力を合わせて困った人を助けることが出来ます。

ボランティアにもいろいろ有ります。必ずしもお金は要りません。

私を見て下さい。30番目の写真で荷物運びをやっているでしょう?
軽いものなら任せてください。

しかしこの42枚の写真を加工してブログに載せるのは、ホ~ント大変な作業でした。
一枚一枚、写真をクリックすると拡大できるようにしました。
え? そんな必要ないって? …でもこの「プロジェクト」に参加した人たちが、写真をダウンロードするんじゃないかな、と思いまして…

あっ。お帰りの際には下のバナーから、私に援助のポチをお願いします。


























いつも訪問、ありがとうございます。


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