Blessing Ceremony 事務所開き
【Bless】とは、(ブレス)祝福、加護を得る。
【Ceremony】とは、(セレモニー)儀式、式典です。
【Bless】(ブレス)や【Blessing】(ブレッシング)と言う言葉は、フィリピンに住んでいると良く耳にする言葉です。
キリスト教を主な宗教とする国ですから、当たり前と言えば当たり前ですけど、あなたが日本人なら、なお更この【Blessing】に誘われる機会が多いでしょう。
どんな時に使われるかと言うと、こういう「事務所開き」や「新築」「改築」「移転」その他各種祝い事。
【Bless】は、タガログ(フィリピン語)で【Mano】(マノ)と言って、
仲人【ニノンやニナン】や目上の人に対して使い、子供たちはゴッドファザー【ニノンやニナン】(幼児の時代に行う洗礼式のときに承認されたスポンサー)や、おじ、おば、お年寄り、時には両親に対しても使います。
その時は、相手の右手を右手で取って、手の甲を自分の額に当てるようにして、「マノ ポ」と言います。
「マノ ポ」は【Mano po】で、「祝福して下さい」「ご加護を下さい」と言った挨拶です。
【po】は、目上に対する丁寧語で、いろんな単語の語尾に付けます。
例えば、【Magandang umaga】「マガンダン ウマガ」(おはよう)に対し、
【Magandang umaga po】「マガンダン ウマガ ポー」(お早うございます)
ですね。
【Magannda】は、「素敵」「素晴しい」「きれい」で、【ng】は(~な、~の)。
【Umaga】は、「朝」です。
「素敵な朝です」は、「おはようございます」
あ~! ややこしい!
キリが無いから、近い内に《タガログGO!》のコーナーを作ります。
とにかく、「マノ」は、祝福を得る為の行為です。 が、
まさか、キリストさんの手をとって「マノ」は出来ませんね。
そこで、神父さん以下、私たちは聖水を撒いたり、聖煙を散らしたり、ろうそくを灯したり、十字を切ったりします。
それを【Bless】や【Blessing】と呼びます。
日本風だと、塩を撒く行為や地鎮祭を思い出して下さい。
↑ ↑ ↑
そう言えば早いのに...(´ヘ`;)フー
★ 本題に入ります。
ここでは10月13日に行った【Blessing】をご紹介します。
いえ、宣伝になるから、ご紹介させて下さい。ですね。
「事務所開き」って、何の事務所を開いたかと言うと、
「First Global Resources Insurance Agency」
「ファースト・グローバル」と言う保険事務所を開きました。
冒頭の写真はクリスマスツリーではありません。
開店祝いのささやかな御花です。
なんとも寂しい御花ですが、これでも私がフィリピンに来た当時にはこんなまともな花を探すのが大変でした。
今ではここフィリピンは、多くの種類の花が揃っています。
保険会社の事務所開きと言っても、ここは列記とした弁護士事務所です。
「バルモレス・バルモレス・バルモレス・法律事務所」で、二人の兄弟とお父さんとの3人の苗字を取ってこういう名前を付けたようです。
なんとも人を食ったような弁護士一家ですね。
豪快で愉快で頼もしい人たちです。
右端の人がそのお兄ちゃんです。
左端の人は、ロータリークラブのパラニャーケ地区のプレジデントで、私と同じ警察グループの名誉会員です。
あ、私は肩書き会員ですが、この人のお兄さんは【CIDG】犯罪捜査部の大佐で、その関係での名誉会員です。
聖書を読んでいるのが神父さんでそのお隣が付き添いの人です。
さすがにロータリーの代表者ともなると、会合の度に【Blessing】をするので慣れていますね。
それにしても、神父さんの付き添いの人、神父が聖書を読んでいるのにポケットに手を入れたまんま。両手は怪我でもしてるのかしらん?
この人がインシュランス(保険)のエキスパートです。
後ろのテーブルの上のみんなの名刺も【Blessing】
おもむろに聖水を取り出しました。
早く逃げなきゃ聖水を掛けられる! (冗談)
聖水を撒きながら各部屋を回る神父さんの後を、みんなで付いて行きます。
事務所を出て階段まで【Blessing】
保険会社用に新しく購入した車も【Blessing】
お気づきだと思いますが、【Blessing】とは、
家内安全、交通安全、商売繁盛、厄除け祈願、等々ですね。
元々【Blessing】とは、いけにえの血で邪気を祓い清める、と言うのが本来の祈願法で、それが聖水や塩に変わり「清めて神のご加護を得る」様になったようです。
お相撲さんが土俵に塩を撒く意味もそうだと思います。
【Blessing】... これからチョクチョクこのブログに出て来ます。
さて、保険会社ですが、これは3年前に設立しました。
ファッション業界のFILAのマネージャー、ロータリーの代表、レストランの社長、銀行の頭取、弁護士兄弟、保険会社のマネージャー、それに日本人難民の私です。
3年前に皆さん揃って私の事務所に来られて、保険会社を一緒に設立しないかと勧められました。
私は自分の事業が落ち込んでいる最中でしたのでお受けしました。
【Blessing】が終わって渡された名刺を見ると、「副社長」!?
ああ、日本人のお客さんに呼びかけ易いように?
それで、「保険とは?」 って聞かれると、
「命のあるもの以外で、車や家や船、飛行機、携帯や...」
よく分からん...
とにかく、フィリピン在住の皆さん、
“ファースト・グローバル・インシュランス会社”
を宜しくお願いします。
宣伝しました。
仕事を頂戴!
ご訪問、いつもありがとうございます。
11月21日、記事にここを追加しました。
記事訂正
すみません、訂正をします。
この記事最後に書いている「仕事頂戴!」は冗談ですので、お詫び致します。
申し訳ありませんが、詳しい事は後ほど説明いたします。
理解力が無くて申し訳ないのですが
ファースト・グローバル・インシュランスと法律事務所の関係が良く分かりませんでした。。
花束の後ろには法律事務所のオフィス名があるようですが・・・
ファースト・グローバル・インシュランスの事務所開きなんですよね?
メンバーでもある弁護士の法律事務所を利用してってことなんですかね?
何だかおめでたい事に水を差してるようですみませ~ん
どうぞ頑張って下さいね~
すみません、解かり難くて...
今朝方寝ぼけまなこでアップしました。
ファースト・グローバルが、法律事務所で事務所開きをしました。
節約と言うか、お金持ちと言うか堅実と言うか...
お客が無いのは私だけなので、私に肩書きを就けて、実は皆さんそれぞれコネクションが有って、すでに大手のお客さんが居ます。
お金に成るまで法律事務所で十分だと言うことと、すぐに連絡が付くこと。
それに、法律事務所だと、便利な事が多いんです。
この「便利なこと」、近い内にお話ししますね。
祝いのお言葉、ありがとうございます。