フィリピンの顔

フィリピンの日常や、旅行記、人、観光地、ビジネス、
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Zosimo Jesus “Jess” M. Paredes II (議員立候補)

2010年05月01日 | 政治界
選挙が近づいて来ましたので、知り合いの中から、出馬される方や地位が変わる方などを急いでご紹介したいと思います。
ただ、深い知り合いだけじゃなく、私が尊敬する、一度でもご一緒に写真を撮らせて頂いた方もどんどんご紹介しますので、詳しい経歴が分からない方もおられますが、どうかご容赦下さい。
全員、お名前をネットで検索すれば、数多くの記録がある方ばかりです。
問題は、私は英語が解かりません。キッパリ。

Zosimo Jesus “Jess” M. Paredes II
ソシモ・ジェソス・パレデス・II 「ジェス」



パレデスさんは、フィリピンの元政府高官でした。

訪問米軍地位協定【VFA】(Visiting Force Agreement)の委員長です。

この委員長の地位は、2005年11月から2006年末まで大きな話題になった米軍兵レイプ事件を機に、元の弁護士として活躍する事になりました。


フィリピン・スービック基地レイプ事件

容疑者4名は沖縄に駐留する海兵隊員で、米比合同「反テロ」軍事演習のためにフィリピンに来て「ニコル」と言う女性をレイプしました。

被害者の告発により、フィリピン初の米兵を被告とするレイプ裁判が2005年4月に始まり、米軍・米政府、フィリピンの政府 ・司法当局の間で揉めました。
米兵の身柄は「訪問米軍地位協定【VFA】:(Visiting Force Agreement)」を盾に、マニラの米大使館が確保しました。

【VFA】には「米兵による犯罪は1年で時効」という条文があり、時効期限は2006年12月27日なので、もしこのときまでに有罪判決が出なければ、米政府が加害米兵をフィリピン外に逃がす可能性があると大変な騒動になりました。

結局裁判は有罪となりましたが、 【VFA】の訪問委員長であったパレデスさんは、米兵を裁判が終わるまでにフィリピンで拘留するか、米大使館内で拘留するかの渦中の人となり、【VFA】を辞職することになりました。


★ ゾシモ・ジェソス・パレデス・II 弁護士
「ジェス」はニックネームです。
「II」と言うのは、父親と同じ名前だからです。

私は、時と場所により、
「クウヤ・ジェス」(ジェス兄さん)か、
「アットーニー・パレデス」(パレデス弁護士)か、
「ユーセック」:(USEC)(アンダーセキュレタリー)(大統領府秘書)
と呼んでいます。

ここでは、「パレデス弁護士」と呼ぶことにします。


★ パレデス弁護士はフィリピン国軍の弁護士出身であり、政治家出身の陸軍将校です。

彼は17年間、軍隊で勤務し、立法者または議員(Batasang Pambansa)でした。

そして同時代に1984年-1986年のイスラム教の仕事をし、文化的なコミュニティのオフィスの副理事長または次官として働らき、1982年のフィリピン・バーのメンバーになり、1986年-1999年に弁護士業を営み、1999年-2003年からの和平プロセス上の大統領顧問官のオフィスで勤務していました。

フィリピン陸軍士官学校(1971年のクラス)の卒業生で、彼はフィリピンの国家警察の最高部の様々な地位(1971年から1984年までのAFP)で勤務しました。

1961年のバギオ大学財団の法律大学で法律を終え、
1983年-1984年に、国防総省【AFP】の研究をして、経済学【Diliman】(ケソン市の大学)を卒業しました。

その後、最初の【Batasang Pambansa】(全国的な立法機関)でイフガオの州の代表となり、議席を勝ち取った時に、
1984年5月、【AFP】から法律によって自動的に辞任されました。

彼はまた、「国防省」、「観光省」、「若者とスポーツ」、「貿易と産業」の委員会のメンバーでもありました。

2003年12月1日に、今は亡き外務秘書“ブラス・オプレ”は、外務省【DFA】にパレデス弁護士を役員として任命し、その後、訪問米軍地位協定【VFA】で大統領委員会の副常勤取締役となりました。

グロリア・マカパガル・アロヨ大統領はパレデス弁護士を【VFA】訪問米軍地位協定上の大統領委員会の常勤取締役として、同時に大統領補佐官(次官のランクを持つ)(2004年3月6日の大統領のオフィス)として任命しました。

パレデス弁護士は、マニラで生まれ、マニラとバギオ都市で育ち、マニラとバギオに住居を維持しています。
彼は、マリアオリビアと結婚し、4人の男の子と3人の女の子の父親となりました。
彼の両親はイフガオ出身で、将軍であり、過ぎし日の知事であった父、
Zosimo Joven Paredes と、Anacleta Arreola Mendozaという、薬剤師の母の間に、1948年5月27日にマニラで誕生しました。


★ 私とパレデスさんとの出会いは、
スービック基地レイプ事件の最中の2005年でした。

当時私は、キワニスのビリアモール空軍基地地区のプレジデントになるので、
戴冠式に誰に「ゲスト・スピーカー」(来賓のスピーチ)をお願いしようかと困っていた時に、大統領府の“ネストー・カマチョ”さんが、パレデス弁護士を紹介してくれました。

最初にお会いしたのは、マニラ市アドリアティコの日本レストラン「たなべ」でした。

ネストーさんとパレデスさんと3人で食事をし世間話をして、私は、
「ユーセック・パレデスさん、私の戴冠式にスピーチをして下さい。」
と頭を下げてお願いしました。
パレデスさんは、かん高い声で「喜んで!」と答えてくれました。


戴冠式は、ビリアモール・ゴルフ場のホールを借りて行いました。

ダバオからや、スービック、バタンガスまで、キワニスメンバーを含めて200人近く出席された方々の中で、パレデスさんにスピーチをして頂きました。

先のパレデスさんの履歴は、私の顧問弁護士が会場の皆さんに紹介して、
パレデスさんが登場し、自己紹介と私の事を紹介して祝ってくれました。
有名な人だとは知っていましたけど、私の履歴書も見ずに宙で私の素性を覚えておられ見事に語って頂きました。


〇左端が“ネストー・カマチョ”さんです。記事はここを見て。
〇2番目が、パレデス弁護士です。
〇3枚目が、Pinoyです。
〇右端は、パヘンテ弁護士です。

★ 意気投合した私たちは時々お会いしたのですが、2006年7月、
レイプ事件の騒動の最中に、パレデスさんは大きな問題を抱えてました。
ちょうど同じ時期に、マニラ市マラテ地区でちょっとした誕生会を開いた時、
私はパレデスさんから会場の外に呼び出されました。

「【NBI】(国家捜査局)の局長が亡くなったから、そこに座れないかな?」
「僕は、軍隊も卒業してるし、弁護士の資格も持ってるから...」

今だから言えますけど、何でそんな大それた事を私に?

「え~っ?私にそんな力はないですよ~。」

「君なら知り合いが沢山いるから何とかなると思って...」

「冗談じゃないですよ~。買い被らないで下さいよ~。」

まあ、何とかそれなりの人をご紹介して、大統領府に申請しましたけど...
結局間に合わず、次期局長は決まってしまいました。
危ないでしょ、そんなこと頼まれたら。 嬉しかったけど。

パレデスさんには、うちのNGO(NPO)のチーフ・弁護士になって頂きました。

★ その以前から、エンターテイメントが日本に入り難くなっているので、うちのNGOのパートナーとパレデス弁護士の3人で、
日本の国会議事堂に行くように準備していたのですが、忙しすぎて国外に出れそうもないと、外務省【DFA】アンバサドーのジョゥイー・アンペソさんと3人で行く事になり、パレデスさんには、そのことを何度も、テレビやラジオでニュースにして頂きました。


〇左端、アンバサドーのジョゥイー・アンペソさん。
〇2番目、パレデス弁護士。
〇3枚目、Pinoyです。
〇右端は、私のパートナーのジェソス・デラ・クルスさんです。

●パレデスさんは留守番で、
他のこの3人で、国会議事堂や議員会館に行きました。





ばんざ~い!!  だって。

〇うちのオフィスで、【カパティラン党】の決起集会。
折りしも、2007年の上院議員選挙に【カパティラン党】として立候補した時は、私の事務所で小さな決起集会を開きました。
その結果は、立候補者46人の中で、29番目の位置で落選しました。


この日、パレデスさんが【ABS-CBN】局と【GMA】局と一緒に、
私のプロモーションに取材に来ました。




懐かしいです、私のこの部屋。パレデスさんの後ろの壁ですが、
左が私が描いた絵で、右が亡くなった親父が書いた筆字です。(失礼)



【GMA】で放送されたのを、見つけました。

動画の貼り方が解らないので、ここをクリックして下さい。

面白い事に、アナウンサーは、私の事を【Pinoy】(フィリピン人)だって。



【GMA】で、ラクソン上院議員とパレデスさんの問答が入ってました。

ここをクリック

他にも懐かしい写真が出てきました。




男前でしょう? 今は長い髪を切ってますけど。



パレデスさんと大統領府のクリスマスパーティに出席した時の写真です。




現在、パレデス弁護士は、オルティガス市に弁護士事務所を構えて、
今回も【カパティラン党】から上院議員選に出馬しています。


そして、【DZXQ】 1350Khz ラジオの2つのプログラムを主催しています。
* 「Para sa Diyos」 (神のために)―平日の9:30am - 10:00am
* 「Moral Force Radio」(道徳的な力のラジオ)―日曜日9:00am - 10:00am


ちょっと私、今エジプト人と喧嘩をしてますから、早く選挙が終わる事を願ってます。

パレデス弁護士は、「選挙に勝てたら何でも協力するから、待ってて。」って。

これって、選挙不正?  公約でしょ? きっと。


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