"クリスマスキャロル"といえば"稲垣潤一"というあなた…そうですか、もう20年も前になりますよ。好きだの嫌いだのと騒いでいたあの頃、随分と私たちも歳を取ったものです。
作詞はあの秋元康氏。"とんねるず""おにゃんこ"そして今の時代は"AKB48"の仕掛け人ということで時代を超過して活躍していますが、S30年生まれの文化人として頑張ってますよね…大したものです。
ところでイギリスの作家チャールズ・ディケンズの"A Christmas Carol"は最近ディズニー映画の題材になっているようですね。
冷徹で、エゴ、そしてケチンボという三拍子そろったクソ爺スクルージがクリスマスイブの夜に出会った三人の精霊との不思議な物語です。
そこで最後の精霊との場面。屍から金銭はおろか着る物まで毟り取られるところを視たスクルージは、それが将来の自分の姿であることを知り自らの過ちと愚かさに気付きます。
かの亡将軍様にもう少しでも時間が許されたなら、きっと今頃は素敵な年末となっていたでしょうに…でも彼は(ワタシもそうですが)クリスチャンではないので精霊は現れないでしょうけど残念です。
「ひとたび民主化の自由と厳しさを知った国民を暴力やイデオロギーで抑え込む事はできない」ことをこの一年で十分に知らされたはずです。
まさか後ろ盾のご機嫌取るために、自らの危険を犯してまで半島に三途の川を流したりはしないでしょうが、各なる上は後継者様の側近にゴルビーをお迎えして再び経済開放の政策を実現させてはいかがなものでしょうか…