写真は11日からトーナメントが開催される宮崎フェニックスカントリー高千穂コースの3番165ヤードショートホールのティグラウンド・・・プロが使用する手前に見えるバックティはチェック柄、そしてフェアウェイは縞模様と綺麗に刈られていた。
滅多に経験できないラウンドに同窓生たちと挑んだ当日は薄曇りながら暖かく、太平洋から吹き付ける風も気になるほどではないコンディションにスコアの期待が高まる。
学生時代に親しんだ宮崎弁でジョークやアドバイスをくれる往年キャディと和やかに歩きながらのプレーはとても楽しかったが、さすがにコースはタイトで松林はもちろんガードバンカーやラフに苦しんだスコアは残念、しかし当然といえば当然の結果となった。
前日の期待と興奮で盛り上がった酒宴からまだ醒めないままに臨んだトーナメントコースはわれらに心地よい疲労感を与えてくれた。
しかしそれは達成感と呼ぶには余りにも幼稚な、どちらかというと身の程知らずが甲子園で草野球やったようなもので畏れと感動が混じった心の動揺といえる。
渋川晴海の運命は多くの偉人たちに係りながら知らず知らずにその偉業を成し遂げて行った。特に関孝和との出会いにより自分の未熟さと世間の広さを知り、そしてその智解に触れ過ちをただすことができた。(冲方丁著「天地明察」より)
われらヘボゴルファーも名門コースに触れることにより開眼できるかも・・・
拝